低電圧駆動でも精度を犠牲にしないセンシングを考える

高精度センシングでは、センサからの微小変動分を読み取るために、変動分だけをいかに抽出するかが問題になります。通常、センサからの信号には、本来読み取りたい微小差動信号に加えて大きな同相信号成分や、同相信号ノイズなどが含まれており、この同相成分を除去することが必要です。計測アンプICは、この同相成分を除去、高い入力インピーダンスを実現し、さらに微小信号を増幅するのに必要な高利得の精度も向上させることができて、高精度センシングには欠かせません。

TI の計測アンプ INA333 は75μA(マイクロアンペア)と低い静止電流、ならびに1.8Vの最小電源電圧によって、最高の電力効率を提供します。また25μV(マイクロボルト)と低いオフセット電圧、ならびに0.1μV/℃(マイクロボルト/℃)のオフセット・ドリフト特性を備えていることから、最高の精度、ならびに長期安定度を提供します。 これら数々の特長によって、ポータブルの医療用機器、データ・アクイジション、重量計、ハンドヘルドの計測機器などをはじめとするバッテリー動作機器の動作時間を延長すると同時に、精度および安定度を向上します。

INA333 Lowest Power Zero-Drift Instrumentation Amplifier

特長
  • 低いオフセット電圧: 25µV (最大)
  • 低いオフセット・ドリフト: 0.1µV/°C
  • 低い静止電流: 75µA
  • 低い入力バイアス電流: 200pA
  • 低い入力電圧ノイズ: 50nV/rt-Hz
  • 最小電源電圧: 1.8V
  • 1 パッケージに 3 個のアンプを内蔵
 
アプリケーション
  • ポータブル医療機器
  • ハンドヘルドの計測機器
  • データ・アクイジション
  • 重量計
 設計リソース
INA333 Reference Circuits*: * 無償の TINA-TI™ スパイス・シミュレーション・ソフトウェアは こちら

さらに開発ツール、デザイン・ソフトウェア、シミュレーション・モデルをご参照いただくにはAnalog eLab™ デザイン・センター へ。