JAJSDP7 August 2017 AM5718-HIREL
PRODUCTION DATA.
TIは広範な開発ツールを提供しており、以下に示すように、プロセッサの性能評価、コード生成、アルゴリズム実装の開発、ソフトウェアおよびハードウェア・モジュールの完全な統合とデバッグなどの用途に利用できます。
製品開発サイクルの段階を示すために、TIではマイクロプロセッサ(MPU)とサポート・ツールのすべての型番に接頭辞が割り当てられています。各デバイスには、X、P、空白(接頭辞なし)のいずれかの接頭辞があります(例: AM571x)。テキサス・インスツルメンツは、サポート・ツールの3つの可能な接頭辞のうち、TMDXおよびTMDSの2つを推奨しています。これらの接頭辞は、製品開発の進展段階を表します。段階には、エンジニアリング・プロトタイプ(TMDX)から、完全認定済みの量産デバイス/ツール(TMDS)まであります。
デバイス開発の段階は次のとおりです。
サポート・ツール開発の段階は次のとおりです。
XおよびPデバイスとTMDX開発サポート・ツールは、以下の免責事項の下で出荷されます。
「開発中の製品は、社内での評価用です。」
量産デバイスおよびTMDS開発サポート・ツールの特性は完全に明確化されており、デバイスの品質と信頼性が十分に示されています。TIの標準保証が適用されます。
プロトタイプ・デバイス(XまたはP)の方が標準的な量産デバイスに比べて故障率が大きいと予測されます。これらのデバイスは予測される最終使用時の故障率が未定義であるため、テキサス・インスツルメンツではそれらのデバイスを量産システムで使用しないよう推奨しています。正規の製品版デバイスのみを使用する必要があります。
ZBOパッケージ・タイプのAM571xデバイスの注文可能な型番については、このドキュメントにあるパッケージ・オプションの付録やTIのWebサイト(www.ti.com)を参照するか、TIの販売代理店にお問い合わせください。
ダイにあるデバイスの項目表記マーキングの詳細な説明については、シリコン正誤表(文書番号SPRZ436)を参照してください。
NOTE
一部のデバイスには、パッケージの上面に装飾的な円形のマーキングがあります。これは、量産テスト・プロセスの結果として添付されます。これらのマーキングは装飾的なもので、信頼性には影響しません。
フィールド・パラメータ | フィールドの説明 | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
a | デバイスの開発段階 | X | プロトタイプ |
P | 量産前(量産テスト・フロー、信頼性データなし) | ||
空白 | 量産出荷中 | ||
BBBBBB | 基本量産型番 | AM5718 | 高位層(Table 3-1「デバイスの比較」を参照) |
r | デバイス・リビジョン | 空白 | SR1.0 |
A | SR2.0 | ||
PPP | パッケージ指定子 | ZBO | ZBO S-PBGA-N760 (23mm×23mm)パッケージ |
z | デバイスの速度 | X | デバイスの各コアについて、速度グレードを示します。詳細については、Table 5-5「速度グレードの最大周波数」を参照してください。 |
D | |||
Ss | セキュリティ識別子 | TU | ダミーのキー・セキュア・デバイス |
空白 | 汎用デバイス | ||
Yy | デバイス・タイプ | E | すべての産業用プロトコルに対応(基本プロトコルに加えて、EtherCATスレーブおよびPOWERLINKスレーブ) |
空白 | 基本的な産業用プロトコルに対応 | ||
Yn | 文字に続く数字は、顧客キー付きのHSデバイスを示します | ||
Tt | 温度 (2) | EP | 拡張(Table 5-4「推奨動作条件」を参照) |
XXXXXXX | ロットのトレース・コード(LTC) | ||
YYY | 量産コード、TIでのみ使用 | ||
ZZZ | 量産コード、TIでのみ使用 | ||
O | ピン1の指定子 |
NOTE
記号または型番の空白は省略されるため、前後の文字は連続して表記されます。
AM571xプラットフォームの開発を支援するため、以下の製品を使用できます。
AM571x Register Descriptorツールは対話式のデバイス・レジスタ構成ツールで、ユーザーはパワー・オン・リセット時のレジスタの状態を視覚化し、特定の使用事例に合わせてデバイスの構成をカスタマイズできます。
AM571x Clock Treeツールは対話式のクロック・ツリー構成ソフトウェアで、ユーザーはデバイスのクロック・ツリーを視覚化し、クロック・ツリーの要素を操作してPRCMレジスタへの影響を確認し、PRCMレジスタを操作してデバイスのクロック・ツリーへの影響を確認し、ユーザーによるクロック・ツリーの操作により影響を受けるデバイスのすべてのレジスタについて、トレースを参照できます。
AM571x Pin Muxユーティリティは対話式のアプリケーションで、システム設計者が自分のデバイス・ベースの製品設計について、適切なピン多重化構成を選択するために役立ちます。Pin Muxユーティリティを使用すると、特定のペリフェラル・インターフェイスで有効であるIOセットを選択し、設計で選択されたピン多重化構成が、デバイスによりサポートされている有効なIOセットのみを使用していることを確認できます。
プロセッサ・プラットフォーム用の開発サポート・ツールすべての一覧については、テキサス・インスツルメンツのWebサイト(www.ti.com)を参照してください。価格と在庫状況については、お近くのフィールド・セールス・オフィスまたは認可代理店にお問い合わせください。
以下のドキュメントには、AM571xデバイスについて記載されています。
ドキュメントの更新についての通知を、シリコンの正誤表も含めて受け取るには、www.ti.comで、お使いのデバイスの製品フォルダを開いてください。右上の隅にある「通知を受け取る」ボタンをクリックします。これによって登録が行われ、変更された製品情報の概要を毎週受け取ることができます。変更の詳細については、修正されたドキュメントに含まれている改訂履歴をご覧ください。
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Established to help developers get started with Embedded Processors from Texas Instruments and to foster innovation and growth of general knowledge about the hardware and software surrounding these devices.
ICEPickおよびSmartReflexは、Texas Instruments Incorporatedの商標です。
ARMおよびCortexは、ARM Limitedの登録商標です。
ETB、ARM9、CoreSight、Neonは、ARM Limitedの商標です。
HDMIは、HDMI Licensing, LLCの商標です。
HDQは、Benchmarqの商標です。
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PowerVRは、Imagination Technologies Ltdの登録商標です。
SDは、Toshiba Corporationの登録商標です。
MMCおよびeMMCは、MultiMediaCard Associationの商標です。
MIPIは、Mobile Industry Processor Interface (MIPI) Allianceの登録商標です。
PCI Expressは、PCI-SIGの登録商標です。
MediaLBは、Standard Microsystems Corporationの商標です。
Vivanteは、Vivante Corporationの登録商標です。
その他の商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。
すべての集積回路は、適切なESD保護方法を用いて、取扱いと保存を行うようにして下さい。
静電気放電はわずかな性能の低下から完全なデバイスの故障に至るまで、様々な損傷を与えます。高精度の集積回路は、損傷に対して敏感であり、極めてわずかなパラメータの変化により、デバイスに規定された仕様に適合しなくなる場合があります。