JAJSCE6B August   2016  – November 2016 LPV801 , LPV802

PRODUCTION DATA.  

  1. 特長
  2. アプリケーション
  3. 概要
  4. 改訂履歴
  5. Pin Configuration and Functions
  6. Specifications
    1. 6.1 Absolute Maximum Ratings
    2. 6.2 ESD Ratings
    3. 6.3 Recommended Operating Conditions
    4. 6.4 Thermal Information
    5. 6.5 Electrical Characteristics
    6. 6.6 Typical Characteristics
  7. Detailed Description
    1. 7.1 Overview
    2. 7.2 Functional Block Diagram
    3. 7.3 Feature Description
    4. 7.4 Device Functional Modes
      1. 7.4.1 Negative-Rail Sensing Input
      2. 7.4.2 Rail to Rail Output Stage
      3. 7.4.3 Design Optimization for Nanopower Operation
      4. 7.4.4 Driving Capacitive Load
  8. Application and Implementation
    1. 8.1 Application Information
    2. 8.2 Typical Application: Three Terminal CO Gas Sensor Amplifier
      1. 8.2.1 Design Requirements
      2. 8.2.2 Detailed Design Procedure
      3. 8.2.3 Application Curve
    3. 8.3 Do's and Don'ts
  9. Power Supply Recommendations
  10. 10Layout
    1. 10.1 Layout Guidelines
    2. 10.2 Layout Example
  11. 11デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 11.1 デバイス・サポート
      1. 11.1.1 開発サポート
    2. 11.2 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    3. 11.3 コミュニティ・リソース
    4. 11.4 関連リンク
    5. 11.5 商標
    6. 11.6 静電気放電に関する注意事項
    7. 11.7 Glossary
  12. 12メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

特長

  • ナノパワー消費電流: チャネルごとに320nA
  • オフセット電圧: 3.5mV (最大値)
  • TcVos: 1µV/℃
  • ユニティ・ゲイン帯域幅: 8kHz
  • 広い電源電圧範囲: 1.6V~5.5V
  • 低い入力バイアス電流: 0.1pA
  • ユニティ・ゲインで安定
  • レール・ツー・レール出力
  • 出力反転なし
  • EMI保護
  • 温度範囲: -40℃~+125℃
  • 業界標準パッケージ:
    • シングル: 5ピンSOT-23
    • デュアル: 8ピンVSSOP

アプリケーション

  • COおよびO2ガスの検出器(TIDA-00854)
  • PIRモーション検出器(TIDA-00489)
  • イオン化煙アラーム
  • サーモスタット
  • IoTリモート・センサ
  • アクティブRFIDリーダーおよびタグ
  • 携帯型医療機器

概要

LPV801 (シングル)およびLPV802 (デュアル)は超低消費電力のオペアンプ・ファミリで、バッテリ駆動のワイヤレス、および低消費電力の有線機器によるセンシング用途向けです。LPV80xアンプは、320nAの静止電流で8kHzの帯域幅を実現するため、CO検出器、煙検出器、PIRモーション検出器など、バッテリ駆動時間が重要な機器において消費電力を最小化できます。

超低消費電力であることに加えて、LPV80xアンプのCMOS入力段は、バイアス電流が一般にフェムト・アンペア級です。またLPV80xアンプには、負のレール・センシング入力段とレール・ツー・レール出力段が搭載されており、レールから数mVの範囲内までスイング可能で、可能な限り最も広いダイナミック・レンジを維持できます。LPV80xの設計には、携帯電話、WiFi、無線送信機、タグ・リーダーからの不要なRF信号に対するシステムの感受性を低下させるため、EMI保護が組み込まれています。

製品情報(1)

型番 パッケージ 本体サイズ
LPV801 SOT-23 (5) 2.90mm×1.60mm
LPV802 VSSOP (8) 3.00mm×3.00mm
提供されているすべてのパッケージについては、データシートの末尾にある注文情報を参照してください。

LPV8xxファミリのナノパワー・アンプ

型番 チャネル 消費電流
(標準値
/チャネル)
オフセット
電圧
(最大値)
LPV801 1 450nA 3.5mV
LPV802 2 320nA 3.5mV
LPV811 1 450nA 370µV
LPV812 2 425nA 300µV

電気化学センサでのナノパワー・アンプ

LPV801 LPV802 Typ_App_Three_Term_CO.gif

PIRモーション検出器でのナノパワー・アンプ

LPV801 LPV802 Typ_App_PIR.gif