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はじめに

第 2 章 デジタル信号処理入門 (デジタル信号処理システムの例)

デジタル信号処理入門のまとめとして、DSP が使用されるアプリケーションのブロック図を紹介します。

アプリケーション・ブロック図

デジタル信号処理のシステム DSP が使用されるデジタル信号処理のシステムは、今まで紹介してきた右の図のようなアナログ入力 -> A/D コンバータ -> DSP -> D/A コンバータ -> アナログ出力の構成が基本になりますが、実際のアプリ ケーションでは、取り扱う信号の違い、システムとして信号処理以外の要求 (ユーザインターフェースやストレージ、ネットワークなど) 、その他様々なシステムの要求を満たすために最適なデバイスを選択し、システムを構成します。

現在、DSP は様々なシステムで活用されるようになり、それに伴い DSP の種類も多種多様化しています。そこでお客様がどの DSP 製品を選択すればよいか、また周辺に必要なデバイスも含め、どのようなデバイスでシステムを構成するかを考えるための情報として、TI では様々なアプリケーションのデバイス構成をブロック図として アプリケーションのページ で紹介しています。


ブロック図1例えばその中から DSP が使用されている簡単な例として、右図の「MP3 プレーヤ/レコーダ(ポータブル・オーディオ)」を見てみます。MP3 プレーヤですからフラッシュメモリなどに保存された MP3 のフォーマットで圧縮された音楽ソースを DSP で伸張し、サンプリングレートに準じ、シリアルポート(McBSP)から D/A コンバータ(ここでは Audio Codec デバイス)に出力し、ヘッドフォン/スピーカーから音楽が聞こえる構成(赤線) が主になります。それに LCD ディスプレイやキーボードといったユーザインターフェース、USB とのインターフェース、またポータブル機器ですからバッテリ駆動のための電源関連の部分を含め、この「MP3 プレーヤ/レコーダ(ポータブル・オーディオ)」のブロック図は構成されています。また録音機能を備えた機器の場合はマイクからの入力を Audio Codec デバイスに内蔵された A/D コンバータでデジタル変換し、DSP に入力する機能もこの図には記載されています。


ブロック図2このブロック図に記載されているデバイスをクリックすると、最適なデバイス一覧を表示させる機能もあり、皆様が デバイス選定する際に役立つように作られています。DSP のみならず周辺に必要なデバイスも同様に選択できますので、A/D コンバータ、D/A コンバータ、その他様々なデバイスを選定する際にも役立ちます。

多数あるアプリケーション例からご興味のあるアプリケーションを見ていただくと、様々な情報が入手できますので、是非ご活用ください。


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