◆AWG

AWG とは、配線(ワイヤ)の直径や断面積、電気抵抗率などを定めた標準規格のこと。American Wire Gauge(米国ワイヤ・ゲージ規格)の頭文字を取って、「AWG」と呼ばれている。UL(Underwriters Laboratories Inc.)規格として認定されている。

デジタル・インターフェイスの必須技術用語

AWG という技術用語は、デジタル・インターフェイス技術や、高速シリアル伝送技術で頻繁に登場する。配線導体部の直径、すなわち太さが伝送信号の品質に大きく影響を及ぼすからだ。直径が大きければインピーダンスが低くなるため、伝搬損失が小さくなる。そのため、伝送信号をより遠くに届けることが可能になる。ただし、直径が太くなれば、配線ケーブルを曲げづらくなり、コストも上昇する。

一般に、配線導体部の直径は数字(番号)で示される。直径が 0.46 インチ(11.68mm)を「AWG0000(4/0)」、直径が 0.005 インチを「AWG36」とし、その間を等比間隔に分割して番号が打たれている(表 1)。例えば「AWG24」は、配線導体部の直径が 0.00201 インチ(0.511mm)、「AWG10」は、配線導体部の直径が 0.1019 インチ(2.588mm)。「AWG1」は配線導体部の直径が 0.2893 インチ(7.348mm)となる。これより大きな直径の配線導体部のケーブルについては、0 の個数で番号を示しており、「AWG0(1/0)」は、配線導体部の直径が 0.3249 インチ(8.252mm)、「AWG000(3/0)」は、配線導体部の直径が 0.4096 インチ(10.40mm)である。

なお、日本国内では配線(ワイヤ)の直径や断面積について、JIS(Japanese Industrial Standards)規格で定められた「SQ」という単位を用いるケースが多い。SQ とは、断面積のことで「mm2」に等しい。例えば、「AWG14」は配線導体部の直径が 1.628mm であり、断面積が 2.081mm2 であるため、SQ は 2 ということになる。つまり AWG14 のワイヤは 2SQ に相当する。

表 1  AWG と SQ の関係
2014 年 4 月 30 日
(記事中の情報はすべて掲載時点のものです)
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