貨幣計数機

貨幣確認用の紫外線、赤外線、磁気感知、および CIS/CID イメージングをサポートする貨幣計数機と紙幣確認用の強力なプロセッサまたはマイクロコントローラによる分析処理のブロック図(SBD)

設計上の考慮事項

貨幣計数機は、貨幣をカウントする以外に、高速偽造貨幣発見機としても機能します。現在の高度な印刷、複製、電子スキャンといった技術が登場してから、偽造貨幣の確認の需要が急増し、偽造貨幣の発見技術を継続的に改善する必要性も増えています。

中心の機能は、DSP または MCU によってシステム処理を行う高度なミックスド・シグナル・システムであり、高性能なアナログ製品が多く使われています。

紫外線、赤外線、および磁気の感知は、紙幣の特性を確認するために、現在、一般的に用いられている検出手法です。より高度なシステムでは、CIS または CCD スキャンによって紙幣の画像をキャプチャし、各紙幣の金額や紙幣番号などを認識することができます。

  • 蛍光検知は紫外線を利用して、偽札特有の模様の欠如や照射反応を確認します。
  • 高精度増幅機構を備えた磁気ヘッドを使用して、偽造防止線の磁気インキやパターンを検知します。
  • 赤外線透過特性を利用して紙幣の厚さと赤外線信号の吸収率を検知し、紙幣の真贋を判別します。

これらのさまざまなトランスデューサからの応答信号は低レベル信号であり、システム・ノイズから非常に影響を受けやすくなっています。このため、高性能のシグナル・コンディショニング設計が必要になります。複数のチャネル入力がある高分解能データ・コンバータによって、設計レイアウトの簡素化や正確な計測が可能になります。

紙幣の画像処理を必要とするシステムの場合、高性能アナログ・シグナル・チェーンに加えて、複雑なアルゴリズム演算機能がある DSP や ARM のようなシステム・プロセッサと CIS/CCD AFE を組み合わせて使用する必要があります。この追加された処理能力により、紙幣の金種の分類、OCR 認識、適合性検知などを実行できるようになります。

もちろん、紙幣の純粋なカウント速度と実行できる検査の種類について、バランスの取れた設計にする必要もありますが、 改善されたモータ制御とドライブ設計によって、システム全体の最適化を図ることができます。特に、BLDC モータおよびステッパー・モータの持つ精度、制御性、メンテナンスもほとんど不要という特性によって、これらのモータに移行される設計が多くなっています。

技術資料

製品カタログ/ホワイト・ペーパー

ホワイト・ペーパー (1)

タイトル 概要 種類 サイズ (MB) 日付 表示回数 英語版
PDF 651 KB 2012年 1月 6日 0

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