電子棚札

電子保管ラベルのブロック図(SBD)。TI の 2.4G RF SOC、RF トランシーバ、MSP430 を使用。

設計上の考慮事項

電子棚札(ESL)は、急速に広まっている最新のテクノロジーであり、食料品店で毎週交換される紙ラベルに取って代わり、労働時間と紙を節約することが期待されています。   ESL は、棚に表示されている価格とキャッシュ・レジスターに記録されている価格との相違を解消し、価格の即時変更を可能にします。

このシステムは基本的に、アクセス・ポイント・ユニットと表示ラベルのワイヤレス通信で構成されており、売り場の一個所または何箇所かで中央ホスト/POS システムと結ばれています。顧客は、独自の専用 RF プロトコルを使用するか、多用途の TI 独自の SimpliciTI プロトコル・スタックを使用できます。

設計上の主な考慮事項には、通信範囲、サイズ、使いやすさ、表示ラベル・モジュールのバッテリーの寿命、信頼性が高く安全な無線データ転送が含まれます。

各ラベルには、製品の価格と UPC が表示される LCD/E-Ink ディスプレイ、RF トランシーバ・ブロック、およびマイクロプロセッサが含まれています。このノードは、内蔵プロセッサを含む TI のスタンドアロン RF SOC-CC2510 を使用して実装するか、MSP430 マイクロプロセッサとともに TI RF CC2500 トランシーバを使用して実装することができます。これらの超低消費電力 RF IC は、2.4GHz の高性能のワイヤレス通信を実現します。RF トランシーバを使用することにより、双方向通信が実現され、製品に貼り付けられた RF ID タグによる在庫管理などの機能を含む、システムの応用範囲が拡大します。このノードはバッテリー駆動のため、CC2500/CC2510 と MSP430 の両方の低消費電力かつ高性能の機能が、バッテリー寿命の延長に非常に役立ちます。

アクセス・ポイント・ユニット(AP) は、RF トランシーバと共に、必要な RF プロトコルを実装できる、シンプルなマイクロプロセッサで構成されています。TI の AP 向けソリューションには、CC2500 RF トランシーバ、CC2590/2591 RF フロント・エンド、および処理能力を提供する MSP430 が含まれます。AP ユニットは、セグメント内のすべてのノードと通信できる必要があります。2.4GHz における伝搬特性を向上するため、CC2590/CC2591 を使用して、AP 複数ラベル通信ネットワークの通信範囲が拡大されます。CC2590/CC2591 には、出力を向上するパワー・アンプおよびレシーバの感度を改善する低ノイズ LNA が搭載されているため、リンク・バジェットが増加します。AP は、RS-232、WLAN または PoE(Power Over Ethernet)の 3 つのインターフェイス・オプションのいずれかを経由して、中央ホスト/POS に接続できます。

このシステム全体は、CC1101+MSP430 の組み合わせまたは CC430 ソリューションを使用することにより、サブ GHz の動作範囲にも実装できます。サブ-1GHz は、通信範囲を拡大し、2.4GHz 帯域で頻繁に発生する干渉を取り除くのに役立ちます。ただし、この製品を使用できる地域は限定されています。

中央ホスト/POS システムからボタンを押すだけで、ラベル上の価格の更新、在庫を確認することができます。

View more

技術資料

アプリケーション・ノート

アプリケーション・ノート (2)

タイトル 概要 種類 サイズ (KB) 日付 英語版
PDF 292 KB 2009年 3月 24日
PDF 110 KB 2008年 3月 10日

製品カタログ/ホワイト・ペーパー

ホワイト・ペーパー (4)

タイトル 概要 種類 サイズ (MB) 日付 英語版
PDF 790 KB 2019年 1月 31日
PDF 873 KB 2017年 10月 16日
PDF 775 KB 2016年 8月 25日
PDF 905 KB 2014年 7月 31日

ブログ

サポートとトレーニング

技術的な質問と回答を豊富に掲載している TI の包括的なオンライン・ナレッジ・ベースは 24 時間 365 日ご利用になれます。

TI のエキスパートによる回答の検索

コミュニティ内のコンテンツは、個別の TI 投稿者やコミュニティ投稿者によって「現状のまま」提供されるもので、TI による仕様の追加を意図するものではありません。
使用条件をご確認ください

TI 製品の品質、パッケージ、ご注文に関するお問い合わせは、TI のサポート・ページをご覧ください