その他のエネルギー・ハーベスト

その他のエネルギー・ハーベスト向け IC / リファレンス・デザイン

設計上の考慮事項

エネルギー・ハーベスト(EH)は、エネルギー・スカベンジング(再利用)とも呼ばれており、周囲のエネルギーを利用して小型の電子機器や電気機器に電力を供給します。

エネルギー・ハーベスト・システムは、エネルギー・ハーベスト・モジュールとプロセッサ/トランスミッタ・ブロックで構成されています。エネルギー・ハーベスト・モジュールは、光、振動、熱、生物などのエネルギー源からミリワット単位のエネルギーを取り込みます。携帯電話基地局から放射される RF 電力 もエネルギー源として使用できます。取り込んだ電力は調節され、バッテリー、高効率急速充電コンデンサ、または最近開発された薄膜バッテリーのいずれかに貯蔵されます。次に、必要な間隔でシステムがトリガされ、低消費電力システムを通してセンサの値を読み取ります。このデータが処理され、ベース・ステーションに送信されます。この種の EH システムのおかげで、バッテリー・パワーに依存する必要がなくなるため、システム保守の頻度も少なくなります。

また、TI の TMS37157 は、RF エネルギーから電気エネルギーへの変換にも使用できます。TI の MSP430ローパワー RF パーツ、および効率的な DC/DC コンバータとバッテリー・マネージメント・パーツの組み合わせは、これらの低消費電力エネルギー・ハーベストのソースに最適です。

わずか 160 uA/MHz(マイクロアンペア/メガヘルツ)の稼動時の消費電力および 1.5uA のスタンバイ消費電力により、MSP430F5xx MCU は、太陽光、振動エネルギー、人体内に存在する温度差を利用するエネルギー・ハーベスト・システムにより、バッテリー寿命を延ばしたり、さらにはバッテリー不要にすることもできます。低起動電圧の TPS612xx ファミリによって、低電圧でエネルギー・ハーベストを開始できます。2.4GHz/サブ 1GHz で動作する TI の RF トランシーバは、安定したデジタル・ワイヤレス・アプリケーションに適切です。

TI の USB ベースの eZ430-RF2500 ツールには、MSP430 MCU と低消費電力ワイヤレス・トランシーバを切手サイズのターゲット・ボード上でプログラミングするためのハードウェアとソフトウェアが含まれています。

バッテリー寿命を 20 年以上延ばすことにより、TI は従来のバッテリー駆動システムでは困難であった新しいアプリケーションの可能性を広げました。時計をブドウ 1 粒で作動させることから、乗用車の振動を使用し橋上にあるセンサへの電力供給、農地やワイナリー向けワイヤレス・モニタリング用太陽光発電センサまで、TI およびエネルギー・ハーベストの大手ベンダは、完全なエコシステムを構築することにより、バッテリーのいらない環境を設計者が構想するだけでなく、実現できるようにします。

View more

技術資料

アプリケーション・ノート

アプリケーション・ノート (4)

タイトル 概要 種類 サイズ (KB) 日付 英語版
PDF 90 KB 2018年 6月 22日
PDF 1.12 MB 2011年 4月 7日
PDF 199 KB 2010年 6月 14日
PDF 292 KB 2009年 3月 24日

製品カタログ/ホワイト・ペーパー

製品カタログ (1)

タイトル 概要 種類 サイズ (MB) 日付 英語版
PDF 1.06 MB 2013年 11月 8日

ホワイト・ペーパー (6)

タイトル 概要 種類 サイズ (MB) 日付 英語版
PDF 873 KB 2017年 10月 16日
PDF 775 KB 2016年 8月 25日
PDF 960 KB 2016年 3月 21日
PDF 1.07 MB 2014年 5月 28日
PDF 1.85 MB 2013年 9月 19日
PDF 322 KB 2012年 6月 25日

ブログ

サポートとトレーニング

技術的な質問と回答を豊富に掲載している TI の包括的なオンライン・ナレッジ・ベースは 24 時間 365 日ご利用になれます。

TI のエキスパートによる回答の検索

コミュニティ内のコンテンツは、個別の TI 投稿者やコミュニティ投稿者によって「現状のまま」提供されるもので、TI による仕様の追加を意図するものではありません。
使用条件をご確認ください

TI 製品の品質、パッケージ、ご注文に関するお問い合わせは、TI のサポート・ページをご覧ください