計測範囲 ±10V の 16 ビット SAR ADC を使用する高精度アナログ・フロント・エンド のリファレンス・デザイン
TIDA-00834
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概要
TIDA-00834 は、±10V 対応、バイポーラ入力の同時サンプリング 16 ビット逐次比較型 ADC による電圧入力と電流入力の高精度測定のためのリファレンス・デザインです。電源システムの異常や、障害に関連する電力品質を高精度かつ迅速に識別します。また、電源システムのダウンタイムの低減も可能にします。AFE が搭載しているのは、高精度計測機器、または最大 125A の電流測定向け高精度アンプ・ベースのシグナル・コンディショニング機器と、最大 300V の電圧測定に対応するオペアンプ・ベースのシグナル・コンディショニング回路です。電圧入力と電流入力対応のゲイン・アンプは、ADC の入力範囲に合わせてセンサ出力をスケール化します。アナログ入力信号に対する整合性の高いサンプリングは、コンパレータと FPGA を使用して実装しています。データ・アクイジション・フロント・エンド用の電源電圧は、+5V 入力を使用して生成しています。
特長
- バイポーラ入力の 8 チャネル同時サンプリング 16 ビット逐次比較型 ADC をベースとしており、システム設計を簡素化
- オンボードの電位デバイダに、強化絶縁型アンプと固定ゲインの高精度アンプを組み合わせており、最大 300V の測定に対応
- オンボード DC/DC コンバータと LDO は、+5V 単一入力から、±12V、±15V、±5V、+5V、+3.3V、絶縁型 +5V を生成し、既存の製品に容易に適合
- 1000:1 以上のダイナミック・レンジで、±0.25% 以内の測定精度
- HMI を使用して、データ・キャプチャのサンプリング・レートとサイクル数を構成するオプションにより、システム性能を強化
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