JAJSC89A May   2016  – June 2016 OPT3002

PRODUCTION DATA.  

  1. 特長
  2. アプリケーション
  3. 概要
  4. 改訂履歴
  5. Pin Configuration and Functions
  6. Specifications
    1. 6.1 Absolute Maximum Ratings
    2. 6.2 ESD Ratings
    3. 6.3 Recommended Operating Conditions
    4. 6.4 Thermal Information
    5. 6.5 Electrical Characteristics
    6. 6.6 Timing Requirements
    7. 6.7 Typical Characteristics
  7. Detailed Description
    1. 7.1 Overview
    2. 7.2 Functional Block Diagram
    3. 7.3 Feature Description
      1. 7.3.1 Automatic Full-Scale Range Setting
      2. 7.3.2 Interrupt Operation, INT Pin, and Interrupt Reporting Mechanisms
      3. 7.3.3 I2C Bus Overview
        1. 7.3.3.1 Serial Bus Address
        2. 7.3.3.2 Serial Interface
    4. 7.4 Device Functional Modes
      1. 7.4.1 Automatic Full-Scale Setting Mode
      2. 7.4.2 Interrupt Reporting Mechanism Modes
        1. 7.4.2.1 Latched Window-Style Comparison Mode
        2. 7.4.2.2 Transparent Hysteresis-Style Comparison Mode
        3. 7.4.2.3 End-of-Conversion Mode
        4. 7.4.2.4 End-of-Conversion and Transparent Hysteresis-Style Comparison Mode
    5. 7.5 Programming
      1. 7.5.1 Writing and Reading
        1. 7.5.1.1 High-Speed I2C Mode
        2. 7.5.1.2 General-Call Reset Command
        3. 7.5.1.3 SMBus Alert Response
    6. 7.6 Register Maps
      1. 7.6.1 Internal Registers
        1. 7.6.1.1 Register Descriptions
          1. 7.6.1.1.1 Result Register (address = 00h)
          2. 7.6.1.1.2 Configuration Register (address = 01h) [reset = C810h]
          3. 7.6.1.1.3 Low-Limit Register (address = 02h) [reset = C0000h]
          4. 7.6.1.1.4 High-Limit Register (address = 03h) [reset = BFFFh]
          5. 7.6.1.1.5 Manufacturer ID Register (address = 7Eh) [reset = 5449h]
  8. Application and Implementation
    1. 8.1 Application Information
      1. 8.1.1 Electrical Interface
      2. 8.1.2 Optical Interface
      3. 8.1.3 Compensation for the Spectral Response
    2. 8.2 Do's and Don'ts
  9. Power-Supply Recommendations
  10. 10Layout
    1. 10.1 Layout Guidelines
    2. 10.2 Layout Example
  11. 11デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 11.1 ドキュメントのサポート
      1. 11.1.1 関連資料
    2. 11.2 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    3. 11.3 コミュニティ・リソース
    4. 11.4 商標
    5. 11.5 静電気放電に関する注意事項
    6. 11.6 Glossary
  12. 12メカニカル、パッケージ、および注文情報
    1. 12.1 ハンダ付けと取り扱いについての推奨事項
    2. 12.2 DNP (S-PDSO-N6)メカニカル図面

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

1 特長

  • 広い光スペクトラム: 300nm~1000nm
  • 自動フルスケール設定機能によりソフトウェアと構成を単純化
  • 測定可能レベル
    • 1.2nW/cm2~10mW/cm2

  • 自動ゲイン範囲設定により23ビットの実効ダイナミック・レンジを実現
  • 12個のバイナリ重み付け、フルスケール範囲設定:
    範囲間の一致0.2%未満(標準値)
  • 低い動作電流: 1.8µA (標準値)
  • 動作温度範囲: -40℃~+85℃
  • 広い電源電圧範囲: 1.6V~3.6V
  • 5.5V対応のI/O
  • 柔軟な割り込みシステム
  • 小型フォーム・ファクタ: 2.0mm × 2.0mm × 0.65mm

2 アプリケーション

  • 侵入およびドア開放検出システム
  • システムのウェイクアップ回路
  • 医療および科学用計測機器
  • ディスプレイのバックライト制御
  • 照明制御システム
  • タブレットおよびノートブック・コンピュータ
  • サーモスタットおよびホーム・オートメーション機器
  • 屋外の交通信号機および街路灯

3 概要

OPT3002デジタル出力光センサは、単一デバイスに光出力メータの機能を搭載しています。この光センサにより、フォトダイオードやフォトレジスタと比較して、システム性能が大幅に向上しています。OPT3002は、300nmから1000nmまでの広いスペクトル帯域に対応しています。組み込みのフルスケール設定機能を使用して、フルスケール範囲を手動で選択しなくても、1.2nW/cm2から10 mW/cm2まで測定できます。この機能により、23ビットの実効ダイナミック・レンジにわたって光の測定が可能です。測定結果に対して、暗電流効果や、その他の温度による偏差の補償が行われます。

OPT3002は、光ベースの診断システムなど、多様な波長の検出が必要な光スペクトル・システムでの使用に適しています。割り込みピンのシステムにより、測定結果を1本のデジタル・ピンで要約できます。OPT3002は消費電力が非常に低いため、低電力でバッテリ駆動の、封入されているシステムが開放されたときのウェイクアップ・センサとして使用できます。

OPT3002は必要な機能をすべて備えており、I2CおよびSMBus互換の2線式シリアル・インターフェイスで、直接光出力を読み出すことができます。連続的な測定も、単回の測定も行えます。OPT3002は、1.8V電源により、0.8SPSにおいて約0.8µWの消費電力で完全に動作します。

製品情報(1)

型番 パッケージ 本体サイズ(公称)
OPT3002 USON (6) 2.00mm×2.00mm
  1. 提供されているすべてのパッケージについては、データシートの末尾にあるパッケージ・オプションについての付録を参照してください。

スペクトル応答

OPT3002 D001_SBOS745.gif

ブロック図

OPT3002 ai_block_diag_sbos745.gif