フィルタ設計ツール
フィルタ設計ツールを使用すると、包括的なマルチ・ステージ・アクティブ・フィルタ・ソリューションを短時間で設計、最適化、シミュレーションできるようになります。
アクティブ・フィルタは現代の電子機器において不可欠です。すべてのデータ・アクイジション・システムにおいて、ADC 前段のアンチエイリアス・フィルタとして、または DAC 後段のアンチイメージング・フィルタとして、帯域幅を制限した信号を得る目的でアクティブ・フィルタが必要とされるからです。また、計測機器では、正確な信号測定のためにアクティブ・フィルタが使用されます。1Hz 未満から 10MHz の範囲のカットオフ周波数の場合には、部品仕様値やサイズが大きくなりすぎ、パッシブ・フィルタが使えないために、アクティブ・フィルタが使用されます。この種の設計と検証は、場合によっては
面倒かつ時間を要することがあります。ツールを今すぐ起動する。
選択
Lowpass(ローパス)、Highpass(ハイパス)、Bandpass(バンドパス)、Bandstop(バンドストップ)のフィルタ・タイプを使用して、パルス応答、セトリング・タイム、最小コスト、パスバンド・リップル、ストップバンド減衰の最適化により、設計に最適なフィルタ応答を決定します。
設計
サレンキー、複数フィードバック、ベインターの各トポロジーを使用してフィルタを設計し、ゲイン帯域幅、電流、コスト、その他のパラメータ間のトレードオフの評価により、設計に最適なオペアンプを選択します。
解析
閉ループ周波数応答、ステップ応答、正弦波応答の分析オプションを使用したモンテカルロ分析とコーナー分析です。