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TI の DLP® Pico™ テクノロジーを使用した設計の開始

DLP® Pico™ テクノロジーの使用を開始する準備はできていますか?このような準備を開始するのに役立つ各種リソースが TI でご利用になれます。手頃な価格で最小クラスのサイズである DLP 製品評価基板 (EVM) をご購入になるか、次世代ディスプレイ・アプリケーションの開発開始方法に関する説明をお読みになることができます。

DLP Pico テクノロジーの概要

DLP Pico テクノロジーは、画像品質、輝度、電力効率の優れたディスプレイを実現し、小型フォーム・ファクタで電力効率の良いディスプレイ環境に貢献します。このテクノロジーは、ウルトラ・モバイル対応と低消費電力を必要とするさまざまなディスプレイ・アプリケーションと組み合わせて使用できるほか、自由形状でオンデマンドのディスプレイというニーズに対応します。

「Getting Started With TI DLP Display Technology」 (英語) アプリケーション・レポートで、TI のこのテクノロジーの詳細をご確認ください。この資料は、ディスプレイ・アプリケーションで DLP Pico テクノロジーを使用する方法を説明するほか、最適なチップセットの選定から設計やシステムの検討事項まで、必要な情報全般を掲載しています。 

選択

TI は、nHD (640 x 360) から 4K UHD (3840 x 2160) まで複数の解像度に対応する多様なチップセットを提供しています。次の表を早見表として使用すると、開発中のディスプレイ・アプリケーションに最適な DLP チップセットを選定しやすくなります。DLP チップセットの製品ラインアップ全体を評価するには、TI の DLP Labs (英語) ビデオ、または product selection guide (英語) をご覧ください。

分類
解像度1
代表的な輝度 (ルーメン)2
マイクロミラー・アレイ (対角サイズ)
デジタル・マイクロミラー・デバイス (DMD) の型番3
ツール (評価基板)
最小、最小電力
320 x 180 (QnHD) 最大 100 0.16 インチ  DLP160AP
no
640 x 360 (nHD) 最大 100 0.16 インチ  DLP160CP 近日公開
ウルトラモバイル、超低消費電力 
640 x 360 (nHD)  最大 100 0.2 インチ  DLP2000 DLPDLCR2000EVM
854 x 480 (WVGA)  最大 200 0.2 インチ 
DLP2010
no
960 x 540 (qHD) 最大 300 0.23 インチ  DLP230GP
no
1280 x 720 (720p) 最大 300 0.23 インチ  DLP230KP
no
1920 x 1080 (1080p) 最大 300 0.23 インチ  DLP230NP DLPDLCR230NPEVM
モバイル、低消費電力
1280 x 720 (720p) 最大 400 0.3 インチ  DLP3010 DLPDLCR3010EVM-G2
1920 x 1080 (1080p) 最大 600 0.33 インチ  DLP3310 DLPDLCR3310EVM
小型、高輝度
1280 x 800 (WXGA) 最大 1000 0.45 インチ DLP4500
DLPC6401DISPLAYEVM
1920 x 1080 (1080p) 最大 1500 0.47 インチ DLP4710 DLPDLCR4710EVM-G2 
3840 x 2160 (4K UHD) 最大 1500 0.47 インチ DLP471TP DLPDLCR471TPEVM

1. 解像度とは、開発中アプリケーションのディスプレイが必要とするピクセル数を指します。状況によっては、1080p や 4K など、消費者が特定の規格を求めることがあります。それ以外の場合、提示される解像度は、画像が粗くなりピクセルが目立ってしまう事態を避けるために必要な最小解像度を意味します。 

2. 輝度は、投射レンズから光が放射される時点で測定します。DLP Pico プロジェクタの輝度は、光源の種類、DMD のサイズ、光学設計全体のスループット効率など、多くの条件によって変化します。次の資料をお読みください。「TI DLP System Design: Brightness Requirements and Trade-Offs」 (英語) アプリケーション・レポート。すると、プロジェクション・ディスプレイで必要な輝度に関する詳細をご確認になれます。

3. TI のチップセット全般は、量産型の光学エンジンのサポート対象になっています。

評価

適切な DLP Pico チップセットを選定した段階で、ディスプレイ・プロジェクション・プロジェクトを開始する準備が整ったことになります。DLP Pico テクノロジーを使用した多くのディスプレイ・アプリケーションの詳細をご確認になることもできます。 DLP テクノロジーを体感する最も簡単な方法は、EVM (評価基板) をご購入になることです。経験が浅い場合も、エンジニアの経験が長い場合も、ニーズに応じて多様な EVM (評価基板) を活用する方法で、評価から量産に迅速に移行することができます。

Pico 開発キット

TI の DLP LightCrafter™ Display 2000 EVM (評価基板) を使用して開発を開始

TI の DLP2000 EVM (評価基板) は、DLP Pico テクノロジーを使用して設計を開始するための最も手頃な方法です。この EVM (評価基板) は、DLP2000 DMD を搭載した nHD (640x360) プロジェクション・ディスプレイ・プラットフォームです。この EVM (評価基板) を、多くのディスプレイ・アプリケーションに対応できるシングルボード・コンピュータと組み合わせて使用すると、DLP Pico テクノロジーの評価をすぐに開始できます。 

アプリケーションの設計をすぐに開始するには、以下の簡単な手順に従ってください。  

ステップ 1:

DLP LightCrafter Display 2000 EVM (評価基板) のご購入。

ステップ 2:

EVM (評価基板) をシングル・ボード・コンピュータと組み合わせる方法を説明した手短なビデオ (英語) をご覧になると、設計を開始できます。

ステップ 3: 

ご購入になった EVM (評価基板) をシングル・ボード・コンピュータに接続して評価を続行。DLP2000EVM は、BeagleBone Black や Raspberry Pi との互換性があります。

開発

TI は、技術資料、リファレンス・デザイン、トレーニング・ビデオなどを通じて、開発者をサポートしています。加えて、TI E2E ™サポート・フォーラムは、設計のあらゆる段階で役に立つ TI のエンジニアによる迅速で信頼性の高い技術サポートを提供しています。

開発中の設計に光学モジュールを統合するのに役立つ複数のオプションがあります。アプリケーション・プロセッサと DMD ディスプレイ・インターフェイス・エレクトロニクスを組み合わせることを重視するアプリケーションの場合、既製の DLP Pico 光学エンジンを使用するのが最適な選択肢になることがあります。より複雑な設計の場合、光学モジュール・メーカーとデザイン企業で構成された TI デベロッパー・ネットワークからカスタム光学機器を入手することができます。

さらに、開発中のプリント基板を、DLP Pico ディスプレイ・サブシステムに適したレイアウトと電気的設計要件に対応させる必要もあります。これらのガイドラインから逸脱した場合、デバイスが永続的な損傷を受ける可能性があります。 

高度な開発