昇圧(ブースト)スイッチング・レギュレータ
入力電圧をそれより高い出力電圧に効率的に変換
この包括的な製品ラインアップは、同期デバイスと非同期デバイスで構成されており、mA 単位から 100A までの広範なアプリケーションに対応しているほか、最大 96% の高い効率を達成しています。これらのデバイスは、広い入力電圧範囲 (ワイド VIN)、低静止電流 (Iq) によるバッテリ動作時間の延長、スイッチング・ノイズの管理に役立つ外部同期機能による調整可能な周波数などを特長としています。
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電源のトレンド
私たちの生活にエレクトロニクスを継続的に統合するうえで、パワー・マネージメントは中心的な役割を果たします。TI は数十年にわたり、お客様の設計に最適なパワー・デバイスを提供するための新しいプロセス、パッケージ、回路設計テクノロジーの開発をリードしてきました。電力密度、EMI、静止電流の課題に対処できるように設計してある、TI の以下の主な DC/DC 昇圧レギュレータをご確認ください。
電力密度重視の昇圧レギュレータ
一般的な傾向として、より小型のフォーム・ファクタでより多くの電力が求められています。TI の昇圧レギュレータは、複数の先進的な電力テクノロジーを活用し、最も高い電力密度、サイズの最適化、最も優れた放熱性能を達成するソリューションの実現を支援しています。非常に効率の高い TI のコントローラと統合型コンバータは、さまざまな設計目標の達成に貢献します。
低 EMI に対応する昇圧レギュレータ
昇圧レギュレータの EMI 軽減は、多くの電源設計の主要な課題です。TI のデバイスと EMI 軽減設計は、IEC と CISPR の必須の各規格に基づく検証を実施済みであり、DC/DC スイッチャ使用時に、EMI、出力リップル、可聴ノイズの最小化に貢献します。業界をリードするデュアル・ランダム・スペクトラム拡散テクノロジーは、2 個のランダム周波数ジェネレータを使用し、関心のある複数の帯域内でエネルギーを分散する方法で EMI を軽減します。
低静止電流 (IQ) 向け昇圧レギュレータ
一般的な電源設計は、バッテリ動作時間を延長するために、負荷範囲全体にわたって効率を高める必要があります。TI の低静止電流 (IQ) 昇圧デバイスは、超軽負荷時や、デバイスがスイッチングを実施していないときでも、バッテリから引き出す電流の量を最小限に抑えます。
昇圧レギュレータの設計リソース
この資料は、昇圧パワー・マネージメント IC を使用して、昇圧、SEPIC、フライバックの各レギュレータを実装する方法と、適切なソリューションを選択する方法について説明します。