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センサ

温度センサ - アプリケーション

高精度の温度測定が必要な設計や、スペースに制約のある PCB に機能を保証して作り込む設計を含め、TI の温度センサは、車載、産業、パーソナル・エレクトロニクスなど多くのアプリケーションで優れた性能と信頼性を実現します。以下の情報は、開発中の設計に最適な温度センサを特定すると同時に、具体的なアプリケーションで温度測定の利点を説明するのに役立ちます。 

車載

車載アプリケーションの温度センシングが重視するのは、信頼性、精度、小型フットプリント、高速応答です。TI はこの要件を満たすために、多くの車載用グレードの部品 (グレード 1 と 0) を含め、業界で最も広い温度センシング製品ラインアップを提供しています。

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ADAS

先進運転支援システム (ADAS) は、乗員の安全を確保するために、自動車内で重要な役割を果たします。TI のセンサ製品ラインアップは、システムや製品を熱による損傷から保護するために、高精度で信頼性の高いソリューションを提供します。

アプリケーション
温度を監視する理由
推奨温度センサ
設計上の課題
センサ・フュージョン 自律型運転車両が環境からデータを収集すると、膨大な電力を消費し、このデータを処理する過程で発熱が生じます。これらの処理システムを監視し、安全な動作温度範囲内に維持することが不可欠です。

TMP102-Q1 - デジタル

TMP112-Q1 - デジタル

TMP451-Q1 - デジタル

TMP75-Q1 - デジタル

温度スレッショルド検出
カメラ フロント・カメラは、動作に起因する自己発熱に加え、太陽からの熱にもさらされます。高温に起因する認識能力の低下を補償するために、カメラの温度を測定する必要があります。  システム温度の監視
レーダー レーダー・システムは毎秒数百万個のデータ・ポイントを収集します。これらを処理するために、高性能で消費電力の多い DSP とマイコンが必要になりますが、その結果、大量の熱が発生します。  これらの機器を継続して円滑に動作させるには、過熱保護が必須です。

インフォテインメント / クラスタ

ローエンド (エントリ・レベル) とハイエンド両方のインフォテインメント / クラスタ・アプリケーションで、過熱は問題を引き起こします。TI のセンサ製品ラインアップは、大型ディスプレイ、USB チャージャ、グラフィカル・ユニットを損傷から保護します。

アプリケーション
温度を監視する理由
推奨温度センサ
設計上の課題
ヘッド・ユニット ヘッド・ユニット・ディスプレイが、周囲条件や動作条件が原因で過熱状態になった場合、LED バックライトの輝度を下げる必要が生じます。温度を監視すると、性能に調整を加え、各種部品を保護することができます。

TMP61-Q1 - サーミスタ

TMP75-Q1 - デジタル

TMP235-Q1 - アナログ

TMP451-Q1 - デジタル

TMP302-Q1 - スイッチ

LM57-Q1 - スイッチ

TMP390 - スイッチ

システム温度の監視

温度スレッショルド検出

車載外部アンプ 多くの電力がスピーカまでの経路を通過する過程で、デバイスの温度が上昇します。電源、DSP、アンプの各コンポーネントを保護し、さまざまに異なるボリューム (音量) や動作条件の下で優れたオーディオ環境を実現するために、これらのコンポーネントで過熱保護機能が必要になります。
車載メディア・ハブ 一般的に、メディア・ハブはコンパクトなフォーム・ファクタを採用しており、冷却を目的とする通気の量は最小限に限られているので、過熱による損傷の可能性が高くなります。このコンポーネントが過熱したときに、消費電力を低減し、必要性の低いシステムを一時的にオフにするために、温度スレッショルド検出機能が必要です。  温度スレッショルド検出

ハイブリッド、電動、パワートレイン・システム

電気自動車 (EV) とパワートレインは、熱管理機能への依存度を高めています。TI のセンサは、乗員の安全性とシステムの信頼性を確保するのに役立ちます。

アプリケーション
温度を監視する理由
推奨温度センサ
設計上の課題
オンボード・チャージャ (OBC) OBC とワイヤレス・チャージャは、大電力の AC を DC に迅速かつ効率的に変換する必要がありますが、これらの部品で大量の熱が集中的に発生する結果になります。過熱状況が発生した場合、電力伝送動作を迅速にシャットダウンするために、熱監視機能が重要です。

TMP61-Q1 - サーミスタ

LMT01-Q1 - デジタル

TMP235-Q1 - アナログ

LMT87-Q1 - アナログ

温度スレッショルド検出
インバータとモーター制御 インバータはピーク性能とピーク効率を達成して動作する必要がありますが、同時に、安全な熱条件を維持することも必須です。インバータなどの温度を高精度監視すると、性能を意図的に低下させずに、上限に近い領域でシステムを動作させることができます。 システム温度の監視
バッテリ管理システム 0℃ ~ 65℃ の温度範囲を逸脱した領域で動作を続ける場合、バッテリの寿命短縮や充電量の低下と同時に、火災発生の危険性も増大します。車両の安全性と効率を高めるには、バッテリ・セルの温度監視が不可欠です。

システム温度の監視

温度スレッショルド検出

ボディ・エレクトロニクス / ライティング

ボディ・エレクトロニクスとライティングの各コンポーネントは、適切に監視しておかないと、危険な温度まで過熱する可能性があります。TI のセンサ製品ラインアップを採用すると、これらのシステムの自律的な保護を実現できます。 

アプリケーション
温度を監視する理由
推奨温度センサ
設計上の課題

車体制御モジュール

 

マイコンが、規定の温度範囲を逸脱した領域で動作を続ける場合、損傷する可能性があります。ボディ・コントロール・モジュール内の診断入力サブシステムは、部品を保護し、部品が危険な温度に達することを防止するための温度監視機能を必要とします。 

TMP61-Q1 - サーミスタ

TMP107-Q1 - デジタル

TMP235-Q1 - アナログ

LMT87-Q1 - アナログ

温度スレッショルド検出
ヘッドライト ヘッドライトは、夜間に乗員の安全を確保するうえで不可欠ですが、一般的に自動車の照明のうち最も温度の高い要素でもあります。温度スレッショルド検出機能を使用し、必要な場合は LED を流れる電力を減らす方法で LED を保護することができます。
システム温度の監視
車内照明 温度が上昇すると LED の色が多少変化します。この種の変化を想定したうえで設計と補正を実施する必要があります。温度センサを使用すると、補正を簡単に実行できます。 

産業用

環境条件に関する理解を深め、システムの状態を把握するとともに、発熱に起因するドリフトを補償するために、多くの産業用アプリケーションにとって温度は重要な条件になります。TI は、RTD と競合する超高精度センサから、NTC サーミスタに代わる低コストのリニア・センサまで、幅広い産業用温度センサを提供しています。TI の温度センサを使用すると、消費電力、基板面積、開発などの時間を節減できます。

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ファクトリ・オートメーション

Industry 4.0 (第 4 次産業革命) への移行の過程で、温度センシングは、システムの状態監視やシステムのダウン時間防止に加え、モーターや他のセンサの性能最大化の目的で、これまで以上に重要な役割を果たすようになりました。TI の温度センサ製品ラインアップは、お客様のニーズに対応します。 

アプリケーション
温度を監視する理由
推奨温度センサ
設計上の課題
プログラマブル・ロジック・コントローラ (PLC) / 産業用 PC PLC と IPCS は、冷接点補償を実施するためのシンプルで高精度なソリューションを必要とします。言い換えると、ディスクリート部品を使用する設計の複雑さを解消する、線形性の高いソリューションが必要です。 

TMP1075 - デジタル

TMP117 - デジタル

TMP235 - アナログ

TMP112 - デジタル

温度補償とキャリブレーション

システム温度の監視

フィールド・トランスミッタ フィールド・トランスミッタは、センサから取得したデータを渡すために重要な役割を果たします。発熱に起因するセンサとサポート回路のドリフトを補償し、これらの素子の精度を最大化するには、温度監視が必要です。

流体温度の監視

システム温度の監視

ビル・オートメーション

家庭やオフィスの快適性と安全性を維持するために、ビル・オートメーションには温度センシングが不可欠です。TI のセンサ製品ラインアップは、環境条件を監視し、HVAC (冷暖房空調) と監視システムを保護する目的に適した、高精度で信頼性の高いソリューションを提供します。

アプリケーション
温度を監視する理由
推奨温度センサ
設計上の課題
サーモスタット サーモスタットの周囲温度監視機能は高精度であると同時に、低プロファイルを維持する必要もあります。快適性とエネルギー・コストを最適化するには、適切なセンサを選定する必要があります。

TMP112 - デジタル

TMP116 - デジタル

HDC2010 - 湿度

TMP235 - アナログ

TMP390 - スイッチ

周囲温度の監視
IP カメラとビデオ・ドアベル ビデオ・ドアベルと IP カメラが採用するコンパクトなフォーム・ファクタは、環境温度や動作温度が高い場合にその影響を受けやすくなります。さまざまな温度範囲にわたって性能を最大化し、システムを過熱から保護するために、熱補償機能を実装することが不可欠です。

システム温度の監視

温度スレッショルド検出

医療

医療分野では高精度の熱監視機能が必要です。センサは高精度のリアルタイム・データを提示する方法で医療分野を急速に変化させています。TI は、ASTM E1112 に準拠した超小型で低消費電力の各種温度センサを提供し、家庭や病院でヘルスケアのスマート化を推進します。

アプリケーション
温度を監視する理由
推奨温度センサ
設計上の課題
ウェアラブルと医療用モニタ 医療用温度センシングは、精度、サイズ、消費電力のすべてが非常に重要です。温度センサを使用して、目立たないワイヤレス・リアルタイム医療用モニタを実現すると、健康に関するさまざまな課題や身体の状態に関する兆候を早期に検出しやすくなります。 

TMP117 - デジタル

LMT70 - アナログ

体温の監視

パーソナル・エレクトロニクス

パーソナル・エレクトロニクスの温度センシングは、高精度の温度測定を通じ、バッテリの安全性確保、生体認証、個人の健康監視の点で重要な役割を果たします。TI の製品ラインアップは、超低消費電力、小型、高精度の各種温度センサを提供します。

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コンシューマ向けウェアラブル

コンシューマ向けウェアラブルは継続的に機能を追加すると同時に、高性能も必要としています。これらは発熱につながります。高精度の健康状態監視データの提供、デバイスの安全性確保、バッテリ寿命の延長にとって、温度センサは不可欠です。

アプリケーション
温度を監視する理由
推奨温度センサ
設計上の課題
バーチャル・リアリティ / 拡張現実 (VR/AR) 仮想現実 (バーチャル・リアリティ、VR) / 拡張現実 (AR) の各デバイスは、計算量の多い画像処理が原因で、大量の発熱が生じます。システム性能を最大化し、デバイスやオペレータの安全性を継続的に確保するために、これらのデバイスで温度センシングが不可欠です。 

TMP108 - デジタル

TMP103 - デジタル

TMP1075 - デジタル

TMP390 - スイッチ

TMP117 - デジタル

TMP303 - スイッチ

温度スレッショルド検出

システム温度の監視

ヒアラブル (バイオセンシング機能付きオーディオ) ヒアラブル機器は小型フォーム・ファクタに多くの機能を搭載しているので、内部部品が生成する熱が増加します。システム性能を最大化し、デバイスやオペレータの安全性を継続的に確保するために、これらのデバイスで温度センシングが不可欠です。 

スピーカ・システム

音質とデバイス性能は両方とも、スピーカ内にある部品の温度から影響を受けます。TI の温度センサは、高品質のオーディオ・アンプのゲイン補償、環境監視、過熱保護に貢献します。

アプリケーション
温度を監視する理由
推奨温度センサ
設計上の課題
ワイヤレス・スピーカ ワイヤレス・スピーカは、高性能のバッテリとスピーカを必要とすると同時に、密閉されたコンパクトな形状を採用していることが原因で、発熱が生じます。これらのコンポーネントの温度を監視すると、継続的にデバイスの安全性を確保し、意図した性能で動作させるために必要な情報を取得することができます。

HDC2010 - 湿度

TMP108 - デジタル

TMP1075 - デジタル

TMP390 - スイッチ

TMP103 - デジタル

TMP108 - デジタル

温度スレッショルド検出
スマート・スピーカ
スマート・スピーカの動作レベルに応じて、温度は大きく変動します。  デバイス内とデバイス周辺の温度を測定すると、ユーザーの快適さ、またデバイスの性能と安全性を向上させることにつながります。

システム温度の監視

温度スレッショルド検出

サウンド・バー サウンド・バー / ベースは非常に強力なデバイスですが、高性能が原因で、内部で発熱が生じます。性能の低下をできるだけ防止すると同時に、熱に関連する安全性の保護を確実にするために、温度を高精度監視する必要があります。