サーミスタ

業界最小のリニア・サーミスタ採用で、高精度システムの信頼性を確保可能

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TI のサーミスタ製品ラインアップは、従来の NTC サーミスタと同じ低コスト、小型サイズで、シリコン・ベースのリニア・サーミスタ技術の利点を実現します。これらのデバイスは広い温度範囲にわたって高い感度を維持し、NTC サーミスタよりも最大 50% 高い精度を実現します。追加の線形化回路やマルチポイント・キャリブレーションが不要なので、開発中の設計プロセスを簡素化できます。

カテゴリ別の参照

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TI のサーミスタ製品ラインアップの利点 

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高精度

TI の各種サーミスタは、精度、抵抗の許容誤差、長期的な信頼性が NTC サーミスタより優れています。

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設計の簡素化

抵抗と許容誤差を線形計算で求めることができるので、設計の簡素化を通じ、ハードウェアとソフトウェアの両面でシステム・コストを削減できます。

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小型パッケージ

業界最小のリニア・サーミスタ・パッケージ採用により、PCB レイアウト面積の節減と、サーマル・ホット・スポットへの近接配置を実現できます。

技術リソース

ビデオ
ビデオ
リニア・サーミスタと NTC サーミスタの比較 - どちらを選択するべきか?
このビデオは、NTC サーミスタ・センサと TI のシリコン・ベース・リニア・サーミスタ・センサを比較するために、抵抗の公差、キャリブレーション、信頼性、消費電力、自己発熱について説明します。
ホワイト・ペーパー
ホワイト・ペーパー
Temperature Sensing with Thermistors (Rev. A)
このホワイト・ペーパーが説明する 2 種類のサーミスタは、NTC (負の温度係数) サーミスタと、シリコン・ベースでリニア形式の PTC (正の温度係数) サーミスタであり、これらのサーミスタを使用する設計時の検討事項を示します。
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関連資料
関連資料
サーミスタ設計ツール
サーミスタ設計ツールを使用すると、抵抗表を参照し、温度変換方法とサンプル・コードを使用して設計を開始することができます

主なアプリケーションの概要

モーター制御
TI の各種温度センシング・ソリューションを採用すると、モーターの性能や効率を最大化すると同時に、安全な制限温度内の維持が可能
パワー・デリバリ (電力供給)
TI の各種温度センシング・ソリューションを採用すると、リアルタイム温度監視を通じて、過熱、低電圧、過電圧、放電からの保護を実現可能
HV/EV (ハイブリッド車と電気自動車) / パワートレイン・システム
TI の各種温度センシング・ソリューションを採用すると、HV/EV (ハイブリッド車と電気自動車) の性能を最適化すると同時に、安全な方法での電力密度の向上や、機能安全認証の効率化を実現可能

TI の各種温度センシング・ソリューションを採用すると、モーターの性能や効率を最大化すると同時に、安全な制限温度内の維持が可能

モーター制御アプリケーションで、モーターが安全動作温度を上回ると、過熱、ベアリングの故障、過負荷、巻線の故障につながる可能性がありますが、TI の温度センサを採用するとこのような事態を防止できます。同時に、制限温度に近い領域での動作が可能になるため、モーターの寿命を縮めずに、モーターのピーク制御性能を実現することもできます。

利点:

  • 高温時などに冷却機能や加熱機能を起動すると (過度の高温や低温はバッテリの性能や寿命に不利)、バッテリ管理システムとシステム全体の正常性を維持すると同時に、システムのダウンタイムを短縮するのに役立ちます。
  • 安全性の高いパワー・マネージメント機能を実装すると、他のセンサの性能が向上し、部品の寿命を延長することにつながります。

主なリソース

製品
  • TMP61 – 0402、0603/0805 の各サイズでスルーホール・パッケージ封止、1% 誤差の 10kΩ リニア・サーミスタ
  • TMP63 – 0402、0603/0805 各サイズのパッケージ封止、1% 誤差の 100kΩ リニア・サーミスタ
  • TMP64 – 0402、0603/0805 各サイズのパッケージ封止、1% 誤差の 47kΩ リニア・サーミスタ
設計ツールとシミュレーション
  • TMP6-THERMISTOR-DESIGN – 変換表と性能比較表とサンプル・コードが付属した、TMP6 サーミスタ設計ツール

TI の各種温度センシング・ソリューションを採用すると、リアルタイム温度監視を通じて、過熱、低電圧、過電圧、放電からの保護を実現可能

自動化を進めたファクトリ (工場) で TI の各種温度センサを活用すると、産業用、通信用、サーバー、AC/DC の各電源と組み合わせて使用する、バッテリ・パックとチャージャを監視できます。高精度監視を行うと、リアルタイム・データに基づいて電源を最適化し、効率の向上、バッテリ動作期間の延長、充電の高速化を実現することができます。

利点:

  • 温度ドリフトを補償すると、精度と信頼性が向上します。
  • 温度データを使用して過熱を迅速に検出すると、メンテナンス・コストの削減とシステム・ダウンタイムの短縮を実現できます。

主なリソース

リファレンス・デザイン
  • PMP23069 – 最大 16A の入力に対応し、180W/in3 (10.98W/立方 cm) を上回る電力密度を達成する、3kW の単相トーテム・ポール・ブリッジレス PFC のリファレンス・デザイン
  • TIDA-010208 – 高精度のセル測定機能とハイサイド MOSFET 制御機能搭載、10s ~ 16s (16 個の直列) バッテリ・パックのリファレンス・デザイン
製品
  • TMP61 – 0402、0603/0805 の各サイズでスルーホール・パッケージ封止、1% 誤差の 10kΩ リニア・サーミスタ
  • TMP63 – 0402、0603/0805 各サイズのパッケージ封止、1% 誤差の 100kΩ リニア・サーミスタ
  • TMP64 – 0402、0603/0805 各サイズのパッケージ封止、1% 誤差の 47kΩ リニア・サーミスタ

TI の各種温度センシング・ソリューションを採用すると、HV/EV (ハイブリッド車と電気自動車) の性能を最適化すると同時に、安全な方法での電力密度の向上や、機能安全認証の効率化を実現可能

HV/EV (ハイブリッド車と電気自動車)、パワートレインの各アプリケーションで TI の各種温度センサを採用すると、安全な温度制限内での部品の動作、バッテリ・プロファイルに基づく効率的な充電、過熱した MOSFET (金属 - 酸化膜 - 半導体の電界効果トランジスタ) への電流のレギュレーションを実施できます。

利点:

  • 高温などの状況で冷却機能や加熱機能を起動し、部品の故障を防止すると同時に、バッテリ管理システムや、MOSFET の正常性を保護するのが容易になります。
  • 効率的なパワー・マネージメントを通じて、充電時間の短縮と、部品の寿命延長を実現できます。
  • 車載認証済みで、TI の「機能安全対応」

主なリソース

リファレンス・デザイン
  • PMP22650 – GaN ベース、6.6kW、双方向 オンボード・チャージャのリファレンス・デザイン
製品
  • TMP61-Q1 – 車載対応、0402、0603/0805 の各サイズでスルーホール・パッケージ封止、1% 誤差の 10kΩ リニア・サーミスタ
  • TMP63-Q1 – 車載対応、0402、0603/0805 各サイズのパッケージ封止、1% 誤差の 100kΩ リニア・サーミスタ
  • TMP64-Q1 – 車載対応、0402、0603/0805 各サイズのパッケージ封止、1% 誤差の 47kΩ リニア・サーミスタ