ロゴ:製品ラベル

TI の IC 製品のうち、 J-STD-609 と中国版 RoHS の要件を満たす IC 製品は、該当のラベルと記号を使用しています。& これらのラベルは、欧州連合 (EU) の RoHS 要件への準拠ステータスも要約しています。 TI の特定の型番が満たしている準拠ステータスの詳細については、TI の 含有物質検索ツールをご覧ください。

鉛フリー (Pb-free) のロゴ:J-STD-609 

JEDEC (Joint Electronic Device Engineering Council、半導体技術協会) の規格である J-STD-609 は、2007 年 7 月に公開されたもので、IC 外部にあるリード端子の仕上げや、半田ボールと半田バンプに関する電子業界標準のラベル要件を規定しています。 TI は、この規格の策定および公開の時点で委員会の主要なメンバーとして参加していたほか、2004 年 6 月 1 日以来、この規格に基づくラベル要件を満たす製品を出荷してきました。 TI の梱包用ラベルは Pb-free のロゴを使用し、製品が Pb-free の仕上げ要件を満たしていること、および J-STD-020 revision C またはそれ以降の鉛フリー・リフロー・プロセスに関して制定された材質セットに従っていることを表します。

Pb-free 仕上げのカテゴリ

JEDEC J-STD-609 Pb-free 仕上げの複数のカテゴリは、鉛フリー(Pb-free)の端子仕上げ / 含有成分や、ボード・アセンブリで使用する半田ペースト / 半田が以下のとおりであることを規定しています。

  • e0 - 意図的に付加した鉛(Pb)を含有
  • e1 - 錫 - 銀 - 銅(SnAgCu)の合金で、銀の含有率が 1.5% を上回り、それ以外の元素を意図的に付加していない
  • e2- 錫(Sn)合金で、ビスマス(Bi)と亜鉛(Zn)のどちらも含有せず、e1 または e8 で規定されている錫 - 銀 - 銅(SnAgCu)合金のいずれにも該当しない
  • e3 - 錫(Sn)
  • e4 - 貴金属(銀(Ag)、金(Au)、ニッケル - パラジウム(NiPd)、ニッケル - パラジウム - 金(NiPdAu)など(錫(Sn)を含有しない)
  • e5 - 錫 - 亜鉛(SnZn)、錫 - 亜鉛 - その他(SnZnX)(錫(Sn)と亜鉛(Zn)を含有し、ビスマス(Bi)を含有しない他のすべての合金)
  • e6 - ビスマス(Bi)を含有
  • e7 - 低温半田(≦ 150℃)で、インジウム(In)を含有 [ビスマス(Bi)を含有しない)]
  • e8 - 錫 - 銀 - 銅(SnAgCu)で、銀の含有率が 1.5% 以下であり、合金元素は意図的に付加した、または付加していない。このカテゴリには、e1 または e2 で規定したどの合金も該当せず、いかなる量であれビスマスまたは亜鉛を含有した化合物も該当しない。
  • e9 - シンボル - 未割り当て

 

グリーンのロゴ

J-STD-609 のリード端子の要件と、TI が規定した「グリーン」の要件を満たした TI の IC 製品は、従来の「e コード」を「G コード」で置き換えました。つまり、以前は「e4」というラベルの付いていた製品は、現在は「G4」というラベルを表記しています。 「グリーン」に関する TI の定義は、TI Low Halogen (Green) Statement (英語) に掲載してあります。

IC 製品のシンボル表示: J-STD-609 と TI-Green&

TI の IC 製品に表示されている J-STD-609 シンボル

図 1:製品のシンボル

TI の IC で適切なスペースが利用できる場合、e-Code や G-Code のシンボルを印刷しています。

TI の出荷ラベル – J-STD-609 と中国版 RoHS のシンボル 

図 2 に示すように、J-STD-609 の鉛フリー (Pb-free) シンボルと、「e0」を除く他の e-Code のいずれかを組み合わせて使用している場合、その製品は EU RoHS と中国版 RoHS に完全に準拠していることを意味します。

J-STD-609 のシンボルを使用した TI のラベル

図 2:J-STD-609 のシンボルを使用した TI のラベル

Pb-free の要件、RoHS の要件、および JS-709 で業界が推進している部品の低ハロゲン要件をいずれも満たしている TI の製品は、図 3 に示すように、ラベルで従来「e」だったシンボルを「G」に置き換えました。

「Green」シンボルを採用した TI のラベル

図 3:「TI-Green」シンボルを採用した TI のラベル

適用除外を使用した、EU RoHS 準拠製品 

J-STD-0609 シンボルを表示せず、"RoHS Exempt" (RoHS 適用除外) および中国版 RoHS の追跡矢印シンボルと「50」の数値を表記している製品は、EU RoHS の 1 つまたは複数の適用を除外されたことを示しています。TI 製品の場合、これは鉛 (Pb) 含有率が 0.1% (1,000ppm) のしきい値を上回っていることを意味します。図 4 をご覧ください。

適用除外シンボルを使用して RoHS に準拠していることを示す TI のラベル

図 4:適用除外シンボルを使用して RoHS に準拠していることを示す TI のラベル

EU RoHS に準拠していない製品 

J-STD-609 シンボルを表示せず、中国版 RoHS の追跡矢印シンボルと「50」を表記している製品は、0.1% (1,000ppm) のしきい値要件を上回る鉛 (Pb) を含有しており、EU RoHS の適用を除外されていません。図 5 をご覧ください。

RoHS に準拠していない場合のシンボルを使用した TI のラベル

図5:RoHS に準拠していない場合のシンボルを使用した TI のラベル

J-STD-609 と RoHS のステータス:&ラベルのシンボル

EU の鉛フリー・ロゴ

EU RoHS 準拠製品

この表記は、EU RoHS と中国版 RoHS の両方に完全準拠している製品に固有です。

RoHS アイコン

EU RoHS 準拠製品

J-STD-0609 シンボルを表示せず、「RoHS Exempt」(RoHS 適用除外)および中国版 RoHS の追跡矢印と「50」の数字を表記している製品は、EU RoHS の 1 つまたは複数の適用を除外されたことを示しています。TI 製品の場合、これは鉛含有率が 0.1%(1,000ppm)のしきい値を上回っていることを意味します。

EU RoHS 以外の準拠ロゴ

EU RoHS 以外の準拠製品

J-STD-060 シンボルを表示せず、中国版 RoHS の追跡矢印シンボルと「50」を表記している製品は、0.1%(1,000ppm)のしきい値要件を上回る鉛(Pb)を含有しており、EU RoHS の適用を除外されていません。

TI ラベルと、中国版 RoHS の追跡矢印シンボルを使用した他の例

TI 製品のうち、"Pb-free" (鉛フリー) または "green" (「G」、緑) のラベルが付いているものが、欧州連合 (EU)、中国、およびカリフォルニアなどが規定した既知の規制に対する RoHS 完全準拠を意味します。中国版 RoHS の要件を満たすために、TI は 2007 年 7 月に製品ラベルへの追跡矢印シンボル表示を導入しました。この方針により、TI 製品が最大許容濃度値(maximum concentrations value、MCV)を上回る RoHS 物質を含有しているかどうかがさらに明確になりました。このシンボルは、上記に掲載したラベルに示すように、中央にある「e」を 2 つの追跡矢印が囲む形で表記されます。中国版 RoHS のいずれかまたは複数の物質しきい値を上回っている製品の場合、「e」の代わりに「50」が表示され、中国版の環境配慮の使用期間の声明に適合していることを示します。

中国版の追跡矢印シンボルと、TI のラベルで使用している Pb-free シンボルの詳細は、 こちらに掲載されています。 MCV (最大許容濃度値) を上回る中国版 RoHS の成分を含有している製品を対象とした、中国版の環境配慮の使用期間の声明に関する背景情報は、 こちらに掲載されています。

EU RoHS 適用除外の使用法

少数の TI 製品は、特に鉛に関して EU RoHS の適用除外を使用する方法で、RoHS に準拠しています。 最新情報については、環境情報ページのRoHS Exemption and expiration statement (RoHS 適用除外と期限に関する声明) をご覧ください。