お客様からの返却の定義と FAQ

定義 

顧客側の型番 - TI のデバイスを識別するために、お客様が使用している別の型番

顧客参照 / 追跡番号 - お客様のご注文を追跡するために、配送の目的で使用した番号

顧客ユニット ID - 返却対象デバイスにお客様が割り当てた型番

納品書番号 - 品目を配送する際に、お客様のご注文の中で 1 つまたは複数の行品目に対して割り当てた番号 

希望返品数 - TI に返品しようとするデバイスの個数 

機能的な問題 - 返却対象デバイスが期待どおりに動作しません (出力がない、消費電流が過剰、スイッチングしない、など)

ご注文番号 - TI へのご注文が完了した後、お客様が受け取った番号

PPM (Parts per million、百万分の一) - デバイスの故障率を、デバイス 100 万個あたりの故障数で表した値

プログラマブル製品 - 特定のコードをデバイスに送信する方法で、その動作と出力をカスタマイズできるデバイス。デバイスには通常セキュリティ・キー・コードがあり、手順を継続するにはそのコードを入力する必要があります。 

購入ご注文書 (PO) 番号 - お客様からの個別のご注文に対して、TI が外部向けに割り当てているご注文書番号

販売注文 (SO) 番号 - お客様からの個別のご注文に対して、TI が内部向けに割り当てている番号。複数のデバイスや、複数の配送と日付に対して、単一の販売注文番号を割り当てることも可能です。 

TI 販売特約店 - 以下の利点を実現できるように、TI は TI 販売特約店からのご購入を強くお勧めしています。

  • トレーサビリティが確保された正規の TI デバイス
  • TI の品質規格に基づく取り扱いと保管
  • 最新の技術情報と製品情報を反映するサポート

未承認の販売元からご購入になった場合、偽造デバイスや、元の製品に比べて品質や信頼性が低下したデバイスを受け取るリスクが発生します。このような理由で、未承認販売元を経由した返却を受け付けないことがあります。 

TI store - 30,000 種類以上のリアルタイム在庫を確保している TI のオンライン・ストア店頭 

TI (直接購入) - 購入ご注文書 (PO) を使用して完了させる、TI との直接のお取り引き 

合計故障数量 - デバイスのご購入履歴の中で、故障したデバイスのユニット総数 

継続的なユニット総数 - 一定の期間にわたって顧客の製造プロセスで消費した TI デバイスの数 (たとえば、「4,500 TI devices total were run in our manufacturing processes during the last month」 (最近 1 か月のうちに当社の製造プロセスで継続的に消費した合計 4,500 個の TI デバイス))。

ワイヤレス・コネクティビティ無線製品 - Bluetooth (BT)、FM (周波数変調)、ワイヤレス LAN (WLAN)、GPS (グローバル・ポジショニング・システム) などの各種アプリケーションで採用されている TI デバイス。

FAQ

基板のメーカーを TI が把握しておく必要があるのはなぜですか? 

基板を製造する際に使用する部品とプロセスは企業によって異なります。基板の製造元を把握しておくことで、デバイスに影響し得る特定の条件を理解でき、性能に問題があるかもしれない場合に原因を突き止めやすくなると考えられます。

返品保証(RMA)番号が重要な理由は何ですか?

RMA 番号は、お客様から懸念が寄せられた場合に TI がその調査を行うために使用する番号です。返却、返金、または交換は、この番号で追跡されます。お持ちのデバイスを TI の営業担当者または TI store からご購入になった場合、RMA 番号を取得するには TI カスタマー・サポートにお問い合わせください。TI 販売特約店を介してデバイスを購入された場合は、その販売特約店に RMA 番号をお問い合わせください。

出荷トレース・コード(STC)とは何ですか?どこでそれを確認することができますか?

出荷トレース・コードとは、(1T)の横の TI 配送ラベルに記載されている 10 文字の識別コードです。

ロット・トレース・コード(LTC)とは何ですか?どこでそれを確認することができますか?

ロット・トレース・コードとは、各 TI デバイスに付けられた 7 桁のコードで、1 回の組み立て制御フローで処理されたシングル・ロットを表します。1 行または 2 行で表示される場合があります。このコードはマーキングと一緒にデバイスの上面に記載されています。

LTC の部品マーキングの例は、part marking lookup tool (パーツのマーク検索ツール) でご確認になれます。

ダイ・トレース・コード(DTC)とは何ですか?どこでそれを確認することができますか?

ダイ・トレース・コード(DTC)とは、大型 DLP デバイスに記載されている 7 桁の数字で、LTC の横にあります。DTC はダイ情報を追跡するために使用されます。以下の例を参照してください。

ダイ・トレース・コード(DTC)

返却の優先レベルを判断するにはどうすればよいですか?

優先度が高い返却となるのは、製造に影響を与える問題、フィールド故障数の大幅な増加、優先度が高い顧客プロジェクトまたは新たにリリースされた顧客プロジェクトに関する問題を伴う返却です。こうした基準に該当せず、低優先度にも指定されない返却は、通常の優先レベルで処理されます。

TI がアプリケーションを把握する必要があるのはなぜですか?

アプリケーションの詳細を把握することで、適切な事業部に通知し、返却されたデバイスを適切なリソースに評価させることができます。

問題の発生環境が重要な理由は何ですか?

デバイスに問題が発生したステージを把握することで、デバイスが耐えた時点までのバイアスと環境の条件がわかります。この情報は、問題の原因特定に役立ちます。

どのような問題が「電気」の問題に該当しますか?

  • 機能的な問題 – 返却対象デバイスが期待どおりに動作しません (出力がない、消費電流が過剰、スイッチングしない、など)
  • パラメータの問題 – 返却対象デバイスは動作していますが、その出力値が仕様の範囲外に多少逸脱しています。
  • 開路 / 短絡 – 返却対象デバイスのいずれかのピンで継続的な問題が発生しています。
  • インピーダンス測定値 – インピーダンスとして得られた抵抗測定値が、特定のピンが仕様の範囲外であるときに対応しています。
  • プログラミングの問題 – プログラミングの問題が発生するのは、デバイスがプログラミングの値 (書き込もうとした設定値) を受け入れない、プログラミングした値を保持しない、または誤った方法でプログラムされる場合です。処理を進めるには、プログラミングの条件、使用されているソフトウェアとハードウェアに関する追加情報が必要です。

どのような問題が機械的または外観の問題に該当しますか?

  • キャリア – テープ・アンド・リール、チューブ、トレイなど、デバイスのコンテナ (格納容器) に問題があります。
  • ピン / ボールの状態 – 破損、折れ曲がり、欠落、形状異常があります。
  • パッケージの損傷 – ひび割れ、削れたチップ、衝撃を受けた点、へこみ、または膨張などがあります。
  • TI パーツのマーキング – パーツのマーキングがないか、または正しくありません。
  • 半田付けのしやすさ – PCB に TI デバイスを半田付けしようとするときに、付着状況に問題があります。半田付け処理と半田付けの種類について詳細な情報が必要となります。

配送に問題がある場合、何を記載する必要がありますか?

ダンボール箱などの箱に損傷がある、ラベルが違うまたはラベルがない、封止が不完全、資料がない、TI デバイスが違う、TI デバイスの数量が異なるといった場合、それを明記してください。

手続きを進める際に、問題が見つかった時点の状態が必要とされる理由は何ですか?

問題が見つかったときのバイアスおよび環境条件は、多くの場合、発見された問題を検証して解決するうえで必要不可欠です。温度、周波数、電源電圧、出力電圧などの情報により、問題発生時のお客様の状態を再現できます。

TI が実行する A-B-A スワップの方法と、そのプロセスの概要を教えてください。

A-B-A スワップは、問題が基板ではなく TI デバイスにあることを確認するために使用されます。問題のデバイスと既知の良好なデバイスだけを交換して基板が機能するかどうかを確認し、その後、既知の良好なデバイスを問題のデバイスに戻して基板が機能しなくなるかを確認します。

デバイスが回路基板の複数の場所で使用されているかどうかが問題となる理由は何ですか。

2 つの場所でバイアス条件が異なる可能性があります。その場合、1 つの場所では予想どおり動作し、もう 1 つの場所で問題が発生することの説明がつきます。

どのような追加情報をアップロードすべきですか?

返却されるデバイスに関して、デバイスの上部画像、下部画像、バイアス条件、正常に動作するデバイスの画像、その他返却調査に重要と考えられる情報など、TI はあらゆる要素を調査します。さまざまな形式で最大 50MB のファイルをアップロードしていただけます。ただし、マクロを含むファイルは受け付けません。返却する際に、マクロを記録したファイルが必要な場合、TI の担当者に E メールでお問い合わせください (myTI のログインが必要です)。

「その他の詳細」セクションには何を記載する必要がありますか?

それまでのセクションになかったと思われる関連情報を入力してください。