ワイヤレス・コネクティビティ

ワイヤレス コネクティビティの設計と開発

TI の革新的で低コストのワイヤレス ソリューションを使用して、お客様の独自製品を設計

TI のワイヤレス コネクティビティ デバイスを使用した設計に関する、役に立つリソースと概要を参照できます。TI Developer Zone で、TI のハードウェア製品とソフトウェア製品を簡単に評価できます。設計プロセスの段階で TI のエンジニアやパートナーに連絡し、迅速なサポートを受けることができます。
ワイヤレス コネクティビティの設計と開発

TI デベロッパー ゾーン

クラウド環境またはデスクトップ環境から、コードの開発、デバッグ、分析を簡単に実行するために必要な開発ツール、ソフトウェア、トレーニングのすべてにアクセスし、ダウンロードすることができます。

TI Developer Zone にアクセスすると、1 箇所ですべてを検索できます。ソフトウェア、サンプル、トレーニング、開発ツールに容易にアクセスできます。ギガバイト単位のソフトウェアをインストールする必要なしで、オンラインで評価と開発を開始できます。

開発に使用するデバイス開発ボードに合わせてカスタマイズ済みのコンテンツやツールを使用し、必要なものに的確にアクセスできます。

開始

最新のソフトウェア ライブラリ、サンプル、資料にアクセスするためのセントラル ハブ

Resource Explorer は Web ベースのツールであり、必要なソフトウェアや資料を参照し、迅速にアクセスすることができます。CCS Cloud と組み合わせると、ソフトウェアのダウンロードやローカル インストールが必要なく、リモートの評価ハードウェアを使用してサンプルやデモを動作させることができます。

開始
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多様なデバイスを対象とした、使いやすく実践的なトレーニング モジュール

SimpleLink Academy には、ワイヤレス コネクティビティに対応する TI の多様な LaunchPad™ 開発キットに関する、複数のデモと資料が付属しています。各モジュールは、デバイスの機能を実証するために、TI のソフトウェア開発キット (SDK) の一部で、サンプルをステップバイステップで紹介しています。

ワイヤレス接続やリアルタイム オペレーティング システム (RTOS) の基礎から、開発中アプリケーションのニーズに適したマルチプロトコル動作や高度なデバイス機能まで、さまざまなトピックを網羅しています。

ハードウェアとソフトウェアの構成作業を簡素化

SysConfig は、ピン、ペリフェラル、無線、ソフトウェア スタック、RTOS などのコンポーネントを構成するための直観的なグラフィカル ユーザー インターフェイスを採用しています。SysConfig は、ソフトウェア開発を迅速化するために、競合の検出、提示、解決を自動的に実行します。

この機能は、Code Composer Studio ソフトウェアの一部、スタンドアロン アプリケーション、クラウド ベース アプリケーションいずれかの形式で利用できます。

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ハードウェア

ワイヤレス コネクティビティに関するお客様のニーズに対応できる、コスト最適化済みソリューションで構成された TI の幅広い製品ラインアップをご確認ください。

開発中の製品で TI の事前認証済みモジュールを採用すると、最小の設計工数で製品にワイヤレス コネクティビティを追加可能

これらのモジュールには、外部部品を単一のモジュールに統合し、TI がワイヤレス認証をすでに取得済みという特長があります。お客様がこれらを活用すると、開発期間を短縮できます。周囲で使用する受動部品を内部に統合した結果、お客様は製造サプライ チェーンと設計工数を簡素化できます。各モジュールは、世界各地の主な規制機関の認証取得済みであり、お客様が認証を新規取得する場合に必要になるはずの高価な RF 機器、開発業務、投資が不要になります。

低コストでモジュール形式のオープン ソース ハードウェア エコシステムを活用すると、多くのリソースへの投資が不要になり、TI の各種デバイスを迅速に評価可能

TI の LaunchPad 開発キットは、プラグ アンド プレイ機能を使用してプログラミングとデバッグを容易に実行できる設計を採用しています。規制要件に準拠したハードウェアを使用して、TI のスケーラブルな製品ラインアップの機能全般をテストできます。TI の各種開発キットは、オンラインとオフラインの両方でシームレスに動作する設計を採用しているため、製品の開発期間短縮に役立ちます。

LaunchPad エコシステムから入手できる TI のハードウェア開発ツールの一部を掲載した次のリストをご覧ください。

TI のエキスパートとの協力作業

SimpleLink ハードウェアの設計レビュー・プロセスは、問い合わせの手段を提供します。その後、関連する設計に関するエキスパートと 1 対 1 で連絡、エキスパートはお客様の設計に対するレビューを実施し、役に立つフィードバックをお知らせします。レビューを依頼するには、シンプルな 3 ステップのプロセスに従います。

ハードウェア開発ツール

Sub-1GHz、Wi-SUN、Amazon Sidewalk、マルチプロトコル

開発キット
CC1312R7 SimpleLink™ マルチスタンダード ワイヤレス マイコン向け LaunchPad™ 開発キット

この LaunchPad™ 開発キットを使用すると、SimpleLink™ Sub-1GHz ワイヤレス マイコンである CC1312R7 を使用する開発の期間を短縮できます。ソフトウェア サポートは、SIMPLELINK-LOWPOWER-SDK (SimpleLink 低消費電力 SDK) ソフトウェア開発キットを通じて実現しています。

開発キット
CC1312R LaunchPad™ development kit for sub-1-GHz SimpleLink™ wireless MCU
この LaunchPad™ 開発キットを採用すると、パワー・アンプと、Sub-1GHz の複数並列動作をサポートするためのマルチバンド無線サポートを搭載した各種デバイス向けの開発を迅速化できます。サポート対象のプロトコルは、Sub-1GHz、802.15.4、および CC13x2-CC26x2 SDK と互換性のある独自 RF などです。使用可能なバリエーションは、さまざまな RF マッチング回路と電力レベルに対応しています。

Bluetooth® Low Energy、Matter、Thread、ZigBee®

評価ボード
CC2340R5 SimpleLink™ Bluetooth® 5.3 Low Energy (BLE) マイコン向け LaunchPad™ 開発キット

Bluetooth 5 Low Energy (BLE) と 2.4GHz の独自プロトコルをサポートする SimpleLink Bluetooth Low Energy マイコンを採用した開発の迅速化目的で、この LaunchPad 開発キットを使用することができます。ソフトウェア サポートは、SimpleLink 低消費電力 F3 ワイヤレス ソフトウェア開発キット (SDK) を通じて実現しています。

開発キット
CC2652RB LaunchPad™ development kit for BAW multi-protocol 2.4-GHz SimpleLink™ wireless MCU

この LaunchPad™ は、Bluetooth®、Zigbee®、Thread をサポートする水晶不使用 BAW (バルク弾性波) SimpleLink™ CC2652RB マルチプロトコル・ワイヤレス・マイコンの開発に使用できます。ソフトウェア・サポートは、CC13X2-CC26X2 ソフトウェア開発キット (SDK) を通じて実現しています。

評価ボード
CC2652R7 SimpleLink™ マルチスタンダード ワイヤレス マイコン向け LaunchPad™ 開発キット

この LaunchPad™ は、SimpleLink™ マルチスタンダード CC2652R7 ワイヤレス マイコンを搭載した開発の迅速化に使用でき、Bluetooth®、ZigBee®、Thread をサポートしています。  ソフトウェア サポートは、SIMPLELINK-LOWPOWER-SDK (SimpleLink 低消費電力 SDK) ソフトウェア開発キットを通じて実現しています。

Wi-Fi® と Matter

開発キット
CC3235S dual-band LaunchPad™ development kit for Wi-Fi® SimpleLink™ MCU

SimpleLink™ Wi-Fi® CC3235S デュアル・バンド LaunchPad™ 開発キット (LAUNCHXL-CC3235S) はシングルチップ・セキュリティ・ソリューション / ワイヤレス・マイコン (MCU) である CC3235S を使用しています。このマイコンはユーザー・アプリケーション専用 ARM® cortex®-M4 マイコンのほか、2.4GHz/5GHz Wi-Fi、インターネット、セキュリティ・プロトコルを実行するネットワーク・プロセッサを搭載しています。LAUNCHXL-CC3235S (...)

評価ボード
SimpleLink™ CC3301 Wi-Fi® 6 と Bluetooth® Low Energy ブースタパック・プラグイン・モジュール

Linux® を実行するプロセッサ・ホスト、または RTOS (リアルタイム OS) を実行するマイコン・ホストを使用する組込みアプリケーションで、SimpleLink™ CC3301 Wi-Fi 6/Bluetooth® Low Energy の各種デバイスを採用すると、低コスト、高信頼性、セキュアな接続を実現できます。CC3301 ブースタパック・プラグイン・モジュール (BP-CC3301) は、TI LaunchPad™ 開発キットやプロセッサ・ボードに簡単に接続できるテスト / 開発ボードであり、迅速なソフトウェア開発が可能です。

このキットは、以下の 3 つの構成で使用できます。

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ソフトウェア

SimpleLink SDK は、さまざまなワイヤレス プロトコルの開発に適した、包括的でポータブルなソフトウェア パッケージを取り揃えています。

TI の SimpleLink SDK は、多様な Bluetooth プロファイルと役割をサポートしており、アプリケーション開発の出発点として使用できるサンプルも付属しています。最新の Bluetooth コア仕様に継続的に準拠し、TI が取得した認証を維持できるように、TI はこの SDK を一貫性のある方法で保守しています。

プロセッサやマイコンは TI のソフトウェアとの相互運用性があり、Wi-Fi 6 (802.11ax) を含めた最新の各種 Wi-Fi コネクティビティ規格に対応しています。Linux® や RTOS をベースとするシステムに簡単に統合できるため、IoT (モノのインターネット) デバイスを自信を持って接続できます。

SDK に付属しているすべてのサンプル アプリケーション (HTTP、メッセージ キューイング遠隔測定トランスポート、Matter、プロビジョニング) は、複数の IDE (Code Composer Studio™ ソフトウェアと IAR Embedded Workbench) と複数のオペレーティング システム (OS なし、TI-RTOS、FreeRTOS) でサポートされています。

TI の SimpleLink SDK を使用すると、Matter、TI 15.4-Stack、Wi-SUN、Amazon Sidewalk、独自プロトコルのような各種ワイヤレス プロトコルを実現できます。ダイナミック マルチプロトコルの並列動作は、Bluetooth Low Energy、TI 15.4、ZigBee、または独自 Sub-1GHz をサポートしています。

ソフトウェア開発ツール

ソフトウェア開発キット (SDK)
SimpleLink™ 低消費電力 SDK (ソフトウェア開発キット)

SimpleLink™ Low Power SDK は、CC13xx、CC23xx、CC26xx の各製品ファミリをサポートしています。これらの SDK を組み合わせると、SimpleLink CC13xx/CC23xx/CC26xx の各ワイヤレス マイコン上で Bluetooth® Low Energy、Mesh、ZigBee®、Matter、Thread、802.15.4 ベース、独自仕様、マルチプロトコルの各ソリューションをサポートする Sub-1GHz/2.4GHz アプリケーションを開発するための包括的なソフトウェア パッケージを実現できます。

ソフトウェア開発キット (SDK)
SimpleLink™ Wi-Fi® CC32xx ソフトウェア開発キット(SDK)

SimpleLink™ Wi-Fi® CC32XX SDK には CC3220/CC3235 の各プログラマブル・マイコン向けドライバと、ソリューションの使用に必要な技術資料が付属しています。また、フラッシュ・プログラマや、ソフトウェアのフラッシュとネットワーク構成やソフトウェア・パラメータの設定(SSID、アクセス・ポイント・チャネル、ネットワーク・プロファイルなど)を行うためのコマンド・ライン・ツール、システム・ファイル、およびユーザー・ファイル(証明書、Webページなど)も含まれています。この SDK は TI の SimpleLink Wi-Fi (...)

ドライバまたはライブラリ
TI 15.4-Stack ゲートウェイ向け Linux ソフトウェア開発キット

The TI-15.4-Stack-Gateway-Linux Software Development Kit (SDK) provides a Linux software middleware for the TI 15.4-Stack companion solution. It includes a full Linux user-space software that runs on top of the TI Processor SDK for AM335x platform, which interfaces with the co-processor embedded (...)

IDE (統合開発環境)、コンパイラ、またはデバッガ
Code Composer Studio™ 統合開発環境(IDE)

Code Composer Studio は、TI のマイコンとプロセッサ向けの統合開発環境 (IDE) です。CCS は、組み込みアプリケーションの開発とデバッグに必要な一連のツールで構成されています。 Code Composer Studio は、Windows®、Linux®、macOS® の各デスクトップからダウンロードできます。ほかに、TI developer zone にアクセスし、クラウド環境で実行することもできます。

Code Composer Studio は、最適化 C/C++ (...)

IDE (統合開発環境)、コンパイラ、またはデバッガ
システム構成ツール

SysConfig は、ハードウェアとソフトウェアの構成に関する課題の簡素化と、ソフトウェア開発の迅速化に役立つ設計を採用した構成ツールです。

SysConfig は、Code Composer Studio™ 統合開発環境 (IDE) の一部、またはスタンドアロン・アプリケーションという形式で利用できます。さらに、TI developer zoneにアクセスすると、SysConfig をクラウド環境で実行できます。

SysConfig (...)

サンプル・コードまたはデモ
SimpleLink Connect モバイル アプリ

SimpleLink Connect モバイル アプリは、CC23XX デバイスを採用して SIMPLELINK 低消費電力 SDK を実行するモバイル デバイスに適した、Bluetooth® Low Energy のサンプル アプリケーションです。このアプリは、iOS または Android を使用して独自のモバイル アプリを迅速に開発するための土台として活用できます。ソース コードが付属しているため、カスタマイズが容易です。

教育用リソース

関連資料
関連資料
ワイヤレス・コネクティビティ・テクノロジー・セレクション・ガイド
TI の『ワイヤレス・コネクティビティ・テクノロジー・セレクション・ガイド』をダウンロードすると、距離、周波数、スループット、ネットワーク、バッテリの各要件に基づいて、開発するアプリケーションに最適なプロトコルを選定しやすくなります。
E2E™ 設計サポート
E2E™ 設計サポート
ワイヤレス・コネクティビティ設計サポート
TI E2E フォーラムは、設計プロセスの多様な段階でエンジニアの役に立つ情報を提供しています。TI のさまざまなエンジニアが技術的な質問に回答し、知識を公開しているため、設計上の問題を迅速に解決できるようになります。
アプリケーション・ノート
アプリケーション・ノート
How to Certify Your Bluetooth Product (Rev. K)
認証とリスト掲載に関する TI のプロセスの概要は、お客様が開発する最終製品の市場投入に役立ちます。実際の標準化機関が公開している標準的要件を掲載しているため、この文書は役に立つと考えられます。
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パートナーの製品とサービス

TI のパートナーは、知名度が高く強い基盤を持つ企業で構成される世界的なコミュニティを形成し、TI の半導体デバイス ソリューションを補完する製品とサービスを提供しています。製品とサービスの中には、広範なシステム モジュール、エンジニアリング サービス、開発ツールがあり、これらは開発労力の低減と市場投入期間の短縮に寄与します。

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パートナーの製品とサービス

製品固有の 設計ツールと開発ツール を検索できます

TI の多様な製品ページには、評価、設計、開発、市場投入の迅速化に役立つ、デバイス固有の多数のツールとリソースが掲載されています。