Sitara プロセッサ: Arm Cortex-A9、PRU-ICSS、EtherCAT、3D グラフィックス
製品の詳細
パラメータ
パッケージ|ピン|サイズ
特長
- ハイライト
- Sitara™ ARM® Cortex®-A9 32ビットRISCプロセッサで、最高1000MHz
- NEON™SIMDコプロセッサ およびベクトル浮動小数点(VFPv3)コプロセッサ
- 32KBのL1命令およびデータ・キャッシュ
- 256KBのL2キャッシュまたはL3 RAM
- 32ビットのLPDDR2、DDR3、DDR3Lをサポート
- 汎用メモリのサポート(NAND、NOR、SRAM): 最大16ビットのECCをサポート
- SGX530グラフィック・エンジン
- ディスプレイ・サブシステム
- プログラマブル・リアルタイム・ユニット・サブシステムおよび産業用通信サブシステム(PRU-ICSS)
- リアルタイム・クロック(RTC)
- 最大2つのUSB 2.0 High-Speed、デュアル・ロール(ホストまたはデバイス)ポート、PHY搭載
- 10、100、1000イーサネット・スイッチ、最大2ポートをサポート
- シリアル・インターフェイス
- 2つのCAN (Controller Area Network)ポート
- 6つのUART、2つのMcASP、5つのMcSPI、3つのI2Cポート、1つのQSPI、1つのHDQまたは1線式
- セキュリティ
- 暗号化ハードウェア・アクセラレータ(AES、SHA、RNG、DES、3DES)
- セキュア・ブート(AM437x高度セキュリティ[AM437xHS]デバイスでのみ利用可能)
- 2つの12ビット逐次比較型(SAR) ADC
- 最大3つの32ビット拡張キャプチャ(eCAP)モジュール
- 最大3つの拡張直交エンコーダ・パルス(eQEP)モジュール
- 最大6つの拡張高分解能PWM (eHRPWM)モジュール
- Sitara™ ARM® Cortex®-A9 32ビットRISCプロセッサで、最高1000MHz
- MPUサブシステム
- 最高1000MHzの処理速度を持つARM Cortex-A9 32ビットRISCマイクロプロセッサ
- 32KBのL1命令およびデータ・キャッシュ
- 256KBのL2キャッシュ(L3 RAMとしても構成可能)
- 256KBのオンチップ・ブートROM
- 64KBのオンチップRAM
- セキュア制御モジュール(SCM) (AM437xHSデバイスでのみ利用可能)
- エミュレーションおよびデバッグ
- JTAG
- 組み込みトレース・バッファ
- 割り込みハンドラ
- オンチップ・メモリ(共有L3 RAM)
- 256KBの汎用オンチップ・メモリ・コントローラ(OCMC) RAM
- すべてのマスタからアクセス可能
- 高速ウェークアップ用の保持をサポート
- 最大512KBの合計内部RAM
(L3 RAMとして構成された256KBのARMメモリ + 256KBのOCMC RAM)
- 外部メモリ・インターフェイス(EMIF)
- DDRコントローラ
- LPDDR2: 266MHzクロック(データ速度LPDDR2-533)
- DDR3およびDDR3L: 400MHzクロック(データ速度DDR-800)
- 32ビット・データ・バス
- 合計2GBのアドレッシング可能領域
- 1つのx32、2つのx16、または4つのx8メモリ・デバイス構成をサポート
- DDRコントローラ
- 汎用メモリ・コントローラ(GPMC)
- 柔軟な8および16ビットの非同期メモリ・インターフェイスと、最大7つのチップ・セレクト(NAND、NOR、Muxed-NOR、SRAM)
- BCHコードを使用して4、8、または16ビットECCをサポート
- ハミング・コードを使用して1ビットECCをサポート
- エラー特定モジュール(ELM)
- GPMCと組み合わせて使用すると、BCHアルゴリズムで生成されたシンドローム多項式により、データ・エラーのアドレスを特定可能
- BCHアルゴリズムに基づいて、512バイトのブロックごとに4、8、または16ビットのエラーを特定可能
- プログラマブル・リアルタイム・ユニット・サブシステムおよび産業用通信サブシステム(PRU-ICSS)
- 各種のプロトコルをサポート: EtherCAT®、 PROFIBUS®、 PROFINET®、 EtherNet/IP™、EnDat 2.2など
- 2つのプログラム可能なリアルタイム・ユニット(PRU)サブシステム、それぞれに2つのPRUコアが付属
- 各コアは32ビットのロード・アンド・ストアRISCプロセッサで、200MHzで実行可能
- 単一エラーの検出機能(パリティ)付きの、12KB (PRU-ICSS1)または4KB (PRU-ICSS0)の命令RAM
- 単一エラーの検出機能(パリティ)付きの、8KB (PRU-ICSS1)または4KB (PRU-ICSS0)のデータRAM
- 64ビット・アキュムレータを備えたシングル・サイクル32ビット乗算器
- 拡張GPIOモジュールにより、シフトイン/シフトアウトおよび外部信号の並列ラッチをサポート
- 単一エラーの検出機能(パリティ)付きの、12KB (PRU-ICSS1のみ)の共有RAM
- 各PRUからアクセス可能な3つの120バイト・レジスタ・バンク
- システム入力イベント処理用の、割り込みコントローラ(INTC)モジュール
- 内部および外部マスタをPRU-ICSS内部のリソースに接続する、ローカル相互接続バス
- PRU-ICSS内部のペリフェラル
- 最大12Mbpsをサポートする、1つのフロー制御ピン付きUARTポート
- 1つのeCAPモジュール
- EtherCATなどの産業用イーサネットをサポートする、2つのMIIイーサネット・ポート
- 1つのMDIOポート
- 2つのPRU-ICSSサブシステムにより産業用通信をサポート
- 電源、リセット、クロック管理(PRCM)モジュール
- ディープ・スリープ・モードの開始と終了を制御
- スリープ・シーケンス、電力ドメインのスイッチオフ・シーケンス、ウェークアップ・シーケンス、電力ドメインのスイッチオン・シーケンスを制御
- クロック
- 高周波発振器を搭載し、各種のシステムおよびペリフェラル・クロック用のリファレンス・クロック(19.2、24、25、26MHz)を生成
- 個別のクロックのイネーブル/ディセーブル制御をサポートしているため、サブシステムおよびペリフェラルでの消費電力低減を促進
- 5つのADPLLによりシステム・クロック(MPUサブシステム、DDRインターフェイス、USB、ペリフェラル [MMCおよびSD、UART、SPI、I2C]、L3、L4、イーサネット、GFX [SGX530]、LCDピクセル・クロック)を生成
- 電源
- 2つの切り替え不可電力ドメイン(RTCおよびウェークアップ・ロジック[WAKE-UP])
- 3つの切り替え可能電力ドメイン(MPUサブシステム、SGX530 [GFX]、ペリフェラルとインフラストラクチャ[PER])
- 動的電圧周波数スケーリング(DVFS)
- リアルタイム・クロック(RTC)
- リアルタイムの日付(日、月、年、曜日)および時刻(時、分、秒)情報
- 32.768kHz発振器、RTCロジック、1.1V内部LDOを内蔵
- 独立のパワー・オン・リセット(RTC_PWRONRSTn)入力
- 外部ウェーク・イベント用の専用入力ピン(RTC_WAKEUP)
- プログラム可能なアラームを使用して、ウェークアップ用にPRCMへ、またはイベント通知用にCortex-A9への内部割り込みを生成可能
- プログラム可能なアラームと外部出力(RTC_PMIC_EN)を使用して、電力管理ICをイネーブルし、RTC以外の電力ドメインを復元可能
- ペリフェラル
- 最大2つのUSB 2.0 High-Speed、デュアル・ロール(ホストまたはデバイス)ポート、PHY搭載
- 最大2つの産業用ギガビット・イーサネットMAC
(10、100、1000Mbps)- 内蔵スイッチ
- 各MACはMII、RMII、RGMII、MDIOインターフェイスをサポート
- イーサネットのMACおよびスイッチは他の機能と独立して動作可能
- IEEE 1588v2高精度時刻プロトコル(PTP)
- 最大2つのCANポート
- CANバージョン2パートAおよびBをサポート
- 最大2つのマルチチャネル・オーディオ・シリアル・ポート(McASP)
- 最高50MHzの送信および受信クロック
- McASPポートごとに最大4つのシリアル・データ・ピン、個々に独立したTXおよびRXクロック
- 時分割多重化(TDM)、IC間サウンド(I2S)、および類似のフォーマットをサポート
- デジタル・オーディオ・インターフェイス送信(SPDIF、IEC60958-1、AES-3フォーマット)をサポート
- 送受信用FIFOバッファ(256バイト)
- 最大6つのUART
- すべてのUARTがIrDAおよびCIRモードをサポート
- すべてのUARTがRTSおよびCTSフロー制御をサポート
- UART1は完全なモデム制御をサポート
- 最大5つのマスタおよびスレーブMcSPI
- McSPI0~McSPI2は最大4つのチップ・セレクトをサポート
- McSPI3およびMcSPI4は最大2つのチップ・セレクトをサポート
- 最高48MHz
- 1つのクワッドSPI
- シリアルNOR FLASHからのXIP (eXecute In Place)をサポート
- 1つのDallas 1-Wire®およびHDQシリアル・インターフェイス
- 最大3つのMMC、SD、SDIOポート
- 1、4、8ビットMMC、SD、SDIOモード
- すべてのポートが1.8~3.3Vで動作
- 最高48MHzのクロック
- カード検出と書き込み保護をサポート
- MMC4.3とSDおよびSDIO 2.0仕様に準拠
- 最大3つのI2Cマスタおよびスレーブ・インターフェイス
- 標準モード(最高100kHz)
- ファースト・モード(最高400kHz)
- 最大6バンクの汎用I/O (GPIO)
- バンクごとに32のGPIO (他の機能ピンと多重化)
- GPIOは割り込み入力として使用可能(バンクごとに最大2つの割り込み入力)
- 最大3つの外部DMAイベント入力、割り込み入力としても使用可能
- 12個の32ビット汎用タイマ
- DMTIMER1は1msタイマで、オペレーティング・システム(OS)のティックに使用
- DMTIMER4~DMTIMER7はピン出力
- 1つのパブリック・ウォッチドッグ・タイマ
- 1つのフリーランニング高分解能32kHzカウンタ(synctimer32K)
- 1つのセキュア・ウォッチドッグ・タイマ(AM437xHSデバイスでのみ使用可能)
- SGX530 3Dグラフィック・エンジン
- タイル・ベースのアーキテクチャにより最大20Mポリゴン/秒を実現
- ユニバーサル・スケーラブル・シェーダー・エンジンはマルチスレッドのエンジンで、ピクセルおよび頂点シェーダー機能を搭載
- Microsoft VS3.0、PS3.0、OGL2.0を超える高度なシェーダー機能セット
- 業界標準APIのDirect3D Mobileと、OGL-ES 1.1および2.0をサポート
- 粒度の細かいタスク切り替え、負荷分散、電力管理
- 高度なジオメトリDMAベースの動作により、CPUとの連携は最小限
- プログラム可能な高品質の画像アンチ・エイリアシング
- メモリ・アドレッシングの完全な仮想化により、統一メモリ・アーキテクチャでOSが動作可能
- ディスプレイ・サブシステム
- 表示モード
- ピクセル・メモリ形式をプログラム可能(ピクセルごとに1、2、4、8ビットのパレット化ピクセル、RGB 16および24ビット、およびYUV 4:2:2)
- 256×24ビットのRGBエントリ・パレット
- 最大解像度2048×2048
- ディスプレイのサポート
- パッシブおよびアクティブ・カラー、パッシブおよびアクティブ・モノクロームの4種類のディスプレイに対応
- 4および8ビットのモノクローム・パッシブ・パネル・インターフェイスをサポート(ディザリング・ブロックにより15のグレイスケール・レベルをサポート)
- RGB 8ビット・カラーのパッシブ・パネル・インターフェイスをサポート(ディザリング・ブロックによりカラー・パネルで3,375色をサポート)
- RGB 12、16、18、24ビットのアクティブ・パネル・インターフェイスをサポート(複製またはディザリングされたエンコード・ピクセル値)
- RFBIモジュールにより、リモート・フレーム・バッファ(LCDパネルに組み込まれたもの)に対応
- RFBIモジュールにより、リモート・フレーム・バッファを部分的リフレッシュ
- 部分的表示
- 8、9、12、16ビット・インターフェイス(TDM)での複数サイクル出力フォーマット
- 信号処理
- 1つのグラフィック・レイヤ(RGBまたはCLUT)と2つのビデオ・レイヤ(YUV 4:2:2、RGB16、RGB24)のオーバーレイおよびウィンドウ表示のサポート
- ディスプレイ・インターフェイスでRGB 24ビットをサポート、オプションとしてディザリングによりRGB 18ビット・ピクセル出力と6ビット・フレーム・レート制御(空間的または時間的)に対応
- 透明カラー・キー(ソースおよびデスティネーション)
- バッファ更新の同期
- ガンマ曲線のサポート
- 複数のバッファのサポート
- クロッピングのサポート
- カラー・フェーズの回転
- 表示モード
- 2つの12ビットSAR ADC (ADC0、ADC1)
- 毎秒867Kサンプル
- 入力は、8:1アナログ・スイッチにより多重化された8つのアナログ入力のどれからでも選択可能
- ADC0は4、5、8線式の抵抗性タッチ・スクリーン・コントローラ(TSC)で動作するよう構成可能
- 最大3つの32ビットeCAPモジュール
- 3つのキャプチャ入力、または3つの補助PWM出力として構成可能
- 最大6つの拡張eHRPWMモジュール
- 専用の16ビットの時間ベース・カウンタ、時間および周波数の制御機能付き
- 6つのシングル・エンド、6つのデュアル・エッジ対称型、または3つのデュアル・エッジ非対称型出力として構成可能
- 最大3つの32ビットeQEPモジュール
- デバイス識別情報
- 電気ヒューズ・ファーム(FuseFarm)を出荷時にプログラム可能
- 製造ID
- デバイス部品番号(固有のJTAG ID)
- デバイスのリビジョン(ホストのARMから読み取り可能)
- セキュリティ・キー(AM437xHSデバイスでのみ使用可能)
- 機能識別情報
- 電気ヒューズ・ファーム(FuseFarm)を出荷時にプログラム可能
- デバッグ・インターフェイスのサポート
- ARM (Cortex-A9およびPRCM)およびPRU-ICSSデバッグ用のJTAGおよびcJTAG
- リアルタイム・トレース・ピンのサポート(Cortex-A9用)
- 64KBの組み込みトレース・バッファ(ETB)
- デバイスの境界スキャンをサポート
- IEEE 1500をサポート
- DMA
- オンチップの拡張DMAコントローラ(EDMA)に、3つのサードパーティー転送コントローラ(TPTC)および1つのサードパーティー・チャネル・コントローラ(TPCC)を搭載し、最大64のプログラム可能な論理チャネルおよび8つのQDMAチャネルをサポート
- EDMAは次の目的に使用
- オンチップ・メモリとの間の転送
- 外部ストレージ(EMIF、GPMC、スレーブ・ペリフェラル)との間の転送
- プロセッサ間通信(IPC)
- Cortex-A9、PRCM、およびPRU-ICSS間のプロセス同期のため、IPCおよびスピンロック用のハードウェア・ベースのメールボックスを内蔵
- ブート・モード
- ブート・モードは、PWRONRSTnリセット入力ピンの立ち上がりエッジでラッチされるブート構成ピンにより選択
- カメラ
- デュアル・ポートの8および10ビットBT656インターフェイス
- デュアル・ポートの8および10ビット、外部同期を含む
- シングル・ポートの12ビット
- YUV422/RGB422およびBT656入力フォーマット
- RAWフォーマット
- 最高75MHzのピクセル・クロック速度
- パッケージ
- 491ピンのBGAパッケージ(17mm×17mm) (ZDN接尾辞)、ボール・ピッチ0.65mm、チャネル・アレイ・テクノロジにより低コストの配線が可能
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概要
TI AM437x 高性能プロセッサは、ARM Cortex-A9コアを基礎としています。
プロセッサを3Dグラフィック・アクセラレーションで拡張し、豊富なグラフィック・ユーザー・インターフェイスを実現するとともに、EtherCAT、PROFIBUS、EnDatなどの工業用通信プロトコルを含む、決定論的なリアルタイム処理用のコプロセッサが搭載されています。これらのデバイスは、高レベルのオペレーティング・システム(HLOS)をサポートしています。 Linux®は、TIから無料で入手できます。他のHLOSは、TIのDesign Networkおよびエコシステム・パートナーから入手できます。
これらのデバイスは、性能の低いARMコアをベースにするシステムをアップグレードするため使用でき、QSPI-NORやLPDDR2などのメモリ・オプションも含めて、ペリフェラルも更新されています。
これらのプロセッサには、機能ブロック図に示すサブシステムが含まれています。以下で簡単に説明します。
プロセッサ・サブシステムはARM Cortex-A9コアをベースとしており、 PowerVR SGX™グラフィック・アクセラレータ・サブシステムをベースとして、3Dグラフィック・アクセラレーションにより、ディスプレイと高度なユーザー・インターフェイスをサポートします。
プログラム可能なリアルタイム・ユニット・サブシステムと、工業用通信サブシステム(PRU-ICSS)はARMコアと分離されており、独立に動作およびクロック供給を行えるため、効率性と柔軟性が向上しています。PRU-ICSSにより、EtherCAT、PROFINET、EtherNet/IP、PROFIBUS、Ethernet Powerlink、Sercos、EnDat、その他の追加ペリフェラル・インターフェイスやリアルタイム・プロトコルが利用可能になります。PRU-ICSSにより、EnDatや他の工業用通信プロトコルが並列に動作できます。さらに、PRU-ICSSのプログラム可能な性質と、ピン、イベント、およびすべてのシステム・オン・チップ(SoC)リソースにアクセスできることから、高速でリアルタイムの応答、特化したデータ処理操作、カスタム・ペリフェラル・インターフェイスを柔軟に実装でき、SoCの他のプロセッサ・コアをタスクの負荷から解放できます。
高性能の相互接続により、複数のイニシエータから内部および外部のメモリ・コントローラやオンチップ・ペリフェラルへ、高帯域のデータ転送を行えます。また、このデバイスには包括的なクロック管理方式も用意されています。
オンチップのアナログ/デジタル・コンバータ(ADC0)があり、ディスプレイ・サブシステムとの組み合わせにより、統合されたタッチ・スクリーン・ソリューションを実現できます。もう1つのADC (ADC1)は、パルス幅モジュールとの組み合わせにより、閉ループのモータ制御ソリューションを作成できます。
RTCは、別の電力ドメインに基準クロックを供給でき、バッテリでバックアップされた基準クロックを実現可能です。
カメラ・インターフェイスは、シングルまたはデュアル・カメラのパラレル・ポート用に構成できます。
すべてのデバイスで、暗号化アクセラレーションが使用可能です。セキュアなブートのサポート、デバッグ・セキュリティ、信頼される実行環境のサポートなど、サポートされる他のセキュリティ機能はすべて、高セキュリティ(HS)デバイスで使用可能です。HSデバイスの詳細については、TI販売代理店にお問い合わせください。
技術資料
設計と開発
追加の事項や他のリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックすると、詳細ページを表示できます。ハードウェア開発
概要
TMDXEVM437XH はセキュリティ強化評価基板 (EVM) であり、AM437x セキュリティ強化デバイスの署名と暗号化を含め、セキュア・ブート機能を評価できます。
この基板はソケット付き EVM であり、1 個の AM437x セキュリティ強化デバイスと TI 開発鍵を搭載しています。この基板を使用して、セキュア・ブート KeyWriter ソフトウェアやツールを評価し、量産時の鍵プログラミングを検証することができます。
TI の開発鍵は量産時の使用を想定していないことにご注意ください。この EVM のソケットに取り付けてある AM437x セキュリティ強化デバイスを交換し、デベロッパーの皆様が選択した任意の AM437x セキュア・ブート・デバイスを使用して、鍵プログラミング・シーケンスを評価することもできます。
セキュア・ブートに関する詳細情報の確認、セキュリティ強化 EVM のご購入、および SEC-DEV ソフトウェアの取得を行うには、セキュア・ブート NDA (非開示契約) のご依頼フォームに記入してください。注:TI とのセキュア・ブート NDA 締結が必須です。
特長
- ハードウェア
- セキュア・ブートが使用可能な AM437x ARM Cortex-A9 プロセッサ
- 2GB DDR3
- TPS65218 パワー・マネージメント IC
- 7 インチ静電容量性タッチスクリーン LCD
- 2 個のカメラ・モジュール
- オンボード NAND と eMMC メモリ
- Wilink8 向けコネクタ
- ソフトウェア
- プロセッサ SDK(Linux と TI-RTOS)
- コネクティビティ
- ギガビット・イーサネット(1)
- UART(1)
- Micro SD/MMC(1)
- USB2.0 OTG/ホスト(1/1)
- オーディオ入出力
- JTAG
- CAN(2)
- HDMI(1)
概要
AM437x / AMIC120 産業用開発キット(IDK)は産業用アプリケーション向け Sitara™ AM4379、AM4377、AMIC120 プロセッサの産業用通信機能と制御機能を評価するためのアプリケーション開発プラットフォームです。
AM4379、AM4377、AMIC120 プロセッサは産業用通信、産業用制御、産業用ドライブ・アプリケーションに最適です。AM437x / AMIC120 プロセッサは広範な産業用オートメーション機器で使用されるリアルタイム通信技術の実装向けに設計されたクワッドコア ・プログラマブル・リアルタイム・ユニット(RPU)を搭載しています。外付け部品点数の最小化、基板面積の低減と同時に、クラス最高の低消費電力性能を実現します。
ターゲット・アプリケーション
IDK ハードウェアとソフトウェアは以下の産業用アプリケーションに最適です。
- 産業用ドライブ
- 産業用センサと I/O ユニット
- 産業用通信ゲートウェイ
- EtherCAT などの産業用通信や EnDat などのフィードバック機能を統合したプログラマブル・ロジック/オートメーション・コントローラ(PLC/PAC)
特長
ハードウェア仕様
- AM4379 / AMIC120 Arm Cortex-A9
- 1GB DDR3
- QSPI-NOR フラッシュ
- ディスクリート電源ソリューション
- 産業用通信インターフェイス
- モーター・フィードバック制御向け EnDat コネクティビティ
- オンボード 2MP(メガピクセル)カメラ(AMIC120 ではカメラ・インターフェイスは使用不可)
ソフトウェアとツール
- プロセッサ SDK(Linux と TI-RTOS)
- Code Composer Studio 統合開発環境(IDE)
- 産業用通信プロトコル向けアプリケーション・スタック
- サンプルの産業用アプリケーション
- PRU-ICSS 向け産業用ソフトウェア
コネクティビティ
- EtherCAT
- EnDat 2.2
- BiSS C
- PROFINET
- CANOpen
- PROFIBUS
- POWERLINK
- イーサネット/IP
- SERCOS III
- IEC 61850
- PWM
- モーター軸位置フィードバック
- 3 相モーターまで対応するドライブ・コネクタ
- シグマ・デルタ・デシメーション・フィルタ
- デジタル入出力(I/O)
- SPI
- UART
- JTAG
システム要件
サンプル産業用アプリケーションの評価向け:
- AM437x IDK との通信のための EtherCAT/PROFIBUS マスタ/PLC 機器(非搭載)
- 3 相モーターまで。オプションの位置フィードバック・センシング(非搭載)
アプリケーション開発向け:
- Windows XP/7 ベースのワークステーション
- 産業用ソフトウェア開発キット
- Code Composer Studio IDE
概要
AM437x スタータ・キットは、Sitara™ Arm® Cortex®-A9 AM437x プロセッサ (AM4376、AM4378) の評価を迅速に開始するための安定した低コストのプラットフォームで、HMI、産業用およびネットワーク・アプリケーションの開発期間短縮を実現します。Arm Cortex-A9 プロセッサをベースとする低コストの開発プラットフォームで、デュアル・ギガビット・イーサネット、DDR3L、カメラ、静電容量式タッチ・スクリーン LCD などのオプションが統合されています。
最大 1GHz の速度で動作する AM437x スタータ・キットは、生産に対応したハードウェアとソフトウェアのプラットフォームを採用しており、設計の迅速化に貢献します。「最善のバリュー製品」を意識したボードを使用すると、プロセッサや付属する TI コンポーネントの機能を迅速に評価でき、ハードウェア設計から曖昧さを排除すると同時に、経験豊かな設計者も初心者も高度なグラフィックスやコネクティビティなど製品の差異化に集中できます。
特長
- ハードウェア
- AM4378 Arm Cortex-A9 プロセッサ
- 1GB DDR3L
- TPS65218 パワー・マネージメント IC
- 4.3 インチ静電容量性タッチスクリーン LCD
- オンボード・カメラ・モジュール
- 64MB QSPI-NOR フラッシュ
- Wilink8 向けコネクタ
- ソフトウェア
- プロセッサ SDK(Linux と TI-RTOS)
- コネクティビティ
- ギガビット・イーサネット (2)
- Micro SD カード (1)
- USB2.0 デュアル・ロール (データと電力 / ホスト (1/1)
- オーディオ入出力
概要
The TPS65218EVM is a fully assembled platform for evaluating the performance of the TPS65218 power management device.
特長
- 2 battery backup supplies
- 3 Buck converters
- 1 Buck-Boost converter
- USB load switch
- General purpose LDO
- Low-voltage load switch
- High-voltage load switch
概要
Learn more about bytes at work at http://www.bytesatwork.io/en.
概要
概要
Guangzhou Embedded Machine Technology (EMA) の詳細については、http://ema-tech.com/index.php/en/product/id/100 をご覧ください。
概要
Learn more (...)
概要
AM437x アプリケーション・ボードは、AM437x PoM 用の 4 層アドオン・モジュールです。AM437x アプリケーション・ボードは、拡張コネクタ経由で PoM と接続し、静電容量式タッチパッド付きの 7 インチ LCD とともに、キーパッドや周辺光センサ (ALS)、温度センサ、加速度計などのセンサを備えています。このアプリケーション・ボードは、RS485、CAN/Profibus、EtherCAT などの産業用インターフェイス、デュアル・モーター制御、Endat/eQEP エンコーダ、モーター電流センス用 ADC をサポートしています。また、拡張コネクタ経由で外部に接続される TI の CC2530 ZigBee モジュールを使用した ZigBee 通信もサポートしています。
(...)
概要
詳細は、http://www.myirtech.com/tiseries.asp でご確認ください。
概要
概要
概要
TI PRU Cape は、BeagleBone Black アドオン・ボードの一種であり、ユーザーの皆様は TI の強力な PRU (プログラマブル・リアルタイム・ユニット) のコアと基本機能について把握できるようになります。この PRU は待ち時間が短いマイコン・サブシステムであり、Sitara AM335x と AM437x の各デバイス・ファミリに内蔵されています。 PRU コアは、ディタミニスティック (確定的な) リアルタイム処理、I/O への直接アクセス、非常に短い待ち時間という各種要件向けに最適化済みです。 この製品は、GPIO、オーディオ、温度センサに対応する複数の LED と複数のプッシュ・ボタンを搭載しています。 BeagleBone Black と PRUCAPE は、Sitara プラットフォーム上で PRU 開発を開始するための理想的な EVM ソリューションです。
特長
- 1 線式インターフェイスを使用する、温度センサのモニタ
- オプションのキャラクタ (文字) ディスプレイ (付属せず) を接続するための LCD コネクタ。Newhaven NHD-0208AZ-RN-YBW-33V との互換性
- オーディオ・ジャックの接続出力
- デュアル GPIO 対応のプッシュ・ボタン・スイッチ
- 複数の LED
PRUCAPE
- 拡張コネクタ - BeagleBone / BeagleBone Black との接続向け
- UART- PRU サブシステムに接続するためのハードウェア UART
- Sensors - 1 線式インターフェイスを使用する、温度センサのモニタ
- LCD - オプションのキャラクタ (文字) ディスプレイ (付属せず) を接続するための LCD コネクタ。Newhaven NHD-0208AZ-RN-YBW-33V との互換性
- Audio - オーディオ・ジャックの接続出力
- GPIO - デュアル GPIO 対応のプッシュ・ボタン・スイッチ
- LEDs- PRU0 と PRU1 に対応する複数の LED で構成されたバンク
- 単価 (米ドル) - 39.00 ドル
- バージョンの日付 - Oct 2014 (2014 年 10 月)
概要
Spectrum Digital XDS200 は、TI のプロセッサを対象とする最新の XDS200 デバッグ・プローブ(エミュレータ)ファミリの最初のモデルです。XDS200 ファミリは、超低コストの XDS100 と高性能の XDS560v2 の間で、低コストと高性能の最適バランスを実現します。また、すべての XDS デバッグ・プローブは、ETB(Embedded Trace Buffer、組込みトレース・バッファ)を搭載したすべての ARM と DSP プロセッサに対し、コア・トレースとシステム・トレースをサポートしています。
Spectrum Digital XDS200 は、TI 20 ピン・コネクタ(TI 14 ピン、ARM 10 ピン、ARM 20 ピンを接続するための複数のアダプタ付属)とホスト側の USB 2.0 (...)
特長
XDS200 は、TI のプロセッサを対象とする最新の JTAG デバッグ・プローブ(エミュレータ)ファミリです。高い性能と一般的な機能を搭載した低コスト XDS100 と高性能 XDS560v2 の中間に位置する XDS200 は、TI のマイコン、プロセッサ、ワイヤレス・デバイスのデバッグのためのバランス重視のソリューションを提供します。
XDS200 は、販売開始から長い年月が経過している「XDS510」JTAG デバッガ・ファミリに比べ、データ・スループットが高いほか、ARM シリアル・ワイヤ・デバッグ・モードのサポート機能も追加しており、コスト低減を可能にします。
TI では開発ボードのスペース低減を推進しており、すべての XDS200 派生製品は、ターゲット接続用のプライマリ JTAG コネクティビティとして標準的な TI 20 ピン・コネクタを実装しています。この製品に加えて、すべての派生製品は、TI と ARM の標準的な JTAG ヘッダーに接続するためにモジュラー形式のターゲット構成アダプタも採用しています(付属するアダプタは、モデルによって異なります)。
XDS200 は、従来型の IEEE1149.1(JTAG)、IEEE1149.7(cJTAG)、ARM のシリアル・ワイヤ・デバッグ(SWD)とシリアル・ワイヤ出力(SWO)をサポートしており、+1.5V ~ 4.1V のインターフェイス・レベルで動作します。
IEEE1149.7 つまり Compact JTAG(cJTAG)は、従来型の JTAG を大幅に改良しており、2 本のピンだけで従来型のすべての機能をサポートします。また、TI のワイヤレス・コネクティビティ・マイコンでの利用も可能です。
シリアル・ワイヤ・デバッグ(SWD)とは、同じく 2 本のピンを使用して、JTAG より高速なクロック・レートでデータを転送するデバッグ・モードです。シリアル・ワイヤ出力(SWO)を使用する場合は、もう 1 本のピンを追加して、Cortex M4 マイコンで簡潔なトレース動作を実行することができます。
すべての XDS200 モデルは、ホストへの接続のために、USB2.0 ハイスピード(480Mbps)をサポートしており、一部のモデルではイーサネット 10/100Mbps もサポートしています。また、一部のモデルではターゲット・ボードでの消費電力監視をサポートしています。
XDS200 ファミリには、TI の (...)
概要
The XDS560v2 System Trace is the first model of the XDS560v2 family of high-performance debug probes (emulators) for TI processors. The XDS560v2 is the highest performance of the XDS family of debug probes and supports both the traditional JTAG standard (IEEE1149.1) and cJTAG (IEEE1149.7).
The (...)
特長
XDS560v2 is the latest variant of the XDS560 family of high-performance debug probes (emulators) for TI processors. With the fastest speeds and most features of the entire XDS family, XDS560v2 is the most comprehensive solution to debug TI microcontrollers, processors and wireless connectivity (...)
概要
The XDS560v2 System Trace is the first model of the XDS560v2 family of high-performance debug probes (emulators) for TI processors. The XDS560v2 is the highest performance of the XDS family of debug probes and supports both the traditional JTAG standard (IEEE1149.1) and cJTAG (IEEE1149.7).
The (...)
特長
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XDS560v2 is the latest variant of the XDS560 family of high-performance debug probes (emulators) for TI processors. With the fastest speeds and most features of the entire XDS family, XDS560v2 is the most comprehensive solution to debug TI microcontrollers, processors and wireless connectivity (...)
ソフトウェア開発
プロセッサ SDK v.02.xx は、Linux と TI-RTOS 双方のオペレーティング・システムをサポートしています。
Linux の構成要素:
- LTS(Long-Term Stable)メインライン Linux カーネルのサポート
- U-Boot ブートローダのサポート
- Linaro GNU compiler collection(GCC)ツール・チェーン
- Yocto Project™ OE Core 互換ファイル・システム
RTOS の構成要素:
- TI-RTOS カーネル:TI のデバイス向け軽量リアルタイム組込みオペレーティング・システム
- チップ・サポート・ライブラリ、ドライバ、基本的なボード・サポート・ユーティリティ
- 基本的なネットワーク・スタックとプロトコル
- ブートローダとブート・ユーティリティ
- Linaro GNU compiler collection(GCC)ツール・チェーン
Linaro ツールチェーン - サポート
Linaro ツールチェーンは、Cortex-A プロセッサ向けに最適化された、信頼性の高い商用グレードのツールで構成されています。ツールチェーンは TI、Linaro のスタッフ・エンジニア、メンバー企業のデベロッパー、オープン・ソース・コミュニティなどのメンバーで構成される Linaro コミュニティによって包括的にサポートされています。Linaro ツール、ソフトウェア、テスト手順はプロセッサ SDK の最新リリースに付属しています。
Yocto Project™ をサポート
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特長
Linux の特長
- Open Linux のサポート
- Linux のカーネルとブートローダ
- ファイル・システム
- Qt/Webkit アプリケーション・フレームワーク
- 3D グラフィックスのサポート
- 統合型の WLAN と Bluetooth® のサポート
- GUI ベースのアプリケーション・ランチャー
- 以下を含むサンプル・アプリケーション:
- ARM ベンチマーク:Dhrystone、Linpack、Whetstone
- Webkit Web ブラウザ
- Soft Wifi アクセス・ポイント
- 暗号化:AES、3DES、MD5、SHA
- マルチメディア:GStreamer/FFMPEG
- プログラマブル・リアルタイム・ユニット(PRU)
- フラッシュ・ツールと Pin Mux Utility を含むホスト・ツール
- Linux 開発向け Code Composer Studio™ IDE
- 技術資料
RTOS の特長
- フル・ドライバが利用可能
- ファイル・システム
- ベアメタル・セカンダリ・ブートローダ
- ボード・サポート・パッケージ
- デモとサンプル
- Pin Mux と Clock Tree ユーティリティを含むホスト・ツール
- RTOS 開発向け Code Composer Studio™ IDE
- 技術資料
プロセッサ SDK は無料で TI に対するランタイム・ロイヤリティも不要です。
TI’s dual-mode Bluetooth stack enables Bluetooth + Bluetooth Low Energy and is comprised of Single Mode and Dual Mode offerings implementing the Bluetooth 4.0/4.1/4.2 specification. The Bluetooth stack is fully Bluetooth Special Interest Group (SIG) qualified, certified and royalty-free (...)
特長
- Supports Dual-mode Bluetooth 4.0/4.10 - Bluetooth certified and royalty free
- 4.2 Low Energy Secure Connect supported
- Fully SIG qualified
- Protocols/Profiles can be selectively enabled/disabled
- Fully Documented API Interface
- Classic Profiles Available (varies between the different platforms, see specific (...)
特長
- 該当の各種デバイスで使用できる DDR メモリ・タイプすべて(LPDDR2、DDR3、DDR3L の各 DDR)をサポート
- DDR3 / 3L に対処するハードウェア電圧レベル調整をサポート
- JEDEC 規格に従った、DRAM のタイミングに関するエラー・チェック
- EMIF 構成レジスタを出力し、プロセッサ SDK や Code Composer Studio でその出力を直接使用することが可能
PRU-ICSS ソフトウェア・パッケージは現在、以下に対応したものが入手できます。
プロトコル | サポート対象デバイス |
EtherCAT | AM335x、 AM437x、 AM57x、 AMIC110、AMIC120、AM654x |
Profinet | AM335x、AM437x、AM57x、 AMIC110、AMIC120 |
Ethernet/IP | AM335x、AM437x、AM57x、 AMIC110、AMIC120 |
Profibus スレーブ | AM335x、AM437x、AM57x、 AMIC110、AMIC120 |
(...) |
特長
- PRU-ICSS ファームウェアのバイナリ・イメージとドライバのソース
- サード・パーティーによるスタックと評価用ライブラリ
- CCS プロジェクトを生成するためのスクリプト
- 評価用のサンプル・アプリケーション
- 資料(リリース・ノート、プロトコルのデータシート、ユーザー・ガイド、移植ガイドなど)
サポートしている特定の機能の詳細については、該当するプロトコル・パッケージのプロトコル・データシートとリリース・ノートをご覧ください。
機械学習を使用すると、企業が以下の成果を実現するのに役立つ各種ソリューションを設計できます。ビル内でのエネルギー効率の改善 (たとえば、スマート・サーモスタットやライティング)、工場全体でのオートメーションの推進 (たとえば産業ロボットや、無人搬送車 (AGV))、自動車の運転支援能力の強化 (たとえば、前方衝突警報システムや、アダプティブ・クルーズ・コントロール) が該当します。
開発の開始方法
ステップ 1
ハードウェアの選定:
- BeagleBone AI - コミュニティがサポートしている、低コストの機械学習評価モジュールです。
- J721EXSOMXEVM - 機械学習とコンピュータ・ビジョンの各アプリケーションを想定した、TI の最新かつ最も能力の高い評価基板であり、混合行列乗算を使用する最新の C7x DSP コアと、2 個の C66x DSP コアを搭載しています。
- TMDSID572- 機械学習機能を搭載した Sitara™ AM5729 プロセッサをベースとする産業用開発キットです。
ステップ 2
以下のうち、選定したハードウェアに対応するプロセッサ SDK のダウンロード:
ステップ 3
TIDL (テキサス・インスツルメンツのディープ・ラーニング) ソフトウェア・フレームワークを提示する次の機械学習リファレンス・デザインを参照すると、迅速な開発開始に役立ちます。
組込みアプリケーション向け機械学習推論のリファレンス・デザイン
役に立つ他のリソース:
TI ディープ・ラーニング (TIDL) ソフトウェア・フレームワーク
TIDL ソフトウェア・フレームワークは、TI のプロセッサ上で高度に最適化済みのニューラル・ネットワークを実装し、デバイスが搭載している各種ハードウェア・アクセラレータを活用します。TIDL ソフトウェア・フレームワークは、一連のオープンソース Linux ソフトウェア・パッケージとツールで構成されており、機械学習の推論機能を EVE (組込みビジョン・エンジン) サブシステムと C66x DSP サブシステムの一方または両方にオフローディングします。TIDL ソフトウェア・フレームワークは、TI の無償のプロセッサ SDK の一部として入手できます。
- プロセッサ SDK に対応する TIDL (...)
Witekio の詳細については、https://witekio.com をご覧ください。
特長
- Sitara™ プロセッサ・ベースで動作する、包括的な事前認定済みソリューション
- 産業用通信に何年も携わってきた専門知識
- マスター / スレーブ開発で利用可能なツールキット
Green Hills Software の詳細については、www.ghs.com をご覧ください。
設計ツールとシミュレーション
- Visualize the device clock tree
- Interact with clock tree elements (...)
特長
Power Estimation Tool (PET)
Step 1.Download an input spreadsheet and fill it out. For OMAP35x Processors: Download Simplified Spreadsheet for OMAP35xDownload Advanced Spreadsheet for OMAP35x For AM35x ARM Cortex™-A8 Microprocessors: Download Simplified Spreadsheet for AM35x(...) |
特長
- Supports many TI processors including Sitara and Jacinto Processors and DSPs
- Search by type of product, TI devices supported, or country
- Links and contacts for quick engagement
- Third-party companies located around the world
リファレンス・デザイン
CAD/CAE シンボル
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
---|---|---|
NFBGA (ZDN) | 491 | オプションの表示 |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL rating/ リフローピーク温度
- MTBF/FIT の推定値
- 原材料組成
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果