小型 WCSP パッケージに封止した高精度リファレンス内蔵、真の 14 ビット、8 チャネル、SPI、電圧出力(Vout)DAC
製品の詳細
パラメータ
パッケージ|ピン|サイズ
特長
- 性能
- INL: 16ビット分解能で最大±1LSB
- TUE: FSRの±0.1% (最大値)
- 2.5Vの高精度内部基準電圧を搭載
- 初期精度: ±5mV (最大値)
- 低ドリフト: 2ppm/℃ (標準値、DAC80508)
- 高い駆動能力: 電源レールから0.5Vで20mA
- 柔軟な出力構成
- ユーザーがゲインを選択可能: 2、1、½
- ゼロ・スケールまたは中間スケールにリセット
- 明確な出力機能: DACx0508C
- 広い動作範囲
- 電源: 2.7V~5.5V
- 温度範囲: -40℃~+125℃
- 50MHz SPI互換のシリアル・インターフェイス
- 1.7V~5.5Vでの動作
- デイジー・チェーン動作
- CRCエラー・チェック
- 低消費電力: 5.5Vで0.6mA/チャネル
- 小型のパッケージ
- 3mm×3mm、16ピンWQFN
- 2.4mm×2.4mm、16ピンDSBGA
All trademarks are the property of their respective owners.
概要
DACx0508は、16、14、12ビットの分解能を持つ、低消費電力、8チャネル、バッファ付き電圧出力のデジタル/アナログ・コンバータ(DAC)のピン互換ファミリです。DACx0508には2.5V、5ppm/℃の内部基準電圧が搭載されているため、ほとんどのアプリケーションでは外付けの高精度基準電圧を必要としません。ユーザーがゲイン構成を選択可能で、フルスケールの出力電圧は1.25V (ゲイン=½)、2.5V (ゲイン=1)、または5V (ゲイン=2)です。このデバイスは2.7V~5.5Vの単電源で動作し、単調性が規定されており、±1 LSB INLの高い線形性を実現します。
DACx0508への通信はシリアル・インターフェイスで行われ、最高50MHzのクロック速度で動作します。VIOピンにより、1.7V~5.5Vのシリアル・インターフェイス動作が可能です。DACx0508の柔軟なインターフェイスにより、広い範囲の業界標準マイクロプロセッサやマイクロコントローラと動作可能です。
DACx0508にはパワー・オン・リセット回路が組み込まれており、DACをパワー・オンしてから、デバイスへ有効なコードが書き込まれるまでDAC出力をゼロ・スケールまたは中間スケールに維持します。このデバイスは、5.5Vにおいて0.6mA/チャネルの低消費電流で動作するため、バッテリで動作する機器に適しています。チャネルごとのパワーダウン機能により、デバイスの消費電流は15µAに低下します。
DACx0508は-40℃~+125℃の温度範囲で動作が規定されており、小型のパッケージで供給されます。
技術資料
種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |
---|---|---|---|---|
* | データシート | DACx0508 オクタル、16、14、12ビット、SPI、内部基準電圧搭載の電圧出力DAC データシート (Rev. D 翻訳版) | 英語版をダウンロード (Rev.D) | 2018年 10月 24日 |
技術記事 | Small, high-density precision DACs improve performance in laser-drive applications | 2018年 12月 3日 | ||
アプリケーション・ノート | High-Density DACs for Laser Drive Applications | 2018年 10月 2日 | ||
ユーザー・ガイド | DAC80508 Evaluation Module User's Guide | 2017年 10月 23日 | ||
アプリケーション・ノート | 高速データ変換 | 英語版をダウンロード | 2009年 12月 11日 | |
アプリケーション・ノート | データ・コンバータのドリフトに関する設計者の必須知識: 最悪劣化度の構成要素を理解して仕様の条件を減らす | 英語版をダウンロード | 2009年 4月 22日 |
設計と開発
追加の事項や他のリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックすると、詳細ページを表示できます。ハードウェア開発
概要
The DAC80508 evaluation module (EVM) is an easy-to-use platform for evaluating the functionality and performance of the DAC80508 device. DAC80508 is a 16-bit buffered voltage-output digital-to-analog converter (DAC). This device includes a 2.5-V, 5-ppm/°C internal reference and a (...)
特長
- INL: ±1 LSB (max) at 16-bit resolution
- Integrated 2.5-V precision internal reference
- High drive capability: 20 mA with 0.5 V from supply rails
- Very-low power: 0.7 mA/channel at 5.5 V
設計ツールとシミュレーション
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI を使用すると、内蔵のライブラリを活用して、複雑なミックスド・シグナル設計のシミュレーションを実施することができます。完成度の高い最終機器を設計し、レイアウトの確定や製造開始より前に、ソリューションのプロトタイプを製作することができます。この結果、市場投入期間の短縮と開発コストの削減を実現できます。
設計とシミュレーション向けのツールである PSpice for TI の環境内で、各種 TI デバイスの検索、製品ラインアップの参照、テスト・ベンチの起動、設計のシミュレーションを実施し、選定したデバイスをさらに分析することができます。また、複数の TI デバイスを組み合わせてシミュレーションを実行することもできます。
事前ロード済みの複数のモデルで構成されたライブラリ全体に加えて、PSpice for TI ツール内で各種 TI デバイスの最新の技術関連資料に簡単にアクセスすることもできます。開発中のアプリケーションに適したデバイスを選定できたことを確認した後、TI 製品の購入ページにアクセスして、その製品を購入することができます。
PSpice for TI を使用すると、回路の検討から設計の開発や検証まで、作業の進展に合わせて設計サイクルの各段階で、シミュレーションのニーズに適した各種ツールにアクセスできます。コスト不要で入手でき、開発を容易に開始できます。設計とシミュレーションに適した PSpice スイートをダウンロードして、今すぐ設計を開始してください。
開発の開始
- PSpice for TI シミュレータへのアクセスの申請
- ダウンロードとインストール
- シミュレーション方法説明ビデオのご視聴
特長
- Cadence の PSpice テクノロジーを活用
- デジタル・モデル・スイートが付属する事前インストール済みのライブラリを活用して、ワーストケース・タイミング分析を実現可能
- 動的更新により、最新のデバイス・モデルに確実にアクセス可能
- 精度の低下を招かずに、シミュレーション速度を重視して最適化済み
- 複数製品の同時分析をサポート
- OrCAD Capture フレームワークを土台とし、業界で最も幅広く使用されている回路図のキャプチャとシミュレーションの環境へのアクセスを実現
- オフライン作業が可能
- 以下の点を含め、多様な動作条件とデバイス公差にまたがって設計を検証
- 自動的な測定と後処理
- モンテカルロ分析法
- ワーストケース分析
- 熱解析
特長
- A/D コンバータ(ADC)と D/A コンバータ(DAC)の回路設計を迅速化
- ノイズの計算
- 一般的な単位変換
- アンプ回路設計の一般的な問題を解決
- 標準的な抵抗を使用してゲインを選択
- フィルタの構成
- 一般的なアンプ構成の総ノイズ
- PCB 寄生成分の計算(R、L、C など)
- 一般的なセンサのセンサ出力値の算定(RTD、熱電対など)
- 受動回路の一般的な問題を解決(受動部品を使用する電圧デバイダなど)
CAD/CAE シンボル
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
---|---|---|
DSBGA (YZF) | 16 | オプションの表示 |
WQFN (RTE) | 16 | オプションの表示 |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL rating/ リフローピーク温度
- MTBF/FIT の推定値
- 原材料組成
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
おすすめの製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価モジュール、またはリファレンス・デザインが含まれている場合があります。