強化型 PWM 除去機能搭載、-4 ~ 80V、双方向、超高精度電流センス・アンプ
製品の詳細
パラメータ
パッケージ|ピン|サイズ
特長
- 拡張されたPWM除去
- 非常に優れたCMRR
- 132dBのDC CMRR
- 50kHzにおいて93dBのAC CMRR
- 広い同相電圧範囲: –4V~ 80V
- 精度
- ゲイン
- ゲイン誤差: 0.20% (最大値)
- ゲイン・ドリフト係数: 2.5ppm/℃ (最大値)
- オフセット
- オフセット電圧: ±25µV (最大値)
- オフセット・ドリフト係数: 250nV/℃ (最大値)
- ゲイン
- 利用可能なゲイン
- INA240A1: 20V/V
- INA240A2: 50V/V
- INA240A3: 100V/V
- INA240A4: 200V/V
- 静止電流: 2.4mA (最大値)
All trademarks are the property of their respective owners.
概要
INA240デバイスは、電圧出力の電流センス・アンプであり、強化されたPWM除去機能によって、電源電圧にかかわらず–4V~80Vの広い同相電圧範囲でシャント抵抗両端の電圧降下を検出できます。負の同相電圧により、デバイスはグランドより低い電位で動作でき、標準的なソレノイド・アプリケーションのフライバック期間に対応できます。強化されたPWM除去により、パルス幅変調(PWM)信号を使用するシステム(モータ・ドライブやソレノイド制御システムなど)において、大きな同相過渡電圧(ΔV/Δt)を高いレベルで抑制します。この機能により、大きな過渡電圧や、それに伴う出力電圧の回復リップルなしに、正確な電流を測定できます。
このデバイスは2.7V~5.5Vの単電源で動作し、消費電流は最大2.4mAです。20V/V、50V/V、100V/V、200V/Vの4種類の固定ゲインが利用できます。ゼロ・ドリフト・アーキテクチャのオフセットが低いため、シャントでの最大電圧降下が最小で10mVフルスケールであれば電流を検出できます。すべてのバージョンは、拡張動作温度範囲(–40℃~+125℃)で動作が規定されており、8ピンのTSSOPおよび8ピンのSOICパッケージで供給されます。
技術資料
設計と開発
追加の事項や他のリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックすると、詳細ページを表示できます。ハードウェア開発
概要
INA240 評価モジュールは、電流センス・アンプ INA240 の性能を評価します。INA240EVM パッケージは、1 つの大型 PCB を採用しており、これを折り取って 4 つの個別 PCB に分解し、それぞれを 4 つのゲイン・バージョン(INA240A1 / A2 / A3 / A4)として利用することができます。
この評価モジュールは、外部ハードウェア接続のためのテスト・ポイント、フィルタリング・コンポーネント追加のためのプレースホルダ・パッド、リファレンス電圧の容易な設定を可能にする表面実装抵抗を搭載しています。
特長
- デュアル降圧コンバータ
- 入力電圧範囲:2.5V ~ 6V
- 出力電流制限:2 x 800mA
- 固定スイッチング周波数:2.25MHz
- 軽負荷時のパワー・セーブ・モード
概要
PSEMTHR24EVM-081 は、TPS23881 と TPS23882 を搭載した PSE コントローラ向けのベース・ボードです。このボードは、24 個の 2 ペア / 4 ペア・ポートを搭載しており、それらのポートを使用して IEEE 802.3at アプリケーション向けにポートあたり 30W、また、IEEE 802.3bt アプリケーション向けにポートあたり 90W を供給することができます。
特長
- 24 ポート PoE PSE システム、48 ポートまで拡張可能
- 構成可能な GUI とホスト・インターフェイスを採用したフレキシビリティの高いシステム
- マルチポート・パワー・マネージメント
- IEEE802.3bt 準拠
- 複数電源
- レガシー PD のサポート
概要
特長
- Wide Input Voltage Range 12-V to 60-V Three Phase GaN Inverter with 7-ARMS Output Current per Phase
- High Accuracy Phase Current Sensing Over Temperature Range From –25°C to 85°C
- Precision In-Line Phase Current Sensing
- TI BoosterPack Compatible Interface
Get started
- See the Get started sections of (...)
設計ツールとシミュレーション
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI を使用すると、内蔵のライブラリを活用して、複雑なミックスド・シグナル設計のシミュレーションを実施することができます。完成度の高い最終機器を設計し、レイアウトの確定や製造開始より前に、ソリューションのプロトタイプを製作することができます。この結果、市場投入期間の短縮と開発コストの削減を実現できます。
設計とシミュレーション向けのツールである PSpice for TI の環境内で、各種 TI デバイスの検索、製品ラインアップの参照、テスト・ベンチの起動、設計のシミュレーションを実施し、選定したデバイスをさらに分析することができます。また、複数の TI デバイスを組み合わせてシミュレーションを実行することもできます。
事前ロード済みの複数のモデルで構成されたライブラリ全体に加えて、PSpice for TI ツール内で各種 TI デバイスの最新の技術関連資料に簡単にアクセスすることもできます。開発中のアプリケーションに適したデバイスを選定できたことを確認した後、TI 製品の購入ページにアクセスして、その製品を購入することができます。
PSpice for TI を使用すると、回路の検討から設計の開発や検証まで、作業の進展に合わせて設計サイクルの各段階で、シミュレーションのニーズに適した各種ツールにアクセスできます。コスト不要で入手でき、開発を容易に開始できます。設計とシミュレーションに適した PSpice スイートをダウンロードして、今すぐ設計を開始してください。
開発の開始
- PSpice for TI シミュレータへのアクセスの申請
- ダウンロードとインストール
- シミュレーション方法説明ビデオのご視聴
特長
- Cadence の PSpice テクノロジーを活用
- デジタル・モデル・スイートが付属する事前インストール済みのライブラリを活用して、ワーストケース・タイミング分析を実現可能
- 動的更新により、最新のデバイス・モデルに確実にアクセス可能
- 精度の低下を招かずに、シミュレーション速度を重視して最適化済み
- 複数製品の同時分析をサポート
- OrCAD Capture フレームワークを土台とし、業界で最も幅広く使用されている回路図のキャプチャとシミュレーションの環境へのアクセスを実現
- オフライン作業が可能
- 以下の点を含め、多様な動作条件とデバイス公差にまたがって設計を検証
- 自動的な測定と後処理
- モンテカルロ分析法
- ワーストケース分析
- 熱解析
リファレンス・デザイン
CAD/CAE シンボル
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
---|---|---|
SOIC (D) | 8 | オプションの表示 |
TSSOP (PW) | 8 | オプションの表示 |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL rating/ リフローピーク温度
- MTBF/FIT の推定値
- 原材料組成
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果