ウィンドウ・コンパレータ搭載、36V、双方向、550kHz、4V/μs、高精度電流センス・アンプ
製品の詳細
パラメータ
パッケージ|ピン|サイズ
特長
- 広い同相入力電圧範囲:-0.1V~+36V
- デュアル・コンパレータ出力
- INA302:2 つの独立した制限超過アラート
- INA303:ウィンドウ・コンパレータ
- スレッショルド・レベルは個別に設定
- コンパレータ 1 のアラート応答:1µs
- コンパレータ 2 は遅延を調整可能:2µs~10s
- 独立したラッチ制御モードによるオープン・ドレイン出力
- 高精度アンプ
- オフセット電圧:30µV (最大値、A3 バージョン)
- オフセット電圧ドリフト:0.5µV/°C (最大値)
- ゲイン誤差:0.15% (最大値、A3 バージョン)
- ゲイン誤差ドリフト:10ppm/°C
- アンプ・ゲインを選択可能
- INA302A1、INA303A1:20V/V
- INA302A2、INA303A2:50V/V
- INA302A3、INA303A3:100V/V
All trademarks are the property of their respective owners.
概要
INA302 および INA303 (INA30x) デバイスは、範囲外電流条件を検出するために高コモンモード双方向電流センス・アンプと 2 つの高速コンパレータを備えています。INA302 コンパレータは、過電流条件を検出し応答するように構成されています。INA303 コンパレータは、ウィンドウ構成で過電流と低電流の両方の条件に応答するように構成されています。これらのデバイスは、外付けの抵抗を使用して、各コンパレータ・セットについてスレッショルド範囲を設定可能です。これらの電流シャント・モニタは、電源電圧にかかわらず、-0.1V~36V の同相電圧上の差動電圧信号を測定できます。
オープン・ドレインのアラート出力は、透過モード (出力ステータスが入力状態に従う) またはラッチ・モード (ラッチがリセットされるとアラート出力がクリアされる) で動作するよう構成できます。コンパレータ 1 のアラート応答時間は 1µs 未満であり、コンパレータ 2 のアラート応答は外付けコンデンサにより 2µs~10s の範囲に設定できます。
これらのデバイスは 2.7V~5.5V の単一電源で動作し、最大消費電流は 950µA です。これらのデバイスは、拡張温度範囲の -40°C~+125°C で動作が規定されており、14 ピンの TSSOP パッケージで供給されます。
技術資料
設計と開発
追加の事項や他のリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックすると、詳細ページを表示できます。ハードウェア開発
概要
特長
- 小型フォーム・ファクタ
- INA303 の 3 つのゲイン派生値(20V/V、50V/V、100V/V)すべてに対応
- コンパレータの出力信号を便利な方法でモニタできる LED インジケータ
設計ツールとシミュレーション
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI を使用すると、内蔵のライブラリを活用して、複雑なミックスド・シグナル設計のシミュレーションを実施することができます。完成度の高い最終機器を設計し、レイアウトの確定や製造開始より前に、ソリューションのプロトタイプを製作することができます。この結果、市場投入期間の短縮と開発コストの削減を実現できます。
設計とシミュレーション向けのツールである PSpice for TI の環境内で、各種 TI デバイスの検索、製品ラインアップの参照、テスト・ベンチの起動、設計のシミュレーションを実施し、選定したデバイスをさらに分析することができます。また、複数の TI デバイスを組み合わせてシミュレーションを実行することもできます。
事前ロード済みの複数のモデルで構成されたライブラリ全体に加えて、PSpice for TI ツール内で各種 TI デバイスの最新の技術関連資料に簡単にアクセスすることもできます。開発中のアプリケーションに適したデバイスを選定できたことを確認した後、TI 製品の購入ページにアクセスして、その製品を購入することができます。
PSpice for TI を使用すると、回路の検討から設計の開発や検証まで、作業の進展に合わせて設計サイクルの各段階で、シミュレーションのニーズに適した各種ツールにアクセスできます。コスト不要で入手でき、開発を容易に開始できます。設計とシミュレーションに適した PSpice スイートをダウンロードして、今すぐ設計を開始してください。
開発の開始
- PSpice for TI シミュレータへのアクセスの申請
- ダウンロードとインストール
- シミュレーション方法説明ビデオのご視聴
特長
- Cadence の PSpice テクノロジーを活用
- デジタル・モデル・スイートが付属する事前インストール済みのライブラリを活用して、ワーストケース・タイミング分析を実現可能
- 動的更新により、最新のデバイス・モデルに確実にアクセス可能
- 精度の低下を招かずに、シミュレーション速度を重視して最適化済み
- 複数製品の同時分析をサポート
- OrCAD Capture フレームワークを土台とし、業界で最も幅広く使用されている回路図のキャプチャとシミュレーションの環境へのアクセスを実現
- オフライン作業が可能
- 以下の点を含め、多様な動作条件とデバイス公差にまたがって設計を検証
- 自動的な測定と後処理
- モンテカルロ分析法
- ワーストケース分析
- 熱解析
リファレンス・デザイン
設計ファイル
-
download TIDA-00778 BOM.pdf (60KB) -
download TIDA-00778 Assembly Drawing.pdf (696KB) -
download TIDA-00778 PCB.pdf (3522KB) -
download TIDA-00778 CAD Files.zip (4026KB) -
download TIDA-00778 Gerber.zip (293KB)
Additionally, an external protection circuit is implemented to provide surge and fast-transient protection and demonstrate the different immunity levels to (...)
設計ファイル
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download TIDA-00302 BOM.pdf (52KB)
CAD/CAE シンボル
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
---|---|---|
TSSOP (PW) | 14 | オプションの表示 |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL rating/ リフローピーク温度
- MTBF/FIT の推定値
- 原材料組成
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果