18 チャネル、I2C、定電流 RGB LED ドライバ
製品の詳細
パラメータ
パッケージ|ピン|サイズ
特長
- 動作電圧範囲
- VCC範囲: 2.7V~5.5V
- EN、SDA、SCLピンは1.8V、3.3V、5Vの
電源レールに対応 - 最大出力電圧: 6V
- 24本の高精度、定電流シンク
- VCCの全範囲で、チャネルごとに最大25.5mA
- VCC ≥ 3.3Vのとき、チャネルごとに最大35mA
- デバイス間誤差: ±7%、チャネル間誤差: ±7%
- 非常に低い静止電流
- シャットダウン・モード:EN LOWで最大値1µA
- パワー・セーブ・モード:EN HIGH、すべてのLEDが30msを超えてオフのとき標準値10µA
- 各チャネルに12ビット、29kHzのPWMジェネレータを内蔵
- チャネルごとに独立のカラー混合レジスタ
- RGB LEDモジュールごとに独立の輝度制御レジスタ
- 対数的または直線的スケールの輝度制御を選択可能
- 3相PWMシフト方式を搭載
- 3つのプログラム可能バンク(R、G、B)により各色をソフトウェアで簡単に制御
- 2つの外部ハードウェア・アドレス・ピンにより、最大4つのデバイスに接続可能
- ブロードキャスト・スレーブ・アドレスにより、複数のデバイスを同時に構成可能
- 自動インクリメント機能により、1回の伝送で連続する複数のレジスタを書き込み/読み取り可能
- 最高400kHzのFast-Mode I2C速度
All trademarks are the property of their respective owners.
概要
スマート・ホームや、ヒューマン・マシン・インターフェイスを活用する他の家電機器では、高性能のRGB LEBドライバが必要となります。フラッシュ、ブリージング、追跡などのLEDアニメーション効果により、ユーザー向けの環境を大幅に改良できます。またシステム・ノイズが最小限であることは不可欠です。
LP50xxデバイスは、18または24チャネルの定電流シンクLEDドライバです。LP50xxデバイスにはカラー・ミキシングおよび輝度制御機能が内蔵されており、事前設定によりソフトウェアのコーディング処理を簡素化できます。12ビット、29kHzのPWMジェネレータが各チャネルに内蔵されているため、LEDで円滑に、鮮明な色を再現でき、可聴ノイズが除去されます。
LP50xxデバイスは、29kHzのスイッチング周波数、12ビットのPWM分解能で各LEDの出力を制御するため、スムーズな調光効果を達成でき、可聴周波数のノイズが排除されます。カラー・ミキシングと輝度の制御レジスタを別々に制御できるため、ソフトウェアのコーディングが明快になります。フェードイン、フェードアウト型のブリージング効果を行う際、グローバルなR、G、Bバンクの制御により、マイクロコントローラの負荷が大幅に減少します。また、LP50xxデバイスにはPWM位相シフト機能も実装されており、LEDが同時にオンになるときの入力電力バジェットを低減するために役立ちます。
LP50xxデバイスには、自動パワーセービング・モードが実装されており、非常に低い静止電流を実現しています。すべてのチャネルが30msの間オフのとき、デバイスの合計消費電力は10µAまで低下するため、LP50xxデバイスはバッテリ駆動の最終製品に適しています。
技術資料
種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |
---|---|---|---|---|
* | データシート | LP50xx 18/24チャネル、12ビット、PWM超低静止電流、I2C RGB LEDドライバ データシート (Rev. B 翻訳版) | 英語版をダウンロード (Rev.B) | 2019年 1月 21日 |
ホワイト・ペーパー | Common LED Functions and LED Driver Design Considerations.. | 英語版をダウンロード | 2020年 9月 21日 | |
アプリケーション・ノート | Application Guidelines for Full-Color RGB LED Matrix Based on LP50xx Device | 2020年 4月 8日 | ||
アプリケーション・ノート | How to Select an RGB LED Driver | 2019年 8月 8日 | ||
ホワイト・ペーパー | Smart speaker fundamentals: Weighing the many design trade-offs.. | 2019年 2月 8日 | ||
ホワイト・ペーパー | Smart speaker fundamentals: Weighing the many design trade-offs.... | 2019年 2月 8日 | ||
ホワイト・ペーパー | スマート・スピーカの基礎:多くの設計トレードオフの比較考量 | 英語版をダウンロード | 2019年 2月 8日 | |
技術記事 | Using an RGBW LED driver to elevate LED human-machine interface designs | 2018年 11月 27日 | ||
技術記事 | Here's how body electronics and lighting technology are changing the driving experience | 2016年 9月 26日 | ||
技術記事 | LED brightness adjustment: high-frequency PWM dimming | 2016年 8月 26日 | ||
技術記事 | Take better selfies with innovative LED flashes | 2014年 11月 18日 |
設計と開発
追加の事項や他のリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックすると、詳細ページを表示できます。ハードウェア開発
ソフトウェア開発
設計ツールとシミュレーション
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI を使用すると、内蔵のライブラリを活用して、複雑なミックスド・シグナル設計のシミュレーションを実施することができます。完成度の高い最終機器を設計し、レイアウトの確定や製造開始より前に、ソリューションのプロトタイプを製作することができます。この結果、市場投入期間の短縮と開発コストの削減を実現できます。
設計とシミュレーション向けのツールである PSpice for TI の環境内で、各種 TI デバイスの検索、製品ラインアップの参照、テスト・ベンチの起動、設計のシミュレーションを実施し、選定したデバイスをさらに分析することができます。また、複数の TI デバイスを組み合わせてシミュレーションを実行することもできます。
事前ロード済みの複数のモデルで構成されたライブラリ全体に加えて、PSpice for TI ツール内で各種 TI デバイスの最新の技術関連資料に簡単にアクセスすることもできます。開発中のアプリケーションに適したデバイスを選定できたことを確認した後、TI 製品の購入ページにアクセスして、その製品を購入することができます。
PSpice for TI を使用すると、回路の検討から設計の開発や検証まで、作業の進展に合わせて設計サイクルの各段階で、シミュレーションのニーズに適した各種ツールにアクセスできます。コスト不要で入手でき、開発を容易に開始できます。設計とシミュレーションに適した PSpice スイートをダウンロードして、今すぐ設計を開始してください。
開発の開始
- PSpice for TI シミュレータへのアクセスの申請
- ダウンロードとインストール
- シミュレーション方法説明ビデオのご視聴
特長
- Cadence の PSpice テクノロジーを活用
- デジタル・モデル・スイートが付属する事前インストール済みのライブラリを活用して、ワーストケース・タイミング分析を実現可能
- 動的更新により、最新のデバイス・モデルに確実にアクセス可能
- 精度の低下を招かずに、シミュレーション速度を重視して最適化済み
- 複数製品の同時分析をサポート
- OrCAD Capture フレームワークを土台とし、業界で最も幅広く使用されている回路図のキャプチャとシミュレーションの環境へのアクセスを実現
- オフライン作業が可能
- 以下の点を含め、多様な動作条件とデバイス公差にまたがって設計を検証
- 自動的な測定と後処理
- モンテカルロ分析法
- ワーストケース分析
- 熱解析
CAD/CAE シンボル
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
---|---|---|
VQFN (RSM) | 32 | オプションの表示 |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL rating/ リフローピーク温度
- MTBF/FIT の推定値
- 原材料組成
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
おすすめの製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価モジュール、またはリファレンス・デザインが含まれている場合があります。