16 個のタッチ IO (64 個のセンサ)、32KB FRAM、6KB SRAM、43 個の IO、12 ビット ADC 搭載、105℃、静電容量式タッチ・マイコン (MCU)
製品の詳細
パラメータ
パッケージ|ピン|サイズ
特長
- CapTIvate™ テクノロジ - 容量性タッチ
- 性能
- 4 つの同時スキャンによる高速な電極スキャン
- 近接センシング
- 信頼性
- 電源ライン、RF、その他環境ノイズへの耐性の強化
- スペクトラム拡散、自動チューニング、ノイズ・フィルタリング、デバウンシング・アルゴリズムを内蔵
- 10V RMS の同相ノイズ、4kV の電気的高速過渡、15kV の静電放電により、IEC-61000-4-6、IEC-61000-4-4、IEC-61000-4-2 に準拠した信頼性の高いタッチ・ソリューションを実現
- RF 放射の低減により電気的設計が簡素化
- 金属タッチおよび耐水性設計をサポート
- 柔軟性
- 最大 16 の自己容量および 64 の相互容量電極
- 同じ設計内に自己容量と相互容量の電極を混在可能
- マルチタッチ機能のサポート
- 広い範囲の容量検出、広い電極範囲:0~300pF
- 低消費電力
- 4 つのセンサにより、消費電流 5µA 未満のウェイク・オン・タッチ
- ウェイク・オン・タッチのステート・マシンにより、CPU がスリープ状態でも電極スキャンが可能
- 環境補償、フィルタリング、スレッショルド検出のハードウェア・アクセラレーション
- 使いやすさ
- CapTIvate Design Center の PC GUI により、エンジニアはコードを作成せず、リアルタイムで容量性ボタンを設計し、チューニング可能
- ROM の CapTIvate ソフトウェア・ライブラリにより、顧客アプリケーションに豊富な FRAM を使用可能
- 性能
- 組み込みマイクロコントローラ
- 16 ビットの RISC アーキテクチャ
- 最高 16MHz のクロック周波数をサポート
- 3.6V~1.8V の広い電源電圧範囲 (最小電源電圧は SVS レベルにより制限されます。「SVS 仕様」を参照)
- 最適化された超低消費電力モード
- アクティブ・モード:135µA/MHz (標準値)
- スタンバイ:4 つのセンサによるウェイク・オン・タッチ 5µA
- シャットダウン (LPM4.5):SVS なしで 37nA
- 低消費電力の強誘電体 RAM (FRAM)
- 最大 64KB の不揮発性メモリ
- エラー訂正コード (ECC) 搭載
- 書き込み保護を設定可能
- プログラム、定数、ストレージの統合メモリ
- 書き込みサイクルの耐久性:1015 回
- 放射線耐性、非磁性
- インテリジェントなデジタル・ペリフェラル
- 3 つのキャプチャ/比較レジスタを搭載した 16 ビット・タイマ (Timer_A3) × 4
- 7 つのキャプチャ/比較レジスタを搭載した 16 ビット・タイマ (Timer_B7) × 1
- CapTIvate テクノロジに関連付けられた 16 ビット・タイマ × 1
- 16 ビット・カウンタ専用 RTC × 1
- 16 ビットの巡回冗長性検査 (CRC)
- 拡張シリアル通信、ピンの再割り当て機能をサポート
- 2 つの eUSCI_A が UART、IrDA、SPI をサポート
- 2 つの eUSCI_B が SPI および I2C をサポート
- 高性能アナログ
- 最大 12 のチャネルを持つ 12 ビット・アナログ/デジタル・コンバータ (ADC) × 1
- 内蔵の共有基準電圧 (1.5V、2.0V、2.5V)
- サンプル・アンド・ホールド 200ksps
- 拡張コンパレータ (eCOMP) × 1
- 基準電圧として 6 ビット DAC を搭載
- ヒステリシスをプログラム可能
- 高消費電力モードと低消費電力モードを構成可能
- 最大 12 のチャネルを持つ 12 ビット・アナログ/デジタル・コンバータ (ADC) × 1
- クロック・システム (CS)
- オンチップの 32kHz RC 発振器 (REFO)、1µA をサポート
- オンチップの 16MHz デジタル制御発振器 (DCO)、周波数ロック・ループ (FLL) 付き
- オンチップの基準電圧は室温で ±1% 精度
- オンチップの超低周波数 10kHz 発振器 (VLO)
- オンチップの高周波数変調発振器 (MODOSC)
- 外付けの 32kHz 水晶発振器 (LFXT)
- 1~128 の MCLK プリスケーラをプログラム可能
- 1、2、4、8 のプログラマブル・プリスケーラを使って MCLK から SMCLK を生成
- 汎用入出力およびピン機能
- LQFP-48 パッケージで 43 の I/O を搭載
- すべての GPIO の 43 の割り込みピンで MCU を低消費電力モードからウェイクアップ可能
- 開発ツールとソフトウェア
- 開発ツール
- MSP CapTIvate™ MCU 開発キットの評価:CAPTIVATE-PGMR プログラマおよび容量性タッチ MSP430FR2676 MCU 基板 CAPTIVATE-FR2676 とともに使用
- ターゲット開発ボード MSP‑TS430PT48A
- 使いやすいエコシステム
- CapTIvate Design Center - コード生成、カスタマイズ可能な GUI、リアルタイム・チューニング
- 開発ツール
- 16KB ROM ライブラリに CapTIvate タッチ・ライブラリとドライバ・ライブラリを内蔵
- ファミリ・メンバー (「デバイスの比較」も参照)
- MSP430FR2676:64KB のプログラム FRAM、512B の情報 FRAM、8KB の RAM
最大 16 の自己容量および 64 の相互容量式センサをサポート - MSP430FR2675:32KB のプログラム FRAM、512B の情報 FRAM、6KB の RAM
最大 16 の自己容量および 64 の相互容量式センサをサポート
- MSP430FR2676:64KB のプログラム FRAM、512B の情報 FRAM、8KB の RAM
- パッケージ・オプション
- 48 ピン: LQFP (PT)
- 40 ピン: VQFN (RHA)
- 32 ピン: VQFN (RHB)
All trademarks are the property of their respective owners.
概要
MSP430FR267x は、超低消費電力の容量性タッチ・センシング用 MSP430™マイクロコントローラであり、ボタン、スライド、ホイール、近接性アプリケーション用の CapTIvate タッチ・テクノロジが搭載されています。CapTIvateテクノロジを搭載したMSP430 MCUは、信頼性とノイズ耐性に優れ、消費電力が極めて低い、市場最高クラスの包括的かつ自律的な静電容量式タッチ・ソリューションを提供します。TIの静電容量式タッチ・テクノロジは、1つの設計で自己容量式と相互容量式の両方に対応し、最大限の柔軟性を実現します。CapTIvateテクノロジを搭載したMSP430 MCUは、厚いガラスやプラスチック筐体、金属、木材を透過し、湿気、油、汚れの多い過酷な環境でも動作します。
TIの静電容量式タッチ・センシング用MSP430 MCUは、ハードウェアおよびソフトウェアの大規模なエコシステムによってサポートされており、リファレンス・デザインやサンプル・コードを利用して設計をすぐに開始できます。開発キットには、MSP-CAPT-FR2633 CapTIvate テクノロジ開発キットがあります。また、TI はエンジニアが使いやすい GUI によりアプリケーションを迅速に開発できる CapTIvate Design Center や MSP430Ware™ ソフトウェアなどの無償ソフトウェアのほか、総合的な資料として CapTIvate テクノロジ・ガイドも提供しています。
TI の MSP430 ファミリの低消費電力マイクロコントローラ・ファミリは、各種アプリケーションを対象とするそれぞれ異なるペリフェラルを備えたデバイスで構成されています。アーキテクチャに多様な低消費電力モードを組み合わせ、携帯型測定機器で長いバッテリ駆動時間を実現するように最適化されています。本 MCU には強力な 16 ビット RISC CPU、16 ビット・レジスタ、および定数ジェネレータが内蔵されているため、最高のコード効率を実現できます。また、デジタル制御発振器 (DCO) により、低消費電力モードからアクティブ・モードへ 10µs (標準値) 未満でウェイクアップできます。
モジュールの詳細な説明については、『MSP430FR4xx and MSP430FR2xx Family Users Guide』 (英語) を参照してください。
技術資料
設計と開発
追加の事項や他のリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックすると、詳細ページを表示できます。ハードウェア開発
概要
特長
- CAPTIVATE-FR2633 などの MSP430 CapTIvate エコシステム・マイコン・ボードとのインターフェイス
- 静電容量性タッチ方式の 16 素子は 8 個のボタン、1 個の 3 素子ホイール、1 個の 4 素子スライダ、1 個の近接センサで構成
- 近接性ウェークオン機能は 5μA の平均電流で動作
概要
特長
- ノイズ耐性の高い HMI に適した CapTIvate 静電容量式タッチパッド・センシング・テクノロジー搭載の MSP430FR2676 マイコン
- IEC61000-4-6 に基づく伝導ノイズ耐性
- IEC61000-4-4 に基づく電気的高速過渡/バースト耐性
- IEC61000-4-3 放射型ノイズ耐性
- IEC61000-4-2 に基づく静電気放電耐性
- コード生成機能を持つ CapTIvate デザイン・センターを使用する通信および実験
概要
MSP430FR2676 CapTIvate™ タッチ・マイコン・ボード(CAPTIVATE-FR2676)は、プラグイン・センサ・ボード(別売り)を使用して静電容量性タッチ / 近接性センサを評価するためのシンプルな評価ボードです。
このマイコン・ボードはオンボードの MSP430FR2676 CapTIvate タッチ・マイコンをデバッグするための (...)
特長
- CAPTIVATE-BSWP などの CapTIvate エコシステム・センサ・パネル・ボードにインターフェイス
- センサ・パネル・コネクタで利用可能な 16 個の静電容量性タッチ対応 I/O
- 一部の BoosterPack モジュールをサポート
- 外部電力を PCB に供給するために使用可能な外部電源ヘッダ
- 3 個のオンボード LED と 1 個のオンボード・プッシュ・ボタン
概要
特長
- Provides digital isolation for Spy-by-Wire, I2C, and UART
- No shared power or ground
概要
This MSP430™ CapTIvate™ demonstration board (CAPTIVATE-PHONE) is a simple evaluation platform for mutual capacitance capacitive touch sensors using a variety of configurations in a real-world application. The sensor panel demonstrates how to matrix mutual capacitance touch sensors (...)
特長
- Interfaces to CapTIvate ecosystem MCU boards
- Implements 29 capactive touch elements using just 12 CapTIvate IOs
- Contains 17 buttons, two 4-element sliders, one 3-element wheel, and one guard channel
- Implements a guard channel for palm rejection
- Provides haptic feedback using the TI DRV2605L haptic (...)
概要
Note: This kit does not include MSP430™ microcontroller (MCU) samples. To sample the compatible devices, please visit the product page or select the related MCU after adding the tool to the TI Store cart:
MSP430FR2476.
The MSP-TS430PT48A microcontroller development board is a standalone ZIF socket (...)
特長
- Socket board to program and debug the 48-pin QFP package through the JTAG interface
- Access to all device pins
- Indicator LEDs and user switches
- JTAG connector
概要
特長
- CapTIvate マイコン・ボードと互換性があるプログラマ・ボード
- EnergyTrace 技術は Code Composer Studio により消費電力を測定
- CapTIvate マイコン・ボードとのインターフェイスのための CapTIvate プログラミング・ヘッダー
- USB HID-Bridge 通信インターフェイスは UART または I2C 経由でのターゲットと PC 間のデバッグ・データ伝送を容易に
概要
**第 2 世代の MSP-FET はCode Composer Studio™ v7.0、IAR EW430 v7.1、IAR EWAR v8.10 以降の IDE でサポートされています。それ以前のリリースの IDE と組み合わせて使用する際はこちらの E2E 記事をご覧ください。第 2 世代の MSP-FET を第 1 世代の MSP-FET と見分けるため方法はMSP Debugger’s Guide (section 5.6.1 – general features)** に掲載されています。
MSP-FET はパワフルなエミュレーション開発ツールで、デバッグ・プローブとしばしば呼ばれます。このツールを使用して、MSP 低消費電力マイコン(MCU)上でアプリケーション開発を迅速に開始できます。
(...)
特長
- USB デバッグ・インターフェイスは MSP430 マイコンをコンピュータに接続し、リアルタイムでインシステムのプログラミングとデバッグを実行
- EnergyTrace™ テクノロジーにより、Code Composer Studio と IAR Embedded Workbench 開発環境ですべての MSP430 / MSP432 デバイスのエネルギー測定とデバッグが可能
- 3 ステート・モードをサポートし、EnergyTrace による電力消費量を高精度に表示
- MSP430 と PC 間の双方向通信のためにバックチャネル UART を搭載
- これにより、アプリケーション実行中にセンサからの入力のシミュレーションやデバッグ・データのロギングが可能
- MSP ブートストラップ・ローダ(BSL)インターフェイス
- FET プログラマの以前のバージョンである MSP-FET430UIF に比べ最大 4 倍の読み書き速度
ソフトウェア開発
特長
- 5 分未満で設計を開始
- プログラムを書かずに静電容量式センサの製作、構成、調整が可能
- Code Composer Studio™ と IAR Embedded Workbench® IDE 向けのソース・コード・プロジェクトを自動生成
- スライダ、ホイール、ボタン、近接センサをサポート
- HID 通信ブリッジを使用したターゲットとのリアルタイム通信により以下の機能を実現:
- センサ・データの詳細表示
- センサ性能の構成と調整
- 以下の環境で動作:
- Windows 7 以降の OS とバージョン 1.6 以降の Java
- Apple OS X 10.10.1 とバージョン 1.7 以降の Java
- Linux OS とバージョン 1.6 以降の Java
CCS Uniflash は、TI マイコン (MCU) 上のオンチップ・フラッシュ・メモリや、Sitara プロセッサのオンボード・フラッシュ・メモリをプログラムする (書き込む) 目的で使用する、スタンドアロンのツールです。Uniflash には、GUI、コマンド・ライン、スクリプト・インターフェイスがあります。CCS Uniflash は無料で利用できます。
CAD/CAE シンボル
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
---|---|---|
LQFP (PT) | 48 | オプションの表示 |
VQFN (RHA) | 40 | オプションの表示 |
VQFN (RHB) | 32 | オプションの表示 |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL rating/ リフローピーク温度
- MTBF/FIT の推定値
- 原材料組成
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果