拡張スキャン・インターフェイス、96KB FRAM、2KB SRAM 搭載、流量メーター向け、ロータリー・センシング・マイコン (MCU)
製品の詳細
パラメータ
パッケージ|ピン|サイズ
特長
- 組み込みマイクロコントローラ
- 16ビットのRISCアーキテクチャ、最大16MHzのクロック
- 3.6V~1.8Vの広い電源電圧範囲(最小電源電圧はSVSレベルにより制限されます。「SVS仕様」を参照)
- 最適化された超低消費電力モード
- アクティブ・モード: 約100µA/MHz
- スタンバイ(VLOありのLPM3): 0.4µA (標準値)
- リアルタイム・クロック(RTC) (LPM3.5): 0.35µA (標準値) (1)
- シャットダウン(LPM4.5): 0.02µA (標準値)
- 超低消費電力の強誘電体RAM (FRAM)
- 最大128KBの不揮発性メモリ
- 超低消費電力の書き込み
- ワードあたり125nsの高速書き込み(4msで64KB)
- ユニファイド・メモリによりプログラム、データ、ストレージを1か所に保存
- 1015回の書き込み耐久性
- 放射耐性および非磁性
- インテリジェントなデジタル・ペリフェラル
- 32ビットのハードウェア・マルチプライヤ(MPY)
- 3チャネルの内蔵ダイレクト・メモリ・アクセス(DMA)
- カレンダーおよびアラーム機能を持つRTC
- 5つの16ビット・タイマ、それぞれに最大7つのキャプチャ/比較レジスタを搭載
- 16ビットおよび32ビットの巡回冗長性検査(CRC16、CRC32)
- 高性能アナログ
- 拡張スキャン・インターフェイス(ESI)によるバックグラウンドでの水、熱、ガスの容量測定
- 16チャネルのアナログ・コンパレータ
- 12ビットのアナログ/デジタル・コンバータ(ADC)、基準電圧とサンプル・アンド・ホールド機能を内蔵し、最大16の外部入力チャネル
- 最大320セグメントのコントラスト制御を搭載した内蔵LCDドライバ
- マルチファンクションの入力/出力ポート
- P1~P10およびPJピンはすべて、外付け部品の必要なしに容量性タッチ能力をサポート
- ビット、バイト、ワード単位でアクセス可能(ペアで)
- ポートP1、P2、P3、P4上でLPMからウェークアップをエッジ選択可能
- すべてのポートでプルアップおよびプルダウンをプログラム可能
- コードのセキュリティ
- 真の乱数シードによる乱数生成アルゴリズム
- シリアル通信の拡張機能
- eUSCI_A0およびeUSCI_A1でのサポート
- 自動ボーレート検出機能付きのUART
- IrDAのエンコードおよびデコード
- SPI
- eUSCI_B0およびeUSCI_B1でのサポート
- 複数のスレーブ・アドレッシングを持つI2C
- SPI
- ハードウェアUARTまたはI2Cブートローダー(BSL)
- eUSCI_A0およびeUSCI_A1でのサポート
- 柔軟なクロック・システム
- 固定周波数DCO、出荷時にトリムされた10の周波数を選択可能
- 低電力、低周波数の内部クロック・ソース(VLO)
- 32kHzの水晶振動子(LFXT)
- 高周波数の水晶振動子(HFXT)
- 開発ツールとソフトウェア
- 無償のプロフェッショナル開発環境: EnergyTrace++™テクノロジを使用
- 実験および開発キット
- ファミリ製品
- 利用可能なデバイスのバリエーションおよびパッケージ・タイプについては、「デバイスの比較」の概要を参照してください。
- モジュールの完全な説明については、『MSP430FR58xx、MSP430FR59xx、MSP430FR6xxファミリ・ユーザー・ガイド』を参照してください。
(1)RTCは3.7pFの水晶振動子によりクロック供給を受けます。
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概要
MSP430™超低消費電力(ULP) FRAMプラットフォームは、独自の組み込みFRAMと包括的な超低消費電力システム・アーキテクチャとを組み合わせ、より低いエネルギー・バジェットで性能向上を可能にした、イノベータ向けの製品です。FRAMテクノロジにより、SRAMの速度、柔軟性、耐久性と、フラッシュの安定性および信頼性の両方が、はるかに低い消費電力で得られます。
MSP430 ULP FRAMポートフォリオは、FRAM、ULP 16ビットMSP430 CPU、およびインテリジェントなペリフェラルを搭載し、各種のアプリケーションを対象とした、多様なデバイスのセットで構成されます。ULPアーキテクチャには7つの低消費電力モードがあり、エネルギーの制約が厳しいアプリケーションでバッテリ駆動時間を延長できるよう最適化されています。
技術資料
設計と開発
追加の事項や他のリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックすると、詳細ページを表示できます。ハードウェア開発
概要
MSP-FET430U100D は、スタンドアロンの 100 ピン ZIF ソケット・ターゲット・ボードである MSP-TS430PZ100D を搭載し、MSP-FET プログラマ/デバッガを実装したバンドルです。このバンドルは、JTAG インターフェイスまたは Spy Bi-Wire(2 線式 JTAG)プロトコルを経由した、MSP430 イン・システムの設定とデバッグに使用できます。この開発ボードは、100 ピン LQFP パッケージ(TI パッケージ・コード:PZ)に収納された MSP430FR6989 FRAM デバイスをサポートしています。
特長
- 不揮発メモリとして最小の消費電力で最も高速な統合型 FRAM メモリ
- 超低リーケージの 130nm プロセス・テクノロジー
- パワー・ゲーティングと負荷適応機能を持つ LDO を搭載したエンハンスド MSP430 DNA
- 流量計を含むアプリケーションでコストを削減し、設計を簡略化するための統合型のアナログ/デジタル・ペリフェラル
- 統合型 LCD ドライバ
- 拡張型のスキャン・インターフェイス
概要
The MSP-TS430PZ100D is a standalone 100-pin ZIF socket target board used to program and debug the MSP430 MCU in-system through the JTAG interface or the Spy Bi-Wire (2-wire JTAG) protocol.
Device Support: The MSP-TS430PZ100D development board supports MSP430FR69xx FRAM MCUs in a 100-pin LQFP package (...)
特長
- Unified FRAM Memory for lowest power, fastest non-volatile memory
- Ultra-low-leakage 130nm Process technology
- Enhanced MSP430 DNA with Power gating and load adaptive LDO
- Integrated analog and digital peripherals to lower cost and simplify design for applications including flow metering: Integrated LCD (...)
概要
The MSP-TS430RGZ48C is a standalone 48-pin ZIF socket target board used to program and debug the MSP430 MCU in-system through the JTAG interface or the Spy Bi-Wire (2-wire JTAG) protocol.
Device Support: The MSP-TS430RGZ48C development board supports MSP430FR58xx and MSP430FR59xx FRAM MCUs in a (...)
概要
ステップ 1:MSP-FET を購入
ステップ 2: Debuggers User’s Guide と Hardware User’s Guide をダウンロード
ステップ 3:デバッグ・ビデオを参照
**第 2 世代の MSP-FET はCode Composer Studio™ v7.0、IAR EW430 v7.1、IAR EWAR v8.10 以降の IDE でサポートされています。それ以前のリリースの IDE と組み合わせて使用する際はこちらの E2E 記事をご覧ください。第 2 世代の MSP-FET を第 1 世代の MSP-FET と見分けるため方法はMSP Debugger’s Guide (section 5.6.1 &ndash (...)
特長
- USB デバッグ・インターフェイスは MSP430 マイコンをコンピュータに接続し、リアルタイムでインシステムのプログラミングとデバッグを実行
- EnergyTrace™ テクノロジーにより、Code Composer Studio と IAR Embedded Workbench 開発環境ですべての MSP430 / MSP432 デバイスのエネルギー測定とデバッグが可能
- 3 ステート・モードをサポートし、EnergyTrace による電力消費量を高精度に表示
- MSP430 と PC 間の双方向通信のためにバックチャネル UART を搭載
- これにより、アプリケーション実行中にセンサからの入力のシミュレーションやデバッグ・データのロギングが可能
- MSP ブートストラップ・ローダ(BSL)インターフェイス
- FET プログラマの以前のバージョンである MSP-FET430UIF に比べ最大 4 倍の読み書き速度
概要
MSP Gang プログラマとは、MSP430 デバイス用のプログラマであり、一度に最大 8 個の同一 MSP430 フラッシュ・デバイスまたは FRAM デバイスに対するプログラムを実行できます。MSP ギャング・プログラマは、標準の RS-232 または USB 接続を使用してホスト PC に接続できるほか、フレキシブルなプログラミング・オプションを利用すれば、ユーザーによるプロセスのフル・カスタマイズが可能です。
MSP Gang プログラマには、Gang Splitter(ギャング・スプリッタ、複数書き込みの分割機能) と呼ばれる拡張ボードが付属しており、MSP Gang プログラマと複数のターゲット・デバイス間の相互接続機能を提供します。拡張ボードと 8 個のターゲット・デバイスを接続する 8 本のケーブルが付属しています(JTAG または Spy-Bi-Wire コネクタ経由)。プログラミングは、PC を使用しても、スタンドアロン・デバイスとしても行うことができます。DLL ベースのPC 側グラフィカル・ユーザー・インターフェイスも使用可能です。
特長
- 以前のバージョンの GANG プログラマである MSP-GANG430 に比べて 3 倍の速度
- RS-232 または USB インターフェイスを経由して、フラッシュ・ベースまたは FRAM ベースの MSP デバイスに迅速かつ信頼性の高い方法でプログラム
- 数種類のプログラミング・モード:
- 対話モード - PC に接続した状態で、MSP GANG プログラマの GUI を使用してプログラミング
- イメージからのプログラミング - 構成オプションとコード・ファイルを収録しているイメージを保存することが可能。この場合は、ユーザーは PC を使用しないスタンドアロンで MSP デバイスにプログラミングすることが可能
- スクリプトからのプログラミング - より複雑なプログラミング手順の自動化が可能。
- 設定、プログラミングおよび量産テストのための直観的にわかりやすい GUI
- イメージ保存用の SD カード・スロット
- PC なしでも簡単にプログラミングできる LCD 画面
- 同時に 8 個のターゲットに対応
- 現在および将来の MSP430 デバイスをすべてサポート
ソフトウェア開発
MSPWare の入手方法MSPWare は、Code Composer Studio(CCS)のコンポーネントとして、またはスタンドアロン・パッケージとして入手できます。Code Composer Studio のコンポーネントとして供給された場合は、CCS の TI Resource Explorer ウインドウ内で洗練された GUI を使用して MSPWare パッケージを操作できます。
- MSPWare と GUI ベースのフロント・エンドを入手するには、Code Composer Studio の最新バージョンを単純にインストールします。CCS の最新バージョンの入手(推奨)
- 代わりに、MSPWare をスタンドアロン・パッケージとして入手することもできます。ただし、この方式では MSPWare パッケージのフォルダ構造が供給されるのみであり、GUI ベースのフロント・エンドは供給されません。上記の「Get Software」リンクをクリックすると、MSP430Ware をスタンドアロン・パッケージとして入手できます。
- * 注:ダウンロードの際、お客様は、輸出法令順守フォームへの記入を求められます。
- MSPWare は、新しい「TI (...)
特長
- MSP 設計リソースのコレクション
- コンテンツを参照するための洗練された直感的な GUI
- 独自の 2 ペイン・ビューを使用した、コンテンツの自動的なフィルタリング
- Web 経由の自動更新
- 新しい MSP ドライバ・ライブラリの特長
- CCS 用のプラグインかスタンドアロンの実行ファイルとして入手可能、または新しい TI Cloud Resource Explorer 内で利用可能
特長
- 無償ライセンス、ロイヤリティ・フリーで使用可能
- アプリケーションの開発の簡素化と開発期間の短縮
- メンテナンスの簡単なコード
Mathlib is easy to integrate into your designs. (...)
特長
- Up to 26x higher performance when executing floating point scalar math functions
- Remains in low power modes longer due to the increased performance
- Free and easy to use – now integrated in CCS and IAR
Code Composer Studio™ - 統合開発環境(IDE)、MSP マイコン用
- 最新バージョン - 以下をクリックして、指定したホスト・プラットフォームに対応した Code Composer Studio をダウンロードしてください。
- 追加のダウンロード - ダウンロードの包括的なリストについては、CCS ダウンロード・サイトをご覧ください。
- 無料の CCS の使用 - MSP430 では 16KB、MSP432 では 32KB のコード・サイズ制限付きで TI の最適化コンパイラをサポートする無料ライセンスが生成されます。フル機能の 90 日間評価ライセンスも利用できます。CCS 内にある App Center から MSP430 用と MSP432 用の GCC リリースも利用でき、無料ライセンスと組み合わせて使用することができます。
- クラウド・ツール - Code Composer Studio は、初期の評価と開発の目的で、クラウドベースの環境で利用することもできます。クラウド・ツールは、LaunchPad で迅速に開発を開始しようとするユーザーにとって優れた選択肢です。
Code Composer Studio は、すべての MSP マイコン・デバイスをサポートする統合開発環境(IDE)です。Code Composer Studio は、組込みアプリケーションの開発およびデバッグに必要な一連のツールで構成されています。最適化 C/C++ コンパイラ、ソース・コード・エディタ、プロジェクト・ビルド環境、デバッガ、プロファイラなど、多数の機能が含まれています。直感的な IDE には、アプリケーションの開発フローをステップごとに実行できる、単一のユーザー・インターフェイスが備わっています。使い慣れたツールとインターフェイスにより、ユーザーは従来より迅速に作業を開始できます。Code Composer Studio は、Eclipse ソフトウェア・フレームワークの利点と、TI の先進的な組込みデバッグ機能の利点を組み合わせ、組込み分野のデベロッパーにとって豊富な機能を備えた魅力的な開発環境を実現します。
CCS を MSP マイコンとともに使用する場合、MSP マイコンを最大限に活用するための独自の強力な一連のプラグインやツールを入手できます。
追加情報
デベロッパーの皆様がご存じのように、システムの状態を理解していない場合、システムのチューニングは困難になります。 EnergyTrace ソフトウェアを使用すると、最小消費電力の設計を実現するのに必要な情報を入手できます。このフィードバックにより、MSP アーキテクチャが提供している各種技術の実装や、ULP Advisor (...)
特長
- 電流測定機能は、MSP430 マイコン、MSP432 マイコン、および各種コネクティビティ・デバイスで有効になっています
- CPU 状態のトレース機能は、選択された MSP430 マイコン、MSP432 マイコン、CC13x2 ワイヤレス・マイコン、CC26x2 ワイヤレス・マイコンで利用できます
- ペリフェラル状態のトレース機能も、選択された MSP430 マイコン、CC13x2 ワイヤレス・マイコン、CC26x2 ワイヤレス・マイコンで利用できます
- MSP430 マイコンで EnergyTrace 機能をサポートするには、eZ-FET または MSP-FET のデバッガが必要です
- MSP432 マイコンでこの機能を使用するには、(MSP432 LaunchPad が搭載している) XDS110-ET、または MSP-FET と MSP432 マイコン対応アダプタの組み合わせが必要です
- CC13x2 と CC26x2 の各デバイスでこの機能を使用するには、(LaunchPad 開発キットが搭載している) XDS110-HDR、またはスタンドアロンの XDS110 (TMDSEMU110-U) + EnergyTrace HDR アクセサリ (TMDSEMU110-ETH) の組み合わせが必要です
- Code Composer Studio IDE と IAR Embedded (...)
IAR Embedded Workbench Kickstart for MSP430 is an Integrated Development Environment (IDE) for building and debugging embedded applications for MSP430 microcontrollers. The IDE includes a code size limited C-Compiler/Unlimited Assembler/FET Debugger/Simulator. The code (...)
特長
- Extended Scan Interface configuration via a graphical block diagram tool
- Generates fully functional CCS and IAR projects for up to 3 LC sensor configurations.
- Enables communication between PC and microcontroller via HID/UART communication bridge.
- Option to generate configuration file based on custom (...)
CCS Uniflash は、TI マイコン (MCU) 上のオンチップ・フラッシュ・メモリや、Sitara プロセッサのオンボード・フラッシュ・メモリをプログラムする (書き込む) 目的で使用する、スタンドアロンのツールです。Uniflash には、GUI、コマンド・ライン、スクリプト・インターフェイスがあります。CCS Uniflash は無料で利用できます。
リファレンス・デザイン
CAD/CAE シンボル
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
---|---|---|
LQFP (PM) | 64 | オプションの表示 |
VQFN (RGC) | 64 | オプションの表示 |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL rating/ リフローピーク温度
- MTBF/FIT の推定値
- 原材料組成
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果