デュアルチャネル、高性能、27V、105MHz、R RIO、FET 入力のオペアンプ
製品の詳細
パラメータ
パッケージ|ピン|サイズ
特長
- ゲイン帯域幅積: 70MHz
- 小信号帯域幅: 105MHz
- スルーレート: 192V/µs
- 広い電源電圧範囲: 4.75V~27V
- 低ノイズ
- 入力電圧ノイズ: 6nV/√Hz (f=500kHz)
- 入力電流ノイズ: 5fA/√Hz (f=10kHz)
- レール・ツー・レール入出力
- FET入力段:2pAの入力バイアス電流(標準値)
- 高リニア出力電流: 75mA
- 入力オフセット: ±1.5mV (最大値)
- オフセット・ドリフト係数: ±2µV/℃(標準値)
- 低消費電流: 3.6mA/チャネル
- 拡張温度範囲で動作:
-40℃~+125℃
All trademarks are the property of their respective owners.
概要
OPA2810は、入力バイアス電流の小さい、デュアル・チャネル、FET入力の電圧帰還オペアンプです。ユニティ・ゲイン安定で、105MHzの小信号ユニティ・ゲイン帯域幅を提供し、チャネルあたり3.6mA (標準値)の低い静止電流(IQ)で優れたDC精度と動的AC性能を実現します。テキサス・インスツルメンツ独自の高速SiGe BiCMOSプロセスで製造されており、静止電流が同等である他のFET入力アンプに比べて大幅に性能が向上しています。70MHzのゲイン帯域幅積(GBWP)、192V/µsのスルー・レート、6nV/√Hzの低い電圧ノイズにより、幅広い高忠実度データ収集/信号処理装置に適しています。
OPA2810は4.75V~27Vの広い電源電圧範囲で動作し、レール・ツー・レール入出力を特長としています。また、75mAのリニア出力電流を提供できることから、オプトエレクトロニクス部品およびアナログ/デジタル・コンバータ(ADC)入力の駆動や、重負荷へのDAC出力のバッファリングにも最適です。
OPA2810は8ピンのSOIC、SOT23、VSSOPパッケージで供給され、拡張産業用温度範囲の-40°C~+125°Cで動作が規定されています。
技術資料
= TI が選択したこの製品の主要ドキュメント
種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |
---|---|---|---|---|
* | データシート | OPA2810 デュアル・チャネル、27V、レール・ツー・レール入出力、FET入力のオペアンプ データシート (Rev. B 翻訳版) | 最新の英語版をダウンロード (Rev.C) | 2019年 1月 30日 |
アプリケーション・ノート | Understanding an LCR Meter Analog Front-End | 2021年 1月 20日 | ||
ユーザー・ガイド | 高インピーダンス・アプリケーション向けの、カスケード接続された高ゲインのアクティブ・ローパス・フィルタのリファレンス・デザイン (Rev. B 翻訳版) | 英語版をダウンロード (Rev.B) | 2019年 10月 31日 | |
アプリケーション・ノート | Pairing up Op Amp and Buffer for Higher Output Power Plus Speed in ATE | 2019年 6月 7日 | ||
技術記事 | How to reduce distortion in high-voltage, high-frequency signal generation for AWGs | 2018年 10月 30日 | ||
技術記事 | What are the advantages of using JFET-input amplifiers in high-speed applications? | 2018年 6月 18日 | ||
技術記事 | Unique active mux capability combines buffer and switch into one solution | 2017年 10月 10日 | ||
技術記事 | How to minimize filter loss when you drive an ADC | 2016年 10月 20日 | ||
アプリケーション・ノート | 高速データ変換 | 英語版をダウンロード | 2009年 12月 11日 |
設計と開発
追加の事項や他のリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックすると、詳細ページを表示できます。ハードウェア開発
OPA2810DGKEVM
概要
The OPA2810DGKEVM is an evaluation module for the dual-channel OPA2810 amplifier in the DGK (VSSOP-8) package. OPA2810 is a FET-input, voltage-feedback operational amplifier with extremely low input bias current. The OPA2810DGKEVM is designed to quickly and easily demonstrate the functionality and (...)
特長
- Configured for split-supply operation and easily modified for single supply
- Configured for unity-gain non-inverting configuration and easily modified for inverting gain configuration
- Options to configure in different gains and active filter configurations via simple BOM change
- Simple interface to the (...)
設計ツールとシミュレーション
SBOMAM2A.TSC (20 KB) - TINA-TI Reference Design
SBOMAM3A.ZIP (9 KB) - TINA-TI Spice Model
SBOMB66.ZIP (16 KB) - PSpice Model
SBOMB78A.ZIP (33 KB) - PSpice Model
PSPICE-FOR-TI — PSpice® for TI は、各種アナログ回路の機能評価に役立つ、設計とシミュレーション向けの環境です。設計とシミュレーションに適したこのフル機能スイートは、Cadence® のアナログ分析エンジンを使用しています。PSpice for TI は無償で使用でき、アナログや電源に関する TI の製品ラインアップを対象とする、業界でも有数の大規模なモデル・ライブラリが付属しているほか、選択された一部のアナログ動作モデルも利用できます。
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI を使用すると、内蔵のライブラリを活用して、複雑なミックスド・シグナル設計のシミュレーションを実施することができます。完成度の高い最終機器を設計し、レイアウトの確定や製造開始より前に、ソリューションのプロトタイプを製作することができます。この結果、市場投入期間の短縮と開発コストの削減を実現できます。
設計とシミュレーション向けのツールである PSpice for TI の環境内で、各種 TI デバイスの検索、製品ラインアップの参照、テスト・ベンチの起動、設計のシミュレーションを実施し、選定したデバイスをさらに分析することができます。また、複数の TI デバイスを組み合わせてシミュレーションを実行することもできます。
事前ロード済みの複数のモデルで構成されたライブラリ全体に加えて、PSpice for TI ツール内で各種 TI デバイスの最新の技術関連資料に簡単にアクセスすることもできます。開発中のアプリケーションに適したデバイスを選定できたことを確認した後、TI 製品の購入ページにアクセスして、その製品を購入することができます。
PSpice for TI を使用すると、回路の検討から設計の開発や検証まで、作業の進展に合わせて設計サイクルの各段階で、シミュレーションのニーズに適した各種ツールにアクセスできます。コスト不要で入手でき、開発を容易に開始できます。設計とシミュレーションに適した PSpice スイートをダウンロードして、今すぐ設計を開始してください。
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI を使用すると、内蔵のライブラリを活用して、複雑なミックスド・シグナル設計のシミュレーションを実施することができます。完成度の高い最終機器を設計し、レイアウトの確定や製造開始より前に、ソリューションのプロトタイプを製作することができます。この結果、市場投入期間の短縮と開発コストの削減を実現できます。
設計とシミュレーション向けのツールである PSpice for TI の環境内で、各種 TI デバイスの検索、製品ラインアップの参照、テスト・ベンチの起動、設計のシミュレーションを実施し、選定したデバイスをさらに分析することができます。また、複数の TI デバイスを組み合わせてシミュレーションを実行することもできます。
事前ロード済みの複数のモデルで構成されたライブラリ全体に加えて、PSpice for TI ツール内で各種 TI デバイスの最新の技術関連資料に簡単にアクセスすることもできます。開発中のアプリケーションに適したデバイスを選定できたことを確認した後、TI 製品の購入ページにアクセスして、その製品を購入することができます。
PSpice for TI を使用すると、回路の検討から設計の開発や検証まで、作業の進展に合わせて設計サイクルの各段階で、シミュレーションのニーズに適した各種ツールにアクセスできます。コスト不要で入手でき、開発を容易に開始できます。設計とシミュレーションに適した PSpice スイートをダウンロードして、今すぐ設計を開始してください。
開発の開始
- PSpice for TI シミュレータへのアクセスの申請
- ダウンロードとインストール
- シミュレーション方法説明ビデオのご視聴
特長
- Cadence の PSpice テクノロジーを活用
- デジタル・モデル・スイートが付属する事前インストール済みのライブラリを活用して、ワーストケース・タイミング分析を実現可能
- 動的更新により、最新のデバイス・モデルに確実にアクセス可能
- 精度の低下を招かずに、シミュレーション速度を重視して最適化済み
- 複数製品の同時分析をサポート
- OrCAD Capture フレームワークを土台とし、業界で最も幅広く使用されている回路図のキャプチャとシミュレーションの環境へのアクセスを実現
- オフライン作業が可能
- 以下の点を含め、多様な動作条件とデバイス公差にまたがって設計を検証
- 自動的な測定と後処理
- モンテカルロ分析法
- ワーストケース分析
- 熱解析
TINA-TI
ANALOG-ENGINEER-CALC — アナログ・エンジニア向けカリキュレータは、アナログ回路設計エンジニアが日常的に繰り返し行っている計算の多くを迅速化します。この PC ベース・ツールはグラフィカル・インターフェイスにより、帰還抵抗を使用したオペアンプのゲイン設定から、A/D コンバータ(ADC)のドライブ・バッファ回路の安定化に最適な部品の選択に至るまで、一般的に行われている各種計算のリストを表示します。スタンドアロン・ツールとして使用できるほか、『アナログ回路設計式一覧ポケット・ガイド』で説明されているコンセプトと組み合わせることもできます。
特長
- A/D コンバータ(ADC)と D/A コンバータ(DAC)の回路設計を迅速化
- ノイズの計算
- 一般的な単位変換
- アンプ回路設計の一般的な問題を解決
- 標準的な抵抗を使用してゲインを選択
- フィルタの構成
- 一般的なアンプ構成の総ノイズ
- PCB 寄生成分の計算(R、L、C など)
- 一般的なセンサのセンサ出力値の算定(RTD、熱電対など)
- 受動回路の一般的な問題を解決(受動部品を使用する電圧デバイダなど)
VOLT-DIVIDER-CALC — VOLT-DIVIDER-CALC quickly determines a set of resistors for a voltage divider. This KnowledgeBase Javascript utility can be used to find a set of resistors for a voltage divider to achieve the desired output voltage. This calculator can also be used to design non-inverting attentuation circuits.
(...)
リファレンス・デザイン
TIDA-060029 — TIDA-060029 リファレンス・デザインは、自動バランス (平衡) 設定に基づくインピーダンス測定法を使用して、LCR メーター・アプリケーション向けのアナログ・シグナル・チェーン・ソリューションを提示します。
設計ファイル
-
download TIDA-060029 BOM.pdf (92KB) -
download TIDA-060029 Assembly Drawing.pdf (411KB) -
download TIDA-060029 PCB.pdf (733KB) -
download TIDA-060029 CAD Files.zip (887KB) -
download TIDA-060029 Gerber.zip (601KB)
TIDA-060021 — This design uses an OPA2810 high-speed amplifier to provide two multiple feedback (MFB) low-pass filter boards with 1 MHz cutoff frequencies. The fourth-order board, provides a fourth-order filter with high gain and steep roll-off. The high-impedance board (High-Z), is a second-order filter meant (...)
設計ファイル
-
download TIDA-060021 BOM Files.zip (95KB) -
download TIDA-060021 Assembly Files.zip (170KB) -
download TIDA-060021 PCB.pdf (253KB) -
download TIDA-060021 CAD Files.zip (1455KB) -
download TIDA-060021 Gerber.zip (1776KB)
CAD/CAE シンボル
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
---|---|---|
SOIC (D) | 8 | オプションの表示 |
SOT-23 (DCN) | 8 | オプションの表示 |
VSSOP (DGK) | 8 | オプションの表示 |
購入と品質
含まれる情報:
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL rating/ リフローピーク温度
- MTBF/FIT の推定値
- 原材料組成
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果