TLV4170
- 電源電圧範囲: 2.7V~36V、±1.35V~±18V
- 低ノイズ: 22nV/√Hz
- 入力のRFIフィルタリングによりEMIを強化
- 入力範囲は負の電源電圧にも対応
- ユニティ・ゲインで安定: 200pF容量性負荷
- レール・ツー・レール出力
- ゲイン帯域幅: 1.2MHz
- 低い静止電流: アンプごとに125µA
- 高い同相除去: 110dB
- 低いバイアス電流: 10pA (標準値)
TLVx170ファミリは、電磁気干渉(EMI)対策された36V、単一電源、低ノイズ・オペアンプであり、THD+Nが1kHzにおいて0.0002%で、2.7V (±1.35V)から36V (±18V)までの電源で動作できます。これらの特長と、低いノイズ、非常に高い電源除去率(PSRR)から、シングル・チャネルのTLV170、デュアル・チャネルのTLV2170、クワッド・チャネルのTLV4170は、マイクロボルト・レベルの信号アンプでの使用に適しています。また、TLVx170ファミリのデバイスは、オフセット、ドリフト、帯域幅も優れており、低い静止電流で動作します。
ほとんどのオペアンプは1つの電源電圧でのみ動作が規定されているのに対して、TLVx170ファミリのオペアンプは2.7V~36Vで規定されており、入力信号を位相反転なしで電源レールより下までスイングできます。さらに、TLVx170ファミリは200pFの容量性負荷によりユニティ・ゲイン安定で、1.2MHzの帯域幅と0.4V/µsのスルー・レートにより、電流/電圧コンバータとして使用できます。
デバイスの入力は、通常動作において負のレールより100mV下、および正のレールの2V以内で動作でき、性能は低下するものの完全なレール・ツー・レール入力にも対応します。TLVx170デバイスは、-40℃~+125℃での動作が規定されています。
技術資料
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* | データシート | TLVx170 低コスト・システム向けの36V、単一電源、EMI強化、低消費電力オペアンプ データシート (Rev. A 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.A) | PDF | HTML | 2018年 9月 14日 |
e-Book(PDF) | The Signal - オペアンプ設計ブログ集 | 英語版 | 2018年 3月 23日 |
設計と開発
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シミュレーション・モデル
TLVx170 TINA-TI Reference Design (Rev. A)
SBOMAA4A.TSC (378 KB) - TINA-TI Reference Design
計算ツール
ANALOG-ENGINEER-CALC — アナログ技術者向けカリキュレータ
アナログ・エンジニア向けカリキュレータは、アナログ回路設計エンジニアが日常的に繰り返し行っている計算の多くを迅速化します。この PC ベース・ツールはグラフィカル・インターフェイスにより、帰還抵抗を使用したオペアンプのゲイン設定から、A/D コンバータ(ADC)のドライブ・バッファ回路の安定化に最適な部品の選択に至るまで、一般的に行われている各種計算のリストを表示します。スタンドアロン・ツールとして使用できるほか、『アナログ回路設計式一覧ポケット・ガイド』で説明されているコンセプトと組み合わせることもできます。
設計ツール
CIRCUIT060013 — T ネットワーク帰還回路搭載、反転アンプ
このデザインは入力信号 VIN を反転し、1000V/V 言い換えると 60dB の信号ゲインを達成します。T 帰還回路搭載の反転アンプは、値が小さい R4 や値が大きい帰還抵抗なしで高いゲインを取得するために使用できます。
設計ツール
CIRCUIT060015 — 調整可能なリファレンス電圧回路
この回路は、反転と非反転のアンプ回路を 1 つに組み合わせ、入力電圧の負の値から入力電圧までの可変の基準電圧を生成します。ゲインを増加して、負の最高基準電圧のレベルを増やすこともできます。
設計ツール
CIRCUIT060074 — コンパレータによるハイサイド電流センシング回路
このハイサイド電流センシング・ソリューションは、レール・ツー・レール入力同相範囲に対応している 1 個のコンパレータを使用し、負荷電流が 1A を上回った合にコンパレータの出力端子 (COMP OUT) で過電流アラート (OC-Alert) 信号を生成します。この実装は、OC-Alert 信号をアクティブ・ローに設定しています。したがって、1A のスレッショルドを上回ったときに、コンパレータの出力がローになります。負荷電流が 0.5 A (50% 減少) に低下すると OC-Alert が論理 HIGH (...)
シミュレーション・ツール
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
PSpice® for TI は、各種アナログ回路の機能評価に役立つ、設計とシミュレーション向けの環境です。設計とシミュレーションに適したこのフル機能スイートは、Cadence® のアナログ分析エンジンを使用しています。PSpice for TI は無償で使用でき、アナログや電源に関する TI の製品ラインアップを対象とする、業界でも有数の大規模なモデル・ライブラリが付属しているほか、選択された一部のアナログ動作モデルも利用できます。
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
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シミュレーション・ツール
TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
TINA-TI は、DC 解析、過渡解析、周波数ドメイン解析など、SPICE の標準的な機能すべてを搭載しています。TINA には多彩な後処理機能があり、結果を必要なフォーマットにすることができます。仮想計測機能を使用すると、入力波形を選択し、回路ノードの電圧や波形を仮想的に測定することができます。TINA の回路キャプチャ機能は非常に直観的であり、「クイックスタート」を実現できます。
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA は DesignSoft (...)
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
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SOIC (D) | 14 | オプションの表示 |
TSSOP (PW) | 14 | オプションの表示 |
購入と品質
記載されている情報:
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 材質成分
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
記載されている情報:
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点