車載、ロード・ダンプ対応機能搭載、45W、2MHz、4 チャネル、4.5 ~ 18V の電源電圧、アナログ入力 Class-D オーディオ・アンプ
製品の詳細
パラメータ
パッケージ|ピン|サイズ
特長
- 高度な負荷診断
- インピーダンスおよび位相応答を使った AC 診断によるツイータ検出
- 正弦波発生器内蔵
- CISPR25-L5 EMC 仕様に簡単に適合
- 車載アプリケーション向けに、次の結果でAEC-Q100認定済み
- デバイス温度グレード 1:動作時周囲温度範囲 –40℃~125℃
- デバイス HBM ESD 分類レベル:3A
- デバイス CDM ESD 分類レベル:C4B
- オーディオ入力
- 4 チャネル差動アナログ入力
- 4 つの I2C 制御ゲイン・オプション
- 入力インピーダンスが高いため小容量の AC 結合コンデンサに対応
- オーディオ出力
- 4 チャネルの BTL (Bridge-Tied Load)、並列 BTL (PBTL) のオプションあり
- 最大2.1MHzの出力スイッチング周波数
- 27W、10% THD (4Ω、14.4V)
- 45W、10% THD (2Ω、14.4V)
- 85W、10% THD (1Ω、14.4V PBTL)
- 14.4V、1kHz、4Ω 負荷でのオーディオ性能
- THD+N < 0.01%
- 出力ノイズ:42µVRMS
- クロストーク:-90dB
- 負荷診断
- 出力開路および負荷短絡
- 出力からバッテリまたはグランドへの短絡
- 最大6kΩのライン出力検出
- 入力クロックなしで動作
- 保護
- 出力電流制限
- 出力短絡保護
- 40Vの負荷ダンプ
- 偶発的なグランド・オープン/電源オープンへの耐性
- DC オフセット
- 過熱
- 低電圧および過電圧
- 一般的な動作
- 電源電圧:4.5V~18V
- 4 つのアドレス・オプションを持つ I2C 制御
- クリップ検出およびサーマル・フォールドバック
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概要
TPA6404-Q1 は 4 チャネルのアナログ入力 Class-D オーディオ・アンプで、2.1MHz の PWM スイッチング周波数を実装しているため、4.5cm2 の超小型 PCB でコスト最適化されたソリューションを実現可能です。開始 / 停止イベントでは最小 4.5V で完全動作し、最大 100kHz のオーディオ帯域幅で非常に優れた音質を提供します。
TPA6404-Q1 Class-D オーディオ・アンプは、オーディオ入力としてアナログ信号を使うように設計されたエントリレベルの車載用ヘッド・ユニット向けに最適設計されています。
Class-D トポロジにより、従来のリニア・アンプ・ソリューションに比べて大幅に効率が向上します。
出力スイッチング周波数を AM バンドより高く設定すれば、AM バンドの干渉を排除し、出力フィルタのサイズとコストを削減できます。
このデバイスは、サーマル・パッドが上面に露出した 56 ピン HSSOP パッケージで供給されます。
More Information
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技術資料
種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |
---|---|---|---|---|
* | データシート | TPA6404-Q1 45W、2MHz アナログ入力、 チャネル車載用 Class-D オーディオ・アンプ、負荷ダンプ保護および I2C 診断機能搭載 データシート (Rev. A 翻訳版) | 英語版をダウンロード (Rev.A) | 2020年 2月 3日 |
アプリケーション・ノート | Diagnostics and Protections in Automotive Audio Systems | 2019年 9月 24日 | ||
アプリケーション・ノート | TAS6424-Q1 Inductor Selection Guide | 2019年 9月 5日 | ||
技術記事 | Why you should use a Class-D audio amplifier in your automotive infotainment system | 2018年 1月 8日 |
設計と開発
追加の事項や他のリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックすると、詳細ページを表示できます。ハードウェア開発
概要
The TPA6404Q1EVM evaluation module (EVM) demonstrates the TPA6404-Q1 integrated circuit from Texas Instruments. The TPA6404-Q1 device is a four-channel analog-input Class-D audio amplifier that implements a 2.1 MHz PWM switching frequency that enables a cost optimized solution in a very small PCB (...)
特長
- 4.5 V to 18 V input supply voltage support
- Simple PPC3 GUI driven interface to support evaluation and diagnostics
- Intelligent load diagnostics, including advanced AC diagnostic for Tweeter detection with impedance and phase response
- 4 BTL output channels and 4 differential inputs
- Double-sided (...)
設計ツールとシミュレーション
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI を使用すると、内蔵のライブラリを活用して、複雑なミックスド・シグナル設計のシミュレーションを実施することができます。完成度の高い最終機器を設計し、レイアウトの確定や製造開始より前に、ソリューションのプロトタイプを製作することができます。この結果、市場投入期間の短縮と開発コストの削減を実現できます。
設計とシミュレーション向けのツールである PSpice for TI の環境内で、各種 TI デバイスの検索、製品ラインアップの参照、テスト・ベンチの起動、設計のシミュレーションを実施し、選定したデバイスをさらに分析することができます。また、複数の TI デバイスを組み合わせてシミュレーションを実行することもできます。
事前ロード済みの複数のモデルで構成されたライブラリ全体に加えて、PSpice for TI ツール内で各種 TI デバイスの最新の技術関連資料に簡単にアクセスすることもできます。開発中のアプリケーションに適したデバイスを選定できたことを確認した後、TI 製品の購入ページにアクセスして、その製品を購入することができます。
PSpice for TI を使用すると、回路の検討から設計の開発や検証まで、作業の進展に合わせて設計サイクルの各段階で、シミュレーションのニーズに適した各種ツールにアクセスできます。コスト不要で入手でき、開発を容易に開始できます。設計とシミュレーションに適した PSpice スイートをダウンロードして、今すぐ設計を開始してください。
開発の開始
- PSpice for TI シミュレータへのアクセスの申請
- ダウンロードとインストール
- シミュレーション方法説明ビデオのご視聴
特長
- Cadence の PSpice テクノロジーを活用
- デジタル・モデル・スイートが付属する事前インストール済みのライブラリを活用して、ワーストケース・タイミング分析を実現可能
- 動的更新により、最新のデバイス・モデルに確実にアクセス可能
- 精度の低下を招かずに、シミュレーション速度を重視して最適化済み
- 複数製品の同時分析をサポート
- OrCAD Capture フレームワークを土台とし、業界で最も幅広く使用されている回路図のキャプチャとシミュレーションの環境へのアクセスを実現
- オフライン作業が可能
- 以下の点を含め、多様な動作条件とデバイス公差にまたがって設計を検証
- 自動的な測定と後処理
- モンテカルロ分析法
- ワーストケース分析
- 熱解析
CAD/CAE シンボル
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
---|---|---|
HSSOP (DKQ) | 56 | オプションの表示 |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL rating/ リフローピーク温度
- MTBF/FIT の推定値
- 原材料組成
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
おすすめの製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価モジュール、またはリファレンス・デザインが含まれている場合があります。