複数の 1.3A スイッチと「ダウン・モード」搭載、3x3 QFN 封止、0.3V の入力電圧、昇圧コンバータ
製品の詳細
パラメータ
パッケージ|ピン|サイズ
特長
- 以下の条件で90%以上の効率:
- 3.3Vで300mAの出力電流(VIN ≥ 2.4V時)
- 5Vで600mAの出力電流(VIN ≥ 3V時)
- 昇圧モードとダウン・コンバージョン・モードの間を自動的に遷移
- 無負荷時自己消費電流:55μA未満
- 入力電圧0.5Vでも全負荷状態で起動可能
- 動作入力電圧範囲:0.3V~5.5V
- プログラミング可能な低電圧ロックアウト・スレッシュホールド電圧
- すべての動作条件下で動作可能な出力短絡保護
- 固定出力電圧製品および可変出力電圧製品:1.8V~5.5V
- パワーセーブ・モードにより低出力電力時の効率を向上
- 動作モードを固定周波数動作に設定可能
- シャットダウン中は電源と負荷を遮断
- 過熱保護回路
- コンパクトな3mm × 3mmのQFN-10ピンパッケージ
- アプリケーション
- 1/2/3セルのアルカリ、NiCd、NiMH電池、または 1セルのリチウム電池で駆動されるすべての製品
- 燃料電池および太陽電池で駆動される製品
- 携帯用オーディオ・プレーヤー
- PDA
- 携帯電話
- 携帯用医療製品
- 白色LED
概要
TPS6120xデバイスは、1セル、2セル、または3セルのアルカリ、NiCd、NiMH電池、または1セルのリチウム・イオンまたは リチウム・ポリマー電池で駆動される製品に対して、電源ソリューションを提供します。また、低入力電圧での処理能力が重要となる燃料電池および太陽電池で駆動される製品でも使用できます。出力可能な電流は、入力と出力の電圧比に依存します。TPS6120xは、1セルのリチウム・イオン/リチウム・ポリマー電池の使用時に電池電圧が2.5Vまで低下するまでの間、5V出力で600mAまでの出力電流を供給する事が出来ます。この昇圧コンバータは、固定周波数のパルス幅変調(PWM)方式の制御方式に基づいて設計されており、同期整流の採用により最大の効率が得られています。低い負荷電流では、コンバータはパワーセーブ・モードで動作し、広い負荷電流範囲にわたって高い効率を維持します。パワーセーブ・モードをディスエーブルにして、コンバータを強制的に固定スイッチング周波数で動作させることもできます。平均入力電流は、最大で1500mAに制限されています。出力電圧を外部の抵抗デバイダを用いてプログラミングする可変電圧製品と、チップ内部で電圧設定が固定された固定電圧製品が有ります。コンバータはディスエーブルする事ができるので電池からの消費電流を最小限に抑えることができます。シャットダウン時には、負荷は電池から完全に切り離されます。TPS6120xは、3mm × 3mmの10ピンQFN PowerPAD™パッケージ(DRC)で提供されます。
技術資料
設計と開発
追加の事項や他のリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックすると、詳細ページを表示できます。ハードウェア開発
概要
The TPS61200EVM-179 is an evaluation module for the TPS61200 low input voltage synchronous boost converter. The TPS61200 provides a power supply solution for products powered by either a single-cell, two-cell, or three-cell alkaline, NiCd or NiMH, or one-cell Li-Ion or Li-polymer battery.
特長
- Input voltage: 0.3 V to 5.5 V
- Startup into full load at 0.5 V input voltage
- Adjustable output voltage: 1.8 V to 5.5 V
- Switch current limit: 1.5 A (max)
- More than 90% efficiency at:
- 600 mA output current at 3.3 V (VIN ≥ 1.2 V)
- 600 mA output current at 5 V (VIN ≥ 3.3 V)
- Quiescent current: < 55 μA
- Package: 3x3 QFN
設計ツールとシミュレーション
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI を使用すると、内蔵のライブラリを活用して、複雑なミックスド・シグナル設計のシミュレーションを実施することができます。完成度の高い最終機器を設計し、レイアウトの確定や製造開始より前に、ソリューションのプロトタイプを製作することができます。この結果、市場投入期間の短縮と開発コストの削減を実現できます。
設計とシミュレーション向けのツールである PSpice for TI の環境内で、各種 TI デバイスの検索、製品ラインアップの参照、テスト・ベンチの起動、設計のシミュレーションを実施し、選定したデバイスをさらに分析することができます。また、複数の TI デバイスを組み合わせてシミュレーションを実行することもできます。
事前ロード済みの複数のモデルで構成されたライブラリ全体に加えて、PSpice for TI ツール内で各種 TI デバイスの最新の技術関連資料に簡単にアクセスすることもできます。開発中のアプリケーションに適したデバイスを選定できたことを確認した後、TI 製品の購入ページにアクセスして、その製品を購入することができます。
PSpice for TI を使用すると、回路の検討から設計の開発や検証まで、作業の進展に合わせて設計サイクルの各段階で、シミュレーションのニーズに適した各種ツールにアクセスできます。コスト不要で入手でき、開発を容易に開始できます。設計とシミュレーションに適した PSpice スイートをダウンロードして、今すぐ設計を開始してください。
開発の開始
- PSpice for TI シミュレータへのアクセスの申請
- ダウンロードとインストール
- シミュレーション方法説明ビデオのご視聴
特長
- Cadence の PSpice テクノロジーを活用
- デジタル・モデル・スイートが付属する事前インストール済みのライブラリを活用して、ワーストケース・タイミング分析を実現可能
- 動的更新により、最新のデバイス・モデルに確実にアクセス可能
- 精度の低下を招かずに、シミュレーション速度を重視して最適化済み
- 複数製品の同時分析をサポート
- OrCAD Capture フレームワークを土台とし、業界で最も幅広く使用されている回路図のキャプチャとシミュレーションの環境へのアクセスを実現
- オフライン作業が可能
- 以下の点を含め、多様な動作条件とデバイス公差にまたがって設計を検証
- 自動的な測定と後処理
- モンテカルロ分析法
- ワーストケース分析
- 熱解析
リファレンス・デザイン
設計ファイル
-
download PMP4640 REVE BOM.pdf (18KB)
CAD/CAE シンボル
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
---|---|---|
VSON (DRC) | 10 | オプションの表示 |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL rating/ リフローピーク温度
- MTBF/FIT の推定値
- 原材料組成
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
おすすめの製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価モジュール、またはリファレンス・デザインが含まれている場合があります。