C2000 SafeTI™ 診断ソフトウェア・ライブラリ
C2000-SAFETI-DIAGNOSTICS-LIB
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注文
型番 | TI またはサードパーティからご購入 | アラートを受け取る | 供給状況 | 現在のバージョン | 更新日 | 説明 |
C2000-SAFETI-CLA-STL: |
無償 |
ACTIVE | v1-00-00 | 04-Oct-2018 | CLA Self-Test Library (STL), user guides, code example, etc. for f2807x, f2837xD, f2837xS and the Compliance Support Package (CSP). | |
C2000-SAFETI-DIAGNOSTICS-LIB: |
無償 |
ACTIVE | v1-00-02-00 | 19-Dec-2017 | Diagnostic Software libraries, user guides, code example, etc. for f2807x, f2837xD, f2837xS and the Compliance Support Package (CSP) |
概要
C2000 SafeTI 診断ライブラリの利点
C2000 マイコン (MCU) 向けの診断ソフトウェア・パッケージは、TI の C2000™ リアルタイム制御マイコン (MCU) を使用した機能安全アプリケーションの設計の簡素化と迅速化に役立つ、SafeTI™ ソフトウェアを収録しています。採用した安全性メカニズムは、安全性に関する具体的な目標を実現する上でお客様をサポートします。
C2000 SafeTI 診断ライブラリは、特定の機能安全ソフトウェア・メカニズムを搭載しており、機能安全に関するお客様の目標を満たすことができます。搭載済みの機能安全ソフトウェア・メカニズムは、デバイスの安全性マニュアルに掲載済みで、詳細な説明もあります。C2000 は、以下の基準に基づいて、どの機能安全ソフトウェア・メカニズムを採用するかを選択しました。
- デバイスの安全性マニュアルに基づく有効なメカニズム
- 各種システムへの統合が容易
- 機能安全の目的で、特定の C2000 デバイスの特長を活用
- ソフトウェア開発の労力削減と開発期間短縮に貢献
有効な機能安全ソフトウェア・メカニズムがライブラリから削除済みの場合、以下の理由のいずれかまたは複数が原因です。
- 機能安全メカニズムがシンプルで、C2000 がソフトウェア・ライブラリや API を提供する必要はない
- 機能安全メカニズムがシステムの実装と緊密に結合されており、C2000 のソフトウェア・ライブラリの一部として汎用ソリューションを提供する方法は実用的ではない
さらに、ソフトウェア・ライブラリの中に収録されていない機能安全ソフトウェア・メカニズムは、デバイスの安全性マニュアルに詳細な説明が掲載されています。お客様がこのような安全性メカニズムの実装と統合を実施するための十分な情報が提供されています。
最後に、E2E は、C2000 に関連するカスタマー・サポートを提供しています。機能安全ソフトウェアの統合に関する疑問をお持ちの場合、既存のスレッドを検索するか、新しいスレッドを作成して質問を投稿し、回答を待つことができます。
概要
このソフトウェア・パッケージは、すぐに使用できるシンプルなサンプル・アプリケーションと、特定の TI C2000 マイコン向けのソフトウェア・ライブラリを収録しており、このライブラリをサポートする安全性マニュアル(英語)やユーザー・ガイド(英語)も付属しています。このソフトウェア・ライブラリを組み込み用途で使用すると、このライブラリをサポートする安全性マニュアルで規定されている各種診断テストを実施できます。設計プロジェクトにこのソフトウェア・ライブラリを使用すると、POST(電源投入時自己診断テスト)や PEST(定期的な自己診断テスト)を作成する方法や、UART ペリフェラル接続経由でテスト結果を報告する方法が分かります。ユーザー・ガイド(英語)では、機能安全に対応したコンシューマ・アプリケーション設計に対するテスト手法を示しています。
コンプライアンス・サポート・パッケージ(CSP)は、各種機能安全規格への準拠のために C2000 SafeTI 診断ライブラリを使用するお客様に対し、必要な技術文書とレポートを提供します。診断ソフトウェア・ライブラリ向けの CSP は、テキサス・インスツルメンツが診断ソフトウェア・ライブラリの開発とテストを基に作成した技術資料で構成されています。これらの技術資料は、ソフトウェア安全性要件の仕様や、ソフトウェア・アーキテクチャの技術資料、ソフトウェア・モジュールの設計技術資料、ソフトウェア・モジュールのユニット・テスト・プラン、ソフトウェア・モジュールのユニット・テスト技術資料、静的分析レポート、ユニット・テスト・レポート、動的分析レポート、機能テスト・レポート、トレーサビリティ技術資料で構成されています。
この制御補償器アクセラレータ (CLA) セルフ・テスト・ライブラリ (STL) は、C2000 デバイスの f2837x/f2807x シリーズで 90% の診断範囲を達成できるように、専用の設計、開発、テスト、評価、承認を実施済みです。CLA STL を通じて、CLA 向けの機能安全診断方法を実現し、お客様が開発する機能安全制御システムで CLA を活用することができます。また、機能安全に懸念を抱いている場合でも、CLA STL を通じて C2000 デバイスの f2837x/f2807x シリーズの CLA を活用し、処理能力をいっそう高めることができます。
CLA STL ソフトウェア・パッケージには、STL のソース・コードとライブラリ、セルフ・テスト・アプリケーション (STA) のサンプル、追加のユーザー・ガイド (英語) が付属しています。このユーザー・ガイド (英語) と STA のサンプルは、機能安全に対応したコンシューマ・アプリケーションの設計に CLA 診断テストを統合する手法を示します。
特長
- 以下の C2000 シリーズをサポート
- Delfino F2837xD
- Delfino F2837xS
- Piccolo F2807x
- C28x CPU と制御補償器アクセラレータ
- 機能安全性マニュアル (英語)
- 診断ソフトウェアまたはセルフ・テスト・ライブラリ
- ソース・コード
- ユーザー・ガイド(英語)
- サンプル・コード・ソフトウェア
- 資料:
- 設計に関する資料とユニット・テストに関する計画
- 動的分析レポート
- 機能試験レポート
- ソフトウェア・アーキテクチャ技術資料
- ソフトウェア安全性要件の仕様
- 静的分析レポート
- 試験結果レポート
- トレーサビリティ・マトリクス
- ユニット・テスト技術資料
製品内容
- C2000 MCU Safety Manual for Diagnostic Library
- Diagnostic or Self-Test Library
- Compliance Support Package
- User guides
- User example files