HEV/EV トラクション・インバータ向け IGBT モジュールの過熱保護リファレンス・デザイン
TIDA-00794
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主なドキュメント
- Thermal Protection of IGBT Modules for HEV/EV Traction Inverters Design Guide (Rev. A)
(PDF 15166 KB)
2016年 9月 29日 (英語)
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概要
TIDA-00794 は、HEV / EV(ハイブリッド自動車 / 電気自動車)のトラクション・インバータ・システム内で IGBT を過熱から保護するための温度センス・ソリューションのリファレンス・デザインです。この製品は、IGBT モジュール内部に統合されている NTC サーミスタを通じて IGBT の温度を監視します。NTC サーミスタの温度が上昇し、プログラム済みのスレッショルドを上回った時点で、IGBT ゲート・ドライバを過熱シャットダウンする機能を提供します。このリファレンス・デザインには、絶縁型 IGBT ゲート・ドライバ、高電圧との絶縁機能、NTC シグナル・コンディショニング機能、負荷抵抗、MSP430 に対する I2C インターフェイスが搭載されており、大電力の定格から独立した形で設計済みシステムを動作させることができます。
特長
- 最大 300A の定格電流、および最大 400V の DC バス電圧を仕様とするトラクション・インバータ向けに設計
- ゲート・ドライバ、絶縁機能、NTC シグナル・コンディショニング回路、負荷抵抗、マイコンとのインターフェイスを搭載した、IGBT ハーフ・ブリッジ評価プラットフォーム
- ゲート・ドライバにおけるプッシュプル式の電流ブーストにより、ピーク・ゲート電流の 10A ソースと 10A シンクを実現
- インバータ・システム内にある複数の NTC のコンディショニングを、1 個のマルチチャネル ADC と 1 個の絶縁 IC で実施
- 8kV の強化絶縁と、50kV/μs 強の CMTI
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