Arm® ベースの各種プロセッサ
産業用と車載の各システム向けに、業界をリードする各種アプリケーション・プロセッサ
Arm® ベースの各種プロセッサで構成された TI の多様な製品ラインアップは、低コストのシングルコア・プロセッサから、高性能の専用システム・オン・チップ (SoC) デバイスまで多岐にわたります。TI は、(機能安全とセキュリティの基本的なイネーブラ (実現機能) を含め) さまざまな機能を統合し、多くのピン互換オプションを提供しています。また、統合型のソフトウェア開発モデルを採用しているので、お客様はシステム・レベルのコストと複雑さを低減しやすくなります。
新製品のご紹介
機能安全: 認証プロセスの効率化:
Jacinto 7 プロセッサの機能安全性能を車載設計に活用
お客様が認証目標達成を容易にするために、オンチップの機能安全機能を活用する方法をご確認ください。
セキュリティ:統合型セキュリティ・イネーブラ (実現機能) を活用した各種アプリケーションの保護
組込みセキュリティはこれまで以上に重要度を増しています。ファクトリ・オートメーション、ビル・オートメーション、グリッド・インフラ、車載の各アプリケーションで IoT (モノのインターネット) の浸透が進行している現状で、特にこのことが当てはまります。TI の基本的なプロセッサ・アーキテクチャは、お客様がセキュリティ分野で実際の問題を解決するのに役立つ、各種セキュリティ機能を統合済みです。
信頼性の高い組込みセキュリティの設計に役立つ特長:
- アセット (開発済みソフトウェアなど) の保護と認証に役立つセキュア・ブート
- ネットワーク接続環境で継続的な保護を実現するためのランタイム・セキュリティ
- 低レイテンシで高スループットの性能を実現する各種暗号化アクセラレータ
Programmable Logic Controllers — Security Threats and Solutions
TI のセキュリティ・フレームワークに関する説明をお読みになると、PLC (プログラマブル・ロジック・コントローラ) などの機器で信頼性の高い Industry 4.0 (産業革命 4.0) アプリケーションを開発する際に、このフレームワークとオンチップ・セキュリティ・イネーブラ (実現機能) の組み合わせがどのように役立つかをご確認になれます。
統合型ソフトウェア開発キットの特長:フレキシビリティとスケーラビリティを両立した、容易な開発
多くの場合、電力に制約のある各種システムで、新しい組込み機能を迅速に開発および導入することが求められます。これが新しい標準になりつつあります。各種アプリケーションを開発する際に必要になるのは、安定性の高い土台と、フレキシブルかつスケーラビリティのある各種ツールです。これらを組み合わせると、複数のデバイスにまたがる形でコードを再利用し、デバッグとテストを進め、市場投入期間を短縮することができます。

TI の統合ソフトウェア開発キット (SDK) であるプロセッサ SDK は無償で提供されています。この SDK を活用すると、組込み開発の開始から完了までの期間を短縮できます。
プロセッサ SDK を使用する場合の利点:
- お客様が選定した OS 環境内での開発が可能であり、選択肢は、Linux™ (メインライン・カーネル・サポート も該当)、RTOS、OS なし、および各社独自の商用オプションです。
- 開発作業をすぐに開始可能であり、信頼性の高い資料や、手順通りに実行するのが簡単なユーザーズ・ガイドや各種サンプルが役立ちます。
- 目標の期限内の完了が可能であり、Code Composer Studio™ IDE、PinMux ツール、Clock Tree (クロック・ツリー) ツールなどの各種ツールが貢献します。
Mainline Linux™ ensures stability and innovation
メインライン Linux カーネルに関する TI のサポートとメンテナンスの現状をご確認ください。