中国版 RoHS に関する情報

世界的な環境保護意識の高まりにより、半導体業界と電子業界において、電子部品とシステムの鉛フリー化は引き続き大きな注目を集めています。

中国版 RoHS は、中国の電子製品で汚染を管理するための公式の対策です。中国版 RoHS は、欧州版の RoHS に似ています。後者は、カドミウム、鉛、六価クロム、水銀、2 種類の臭素化難燃剤であるポリ臭化ビフェニル(PBB)とポリ臭化ジフェニル・エーテル(PBDE)を規制しています。ほかに、欧州版 RoHS と同様に、中国版 RoHS は上記で列挙したすべての物質に関して 0.1% という同じしきい値を設定していますが、例外としてカドミウム(Cd)に対しては 0.01% のしきい値を設定し、鉛に関しては特定の重要な用途に対して有用ないくつかの適用除外を制定しています。

TI の IC 製品にとっての中国版 RoHS の意味合い

"Pb-free"(鉛フリー)または "green"(グリーン対応)というラベルの貼付された、TI のすべての仕上げ済み IC は、中国と欧州の両方で RoHS に完全準拠しています。TI の IC 製品に 1,000ppm(1ppm は 100 万分の 1)のしきい値を上回って含有されている可能性のある唯一の物質は、鉛(Pb)です。1,000ppm を上回る鉛(Pb)を含有する TI 製品はいずれも、TI 製品ラベルに Pb-free シンボルを表示していません。

  "Pb-free" シンボルを表示していないラベルを貼付された TI 製品は、中国版 RoHS の規制物質のいずれかまたは複数を、許容された MCV(最大許容濃度値)を上回る濃度で含有しています。この種の製品に関する環境配慮の使用期間(Environmentally Friendly Use Period、EFUP)に関連する環境情報の詳細:

現在、China Marking for Control of Pollution Caused by Electronic Information Products Standard SJ/T11364-2006(電子情報製品に起因する汚染を制御するための中国のマーキングに関する規格、SJ/T11364-2006)(中国版 RoHS)の下で EFUP を判定するための試験や業界規格は制定されていません。ただし、指定された特定の TI 製仕上げ済み IC 製品(BGA とリードフレーム・デバイス)で 1,000ppm の MCV を上回って含有されている可能性のある物質は、鉛(Pb)のみです。

デバイス固有の原材料内容の詳細については、TI の  Material Content Search Tool(英語、含有物質検索ツール)をご覧ください。