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SN55HVD233-SP

アクティブ

スタンバイ・モードとループバック搭載、放射線耐性保証 (RHA)、3.3V CAN トランシーバ

製品詳細

Protocols CAN Number of channels 1 Supply voltage (V) 3 to 3.6 Bus fault voltage (V) -18 to 18 Signaling rate (max) (Bits) 1000000 Rating Space
Protocols CAN Number of channels 1 Supply voltage (V) 3 to 3.6 Bus fault voltage (V) -18 to 18 Signaling rate (max) (Bits) 1000000 Rating Space
CFP (HKX) 8 155.4 mm² 6.475 x 24
  • QMLV (QML Class V)放射線耐性保証(RHA) MIL-PRF 38535認定済み、SMD 5962L1420901VXC
    • 単一イベント・ラッチアップ(SEL)耐性: 125℃で86MeV-cm2/mgまで
    • 低線量率における総照射線量(TID)耐性: 50kRad (Si)
    • 軍事用温度範囲(-55℃~125℃)全体で認定済み
    • 高性能8ピン・セラミック・フラット・パック(HKX)
  • ISO 11898-2準拠
  • バス・ピンのフォルト保護: ±16V超
  • バス・ピンのESD保護: ±16kV超、HBM
  • データレート: 最大1Mbps
  • 広い同相電圧範囲: -7V~12V
  • 高い入力インピーダンスにより120ノードが可能
  • LVTTL I/Oは5V許容
  • ドライバ出力電圧の遷移時間制御による信号品質の向上
  • 電力オフのノードはバスに不干渉
  • 低電流のスタンバイ・モード: 200µA (標準値)
  • 診断用ループバック機能
  • サーマル・シャットダウン保護機能
  • グリッチ・フリーのバス入力および出力による電源オンおよびオフ
    • 高い入力インピーダンスと低いVCC
    • 電源サイクル中のモノリシック出力
  • QMLV (QML Class V)放射線耐性保証(RHA) MIL-PRF 38535認定済み、SMD 5962L1420901VXC
    • 単一イベント・ラッチアップ(SEL)耐性: 125℃で86MeV-cm2/mgまで
    • 低線量率における総照射線量(TID)耐性: 50kRad (Si)
    • 軍事用温度範囲(-55℃~125℃)全体で認定済み
    • 高性能8ピン・セラミック・フラット・パック(HKX)
  • ISO 11898-2準拠
  • バス・ピンのフォルト保護: ±16V超
  • バス・ピンのESD保護: ±16kV超、HBM
  • データレート: 最大1Mbps
  • 広い同相電圧範囲: -7V~12V
  • 高い入力インピーダンスにより120ノードが可能
  • LVTTL I/Oは5V許容
  • ドライバ出力電圧の遷移時間制御による信号品質の向上
  • 電力オフのノードはバスに不干渉
  • 低電流のスタンバイ・モード: 200µA (標準値)
  • 診断用ループバック機能
  • サーマル・シャットダウン保護機能
  • グリッチ・フリーのバス入力および出力による電源オンおよびオフ
    • 高い入力インピーダンスと低いVCC
    • 電源サイクル中のモノリシック出力

SN55HVD233-SPは、ISO 11898規格に準拠したコントローラ・エリア・ネットワーク(CAN)シリアル通信物理層を採用する航空宇宙アプリケーションに適しています。このCANトランシーバは、最大1Mbpsの信号速度で、差動CANバスとCANコントローラの間の送受信を実行する機能を備えています。

SN55HVD233-SPは、特に厳しい放射線環境向けに設計されているため、±16Vまでのクロスワイヤ保護、過電圧保護、および接地損失保護といった機能のほか、過熱(サーマル・シャットダウン)保護機能も搭載しています。また、-7V~12Vの広い同相電圧範囲で動作します。このトランシーバは、マイクロプロセッサ、FPGA、またはASIC上のホストCANコントローラと、衛星アプリケーションで使用される差動CANバスとの間のインターフェイスになります。

モード: SN55HVD233-SPのRS (ピン8)を使用して、高速、勾配制御、および低消費電力スタンバイ・モードの3つの動作モードを選択できます。ピン8を直接グランドに接続して高速モードの動作を選択すると、立ち上がり/立ち下がり勾配の制限なしに、ドライバ出力トランジスタが可能な限り高速にオン/オフのスイッチングを実行できます。立ち上がり/立ち下がり勾配はピンの出力電流に比例するため、この勾配はピン8とグランドの間に抵抗を接続することにより調整できます。抵抗値0Ωで勾配制御を実装した場合、シングルエンド・スルーレートは約38V/µsとなり、抵抗値50kΩであればスルーレートは約4V/µsとなります。勾配制御の詳細については、アプリケーションと実装セクションを参照してください。

SN55HVD233-SPは、ピン8にHIGHレベルが印加されると、低電流のスタンバイ(リッスンのみ)モードへ移行し、このモードでは、ドライバのスイッチがオフになり、レシーバはアクティブのまま保持されます。ローカル・プロトコル・コントローラがバスへメッセージを送信する必要がある場合は、この低電流スタンバイ・モードを元に戻す必要があります。ループバック・モードの詳細については、アプリケーション情報セクションを参照してください。

ループバック: SN55HVD233-SPのループバックLBKピン5がHIGHになると、バス出力とバス入力が高インピーダンス状態になります。残りの回路はアクティブに維持され、ドライバからレシーバへのループバックに利用可能なため、バスに干渉することなく自己診断ノード機能に使用できます。

CANバスの状態: デバイスの通電動作中、CANバスにはドミナントとリセッシブという2つの状態があります。ドミナント・バス状態とは、バスが差動で駆動される場合をいい、DおよびRピンがLOWになります。リセッシブ・バス状態とは、バスがVCC/2に、レシーバの高抵抗の内部入力抵抗RINによりバイアスされる場合をいい、DおよびRピンがHIGHになります(バスの状態(物理的ビット表現)およびリセッシブ同相バイアスとレシーバの概略図を参照)。

SN55HVD233-SPは、ISO 11898規格に準拠したコントローラ・エリア・ネットワーク(CAN)シリアル通信物理層を採用する航空宇宙アプリケーションに適しています。このCANトランシーバは、最大1Mbpsの信号速度で、差動CANバスとCANコントローラの間の送受信を実行する機能を備えています。

SN55HVD233-SPは、特に厳しい放射線環境向けに設計されているため、±16Vまでのクロスワイヤ保護、過電圧保護、および接地損失保護といった機能のほか、過熱(サーマル・シャットダウン)保護機能も搭載しています。また、-7V~12Vの広い同相電圧範囲で動作します。このトランシーバは、マイクロプロセッサ、FPGA、またはASIC上のホストCANコントローラと、衛星アプリケーションで使用される差動CANバスとの間のインターフェイスになります。

モード: SN55HVD233-SPのRS (ピン8)を使用して、高速、勾配制御、および低消費電力スタンバイ・モードの3つの動作モードを選択できます。ピン8を直接グランドに接続して高速モードの動作を選択すると、立ち上がり/立ち下がり勾配の制限なしに、ドライバ出力トランジスタが可能な限り高速にオン/オフのスイッチングを実行できます。立ち上がり/立ち下がり勾配はピンの出力電流に比例するため、この勾配はピン8とグランドの間に抵抗を接続することにより調整できます。抵抗値0Ωで勾配制御を実装した場合、シングルエンド・スルーレートは約38V/µsとなり、抵抗値50kΩであればスルーレートは約4V/µsとなります。勾配制御の詳細については、アプリケーションと実装セクションを参照してください。

SN55HVD233-SPは、ピン8にHIGHレベルが印加されると、低電流のスタンバイ(リッスンのみ)モードへ移行し、このモードでは、ドライバのスイッチがオフになり、レシーバはアクティブのまま保持されます。ローカル・プロトコル・コントローラがバスへメッセージを送信する必要がある場合は、この低電流スタンバイ・モードを元に戻す必要があります。ループバック・モードの詳細については、アプリケーション情報セクションを参照してください。

ループバック: SN55HVD233-SPのループバックLBKピン5がHIGHになると、バス出力とバス入力が高インピーダンス状態になります。残りの回路はアクティブに維持され、ドライバからレシーバへのループバックに利用可能なため、バスに干渉することなく自己診断ノード機能に使用できます。

CANバスの状態: デバイスの通電動作中、CANバスにはドミナントとリセッシブという2つの状態があります。ドミナント・バス状態とは、バスが差動で駆動される場合をいい、DおよびRピンがLOWになります。リセッシブ・バス状態とは、バスがVCC/2に、レシーバの高抵抗の内部入力抵抗RINによりバイアスされる場合をいい、DおよびRピンがHIGHになります(バスの状態(物理的ビット表現)およびリセッシブ同相バイアスとレシーバの概略図を参照)。

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技術資料

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種類 タイトル 最新の英語版をダウンロード 日付
* データシート SN55HVD233-SP 3.3V放射線耐性強化CANトランシーバ データシート (Rev. A 翻訳版) PDF | HTML 英語版 (Rev.A) PDF | HTML 2018年 1月 23日
* 放射線と信頼性レポート Single-Event Effects Test Report of the HVD233-SP CAN Bus Transceivers 2018年 3月 20日
* 放射線と信頼性レポート SN55HVD233-SP Total Ionizing Dose (TID) Radiation Report 2018年 2月 5日
* SMD SN55HVD233-SP SMD 5962-14209 2016年 7月 8日
その他の技術資料 TI Engineering Evaluation Units vs. MIL-PRF-38535 QML Class V Processing (Rev. A) 2023年 8月 31日
アプリケーション・ノート Heavy Ion Orbital Environment Single-Event Effects Estimations (Rev. A) PDF | HTML 2022年 11月 17日
アプリケーション・ノート Single-Event Effects Confidence Interval Calculations (Rev. A) PDF | HTML 2022年 10月 19日
セレクション・ガイド TI Space Products (Rev. I) 2022年 3月 3日
e-Book(PDF) Radiation Handbook for Electronics (Rev. A) 2019年 5月 21日
EVM ユーザー ガイド (英語) SN55HVD233EVM-CVAL Users Guide 2017年 8月 30日
アプリケーション・ノート Overview of 3.3V CAN (Controller Area Network) Transceivers 2013年 1月 22日
Analog Design Journal Message priority inversion on a CAN bus 2009年 3月 11日

設計と開発

その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。

評価ボード

SN55HVD233EVM-CVAL — SN55HVD233-SP 放射線耐性保証(RHA)の評価モジュール

The SN55HVD233EVM-CVAL is an evaluation module for the raditation tolerant SN55HVD233-SP CAN tranceiver. The EVM has configurations for basic CAN evaluation, including various load and termination settings necessary to evaluate CAN transceiver performance.
ユーザー ガイド: PDF
シミュレーション・モデル

SN55HVD233 IBIS Model

SLLM274.ZIP (71 KB) - IBIS Model
シミュレーション・ツール

PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®

PSpice® for TI は、各種アナログ回路の機能評価に役立つ、設計とシミュレーション向けの環境です。設計とシミュレーションに適したこのフル機能スイートは、Cadence® のアナログ分析エンジンを使用しています。PSpice for TI は無償で使用でき、アナログや電源に関する TI の製品ラインアップを対象とする、業界でも有数の大規模なモデル・ライブラリが付属しているほか、選択された一部のアナログ動作モデルも利用できます。

設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
シミュレーション・ツール

TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム

TINA-TI は、DC 解析、過渡解析、周波数ドメイン解析など、SPICE の標準的な機能すべてを搭載しています。TINA には多彩な後処理機能があり、結果を必要なフォーマットにすることができます。仮想計測機能を使用すると、入力波形を選択し、回路ノードの電圧や波形を仮想的に測定することができます。TINA の回路キャプチャ機能は非常に直観的であり、「クイックスタート」を実現できます。

TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)

TINA は DesignSoft (...)

ユーザー ガイド: PDF
英語版 (Rev.A): PDF
パッケージ ピン数 ダウンロード
CFP (HKX) 8 オプションの表示

購入と品質

記載されている情報:
  • RoHS
  • REACH
  • デバイスのマーキング
  • リード端子の仕上げ / ボールの原材料
  • MSL 定格 / ピーク リフロー
  • MTBF/FIT 推定値
  • 材質成分
  • 認定試験結果
  • 継続的な信頼性モニタ試験結果
記載されている情報:
  • ファブの拠点
  • 組み立てを実施した拠点

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サポートとトレーニング

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