パワー・マネージメント・マルチチャネル IC(PMIC)ソリューション
統合型電源でシンプルさとスケーラビリティを実現
TI が提供する完全統合型 PMIC へのスケーラブルなデュアル・レールは、TI の最先端の電力テクノロジーを活用し、少ない部品点数でシステムの複雑さを緩和します。シーケンシング、監視、電圧スケーリングの各機能を内蔵しており、全体がディスクリートのソリューションより設計を簡素化できます。
プロセッサと FPGA 向けのソリューション
構成可能、ドロップイン対応 (直接の置き換えが可能)、複数のプラットフォーム間でのスケール化が可能な使いやすいソリューションであり、設計のシンプル化と迅速化に貢献します。
スケーラブルなデバイスを幅広くそろえた製品ラインアップ
TI の各種 PMIC は、LDO レギュレータ、DC/DC レギュレータ、シーケンサ、ロード・スイッチ、スーパーバイザ、BIST (内蔵セルフ・テスト)、ロジックを単一の IC に統合しています。これらのデバイスは、ハードウェアとシリアル通信を使用して簡単に構成できます。
アプリケーションに合わせて最適化
アプリケーション・プロセッサとサブシステム用に設計された PMIC を採用すると、部品点数の低減やシステム・サイズの節減と同時に、高効率のレギュレーションや最適な放熱フットプリントを実現できます。TI はほかに、ISO 26262 と IEC 61508 をサポートする機能安全オプションも提供しています。
電源のトレンド
私たちの生活にエレクトロニクスを継続的に統合するうえで、パワー・マネージメントは中心的な役割を果たします。TI は数十年にわたり、お客様の設計に最適なパワー・デバイスを提供するための新しいプロセス、パッケージ、回路設計テクノロジーの開発をリードしてきました。電力密度、EMI、低ノイズ、高精度の課題に対処できるように設計してある、以下の主な PMIC をご確認ください。
電力密度重視の PMIC
PMIC を使用すると、効率や放熱性能を犠牲にせずにレイアウトを最適化できます。構成可能なソリューションとスケーラブルなソリューションのどちらも、TI の高効率 PMIC を使用すると、部品点数の低減を通じてシステムの複雑さを軽減できます。FPGA やプロセッサなどの大電流デジタル負荷に電力を供給する場合、高密度 PMIC をご検討ください。TI のプロセッサ関連ツールを使用すると、FPGA やプロセッサに電力を供給するための最適なデバイスを検索できます。
低 EMI 対応の PMIC
EMI 軽減は、多くの電源設計の主要な課題です。業界をリードする TI のスペクトラム拡散テクノロジーは、広い周波数範囲にわたってエネルギーを拡散する方法で EMI を低減し、設計期間の短縮や、必要に応じて必須の CISPR 規格への準拠に貢献します。
低ノイズと高精度対応の PMIC
DC/DC レギュレータの性質上、スイッチング周波数を基本周波数とするリップル・ノイズが発生します。TI の低ノイズ PMIC は、効率に大きな影響を及ぼさずにスイッチング周波数を引き上げる方法で、ノイズに敏感なアプリケーション向けに、(特に関心のある帯域で) ノイズの少ない電源を実現します。TI の高性能マルチフェーズ・レギュレータは、負荷過渡が発生したときでも高精密の出力電圧精度を維持します。リップル、ノイズ、負荷過渡の要件は、アプリケーションや使用事例によって異なります。
LP87524J-Q1
AWR と IWR の各 MMIC (ミリ波 IC) 向け、マルチフェーズ、4MHz、4A/1V + 2.5A/1.8V + 1.5A/3.3V + 1.5A/1.2V、降圧コンバータ