±20V 入力対応、PGA、複数の IDAC、複数の GPIO、VREF 搭載の 24 ビット、40kSPS、2 チャネル・デルタ・シグマ ADC
製品の詳細
パラメータ
パッケージ|ピン|サイズ
特長
- ±20V の入力範囲、24 ビットのデルタ・シグマ ADC
- データ・レートをプログラム可能:2.5SPS~40kSPS
- 高電圧、高インピーダンスの PGA
- 差動入力範囲:最大±20V
- プログラム可能ゲイン:0.125~128
- 同相入力電圧:最大±15.5V
- 入力インピーダンス:1GΩ (最小値)
- 高性能 ADC
- 入力ノイズ:45nVRMS (20SPS)
- CMRR: 105dB
- 50Hz、60Hz での通常モード除去:95dB
- オフセット・ドリフト係数:5nV/°C
- ゲイン・ドリフト係数:1ppm/°C
- INL: 2ppm
- 搭載機能および診断能力
- 2.5V の基準電圧:ドリフト係数 3ppm/°C
- クロック発振器:誤差 2.5% (最大値)
- 励起電流源
- GPIO による外部マルチプレクサ駆動
- 信号および基準電圧モニタ
- 巡回冗長性検査 (CRC)
- 電源
- AVDD:4.75V~5.25V
- DVDD:2.7V~5.25V
- HVDD:±5V~±18V
- 動作温度範囲:-40°C~+125°C
- 5mm × 5mm VQFN パッケージ
All trademarks are the property of their respective owners.
概要
ADS125H02 は ±20V 入力、24 ビットのデルタ・シグマ (ΔΣ) アナログ/デジタル・コンバータ (ADC) であり、低ノイズ・プログラマブル・ゲイン・アンプ (PGA)、内部リファレンス、クロック発振器、信号/リファレンス・アウトオブレンジ・モニタを搭載しています。
広い入力範囲、±18V PGA、ADC を 1 つのパッケージに統合しているため、ディスクリート・ソリューションよりも基板面積を最高 50% も削減できます。
ゲインを 0.125~128 の範囲でプログラム可能 (±20V~±20mV の等価な入力範囲に対応) なため、外部アッテネータや外部ゲイン段が不要です。1GΩ 以上の入力インピーダンスが、センサの負荷による誤差を低減します。さらに、ノイズが低くドリフトも小さいため、ブリッジ、測温抵抗体 (RTD)、熱電対センサに直接接続できます。
デジタル・フィルタにより、50SPS 以下または 60SPS 以下のデータ・レートについて、50Hz および 60Hz のライン・サイクル・ノイズが減衰し、測定誤差を減らします。さらに、このフィルタは変換データをレイテンシなしで供給するため、チャネルのシーケンシング時に高いデータ・スループットが得られます。
ADS125H02 は 5mm × 5mm VQFN パッケージで供給され、–40℃~+125℃の温度範囲で仕様が規定されています。
技術資料
設計と開発
追加の事項や他のリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックすると、詳細ページを表示できます。ハードウェア開発
概要
The ADS125H02 evaluation module (EVM) is a platform for evaluating the ADS125H02 analog-to-digital converter (ADC). ADS125H02 is a wide-input-range, 24-bit, 19.2-kSPS, delta-sigma (ΔΣ) ADC with an integrated PGA, voltage reference, and internal fault monitors. Differential input (...)
特長
- Includes all required support circuitry for ADS125H02
- Delta-sigma ADC EvaluaTIon software (DELTASIGMAEVAL-GUI) enables quick configuration and analysis
- Configurable inputs, references, and supplies
- Easily-accessible signals via test points and headers
ソフトウェア開発
設計ツールとシミュレーション
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI を使用すると、内蔵のライブラリを活用して、複雑なミックスド・シグナル設計のシミュレーションを実施することができます。完成度の高い最終機器を設計し、レイアウトの確定や製造開始より前に、ソリューションのプロトタイプを製作することができます。この結果、市場投入期間の短縮と開発コストの削減を実現できます。
設計とシミュレーション向けのツールである PSpice for TI の環境内で、各種 TI デバイスの検索、製品ラインアップの参照、テスト・ベンチの起動、設計のシミュレーションを実施し、選定したデバイスをさらに分析することができます。また、複数の TI デバイスを組み合わせてシミュレーションを実行することもできます。
事前ロード済みの複数のモデルで構成されたライブラリ全体に加えて、PSpice for TI ツール内で各種 TI デバイスの最新の技術関連資料に簡単にアクセスすることもできます。開発中のアプリケーションに適したデバイスを選定できたことを確認した後、TI 製品の購入ページにアクセスして、その製品を購入することができます。
PSpice for TI を使用すると、回路の検討から設計の開発や検証まで、作業の進展に合わせて設計サイクルの各段階で、シミュレーションのニーズに適した各種ツールにアクセスできます。コスト不要で入手でき、開発を容易に開始できます。設計とシミュレーションに適した PSpice スイートをダウンロードして、今すぐ設計を開始してください。
開発の開始
- PSpice for TI シミュレータへのアクセスの申請
- ダウンロードとインストール
- シミュレーション方法説明ビデオのご視聴
特長
- Cadence の PSpice テクノロジーを活用
- デジタル・モデル・スイートが付属する事前インストール済みのライブラリを活用して、ワーストケース・タイミング分析を実現可能
- 動的更新により、最新のデバイス・モデルに確実にアクセス可能
- 精度の低下を招かずに、シミュレーション速度を重視して最適化済み
- 複数製品の同時分析をサポート
- OrCAD Capture フレームワークを土台とし、業界で最も幅広く使用されている回路図のキャプチャとシミュレーションの環境へのアクセスを実現
- オフライン作業が可能
- 以下の点を含め、多様な動作条件とデバイス公差にまたがって設計を検証
- 自動的な測定と後処理
- モンテカルロ分析法
- ワーストケース分析
- 熱解析
特長
- A/D コンバータ(ADC)と D/A コンバータ(DAC)の回路設計を迅速化
- ノイズの計算
- 一般的な単位変換
- アンプ回路設計の一般的な問題を解決
- 標準的な抵抗を使用してゲインを選択
- フィルタの構成
- 一般的なアンプ構成の総ノイズ
- PCB 寄生成分の計算(R、L、C など)
- 一般的なセンサのセンサ出力値の算定(RTD、熱電対など)
- 受動回路の一般的な問題を解決(受動部品を使用する電圧デバイダなど)
CAD/CAE シンボル
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
---|---|---|
VQFN (RHB) | 32 | オプションの表示 |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL rating/ リフローピーク温度
- MTBF/FIT の推定値
- 原材料組成
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
おすすめの製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価モジュール、またはリファレンス・デザインが含まれている場合があります。