900MHz、大電力出力電流帰還型アンプ
製品の詳細
パラメータ
パッケージ|ピン|サイズ
特長
- 帯域幅:
- 900MHz (VO=2VPP、AV=5V/V)
- 320MHz (VO=10VPP、AV=5V/V)
- スルーレート: 8000V/µs (VO=20VPP)
- 入力電圧ノイズ: 1.7nV/√Hz
- バイポーラ電源電圧範囲: ±7V~±16V
- 単一電源電圧範囲: 14V~32V
- 出力振幅: 28VPP (±16V電源、100Ω負荷)
- リニア出力電流: ±420mA (標準値)
- 16.8mAの調整済み消費電流(低温度係数)
- HD2およびHD3: -75dBc未満(50MHz、VO=10VPP、100Ω負荷)
- 立ち上がり/立ち下がり時間: 1.3ns (10Vステップ)
- オーバーシュート: 1.5% (10Vステップ、AV=5V/V)
- 電流制限およびサーマル・シャットダウン保護
- パワー・ダウン機能
All trademarks are the property of their respective owners.
概要
THS3491電流帰還アンプ(CFA)は、100Ω負荷時にDC~100MHz超の動作周波数により、高出力レベルで歪みを最小限に抑える必要があるアプリケーションにおいて、かつてないレベルの性能を実現します。仕様ではゲインは5V/Vですが、この電流帰還設計により、広いゲイン範囲にわたって帯域幅と歪みがほぼ一定に維持されます。
8000V/µsのスルーレートにより、要求の厳しい負荷に10VPPの出力を提供し、100MHzまで歪みを小さく抑えることができます。900MHzの小信号帯域幅により、10Vステップで1.5%未満の低オーバーシュートと、1.3ns未満の立ち上がり/立ち下がり時間を実現します。500mAを上回るピーク出力電流駆動により、高速信号で重い容量性負荷を駆動できます。
VQFN-16 (RGT)パッケージを使用した新規設計では、歪みを最小限に抑えることができる一方、8ピンのHSOIC (DDA)パッケージ( PowerPAD™付き)では、THS3091またはTHS3095を使用した既存設計をアップグレードできます。THS3491は出力ヘッドルームが小さく、THS3091やTHS3095に比べて、同じ±15V電源でも出力振幅が大きくなります。
技術資料
= TI が選択したこの製品の主要ドキュメント
種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |
---|---|---|---|---|
* | データシート | THS3491 900MHz、500mA高出力電流帰還アンプ データシート (Rev. B 翻訳版) | 英語版をダウンロード (Rev.B) | 2018年 8月 1日 |
技術記事 | 3 common questions when designing with high-speed amplifiers | 2020年 7月 17日 | ||
技術記事 | How to reduce distortion in high-voltage, high-frequency signal generation for AWGs | 2018年 10月 30日 | ||
技術記事 | What are the advantages of using JFET-input amplifiers in high-speed applications? | 2018年 6月 18日 | ||
技術記事 | Unique active mux capability combines buffer and switch into one solution | 2017年 10月 10日 | ||
ユーザー・ガイド | THS3491RGT EVM User's Guide | 2017年 8月 9日 | ||
ユーザー・ガイド | THS3491 EVM User's Guide | 2017年 8月 8日 | ||
アプリケーション・ノート | Load Sharing Concepts and Implementation for Large Signal Applications | 2011年 10月 5日 | ||
アプリケーション・ノート | 高速オペアンプのノイズ解析 (Rev. A 翻訳版) | 英語版をダウンロード (Rev.A) | 2007年 12月 5日 |
設計と開発
追加の事項や他のリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックすると、詳細ページを表示できます。ハードウェア開発
THS3491DDAEVM
概要
THS3491DDA 評価モジュール(EVM)は 8 ピン DDA パッケージに封止された高速、高電圧、低歪み電流の帰還アンプTHS3491 の評価に使用できます。この EVM は 5V/V のゲインで THS3491 の機能と性能の迅速かつ容易なデモを行い、RLOAD=100&Omega (...)
特長
- 分割電源動作向けに設定済みで、単一電源動作への変更も容易
- シングルエンドの 50Ω 入出力との接続向け
- 5V/V の非反転ゲイン構成向けに設定済みで、反転ゲイン構成への変更も容易
- SMA コネクタを通じた入出力とのシンプルなインターフェイス
- ボード底面のヒートシンクにより、高い出力電圧スイングに対応するデバイス全体の放熱をサポート
THS3491RGTEVM
概要
The THS3491RGT evaluation module (EVM) is used to evaluate the THS3491 device, which is a high speed, high-voltage and low-distortion current-feedback amplifier in an 16-pin RGT package. The EVM is designed to quickly and easily demonstrate the functionality and performance of THS3491 in a gain of 5 (...)
特長
- Configured for split-supply operation and easily modified for single supply
- Designed for single-ended 50-Ω input and output connection
- Configured for non-inverting gain of 5 V/V configuration and easily modified for inverting gain configuration
- Simple interface to the inputs and outputs through the (...)
設計ツールとシミュレーション
SBOMAI4A.TSC (1189 KB) - TINA-TI Reference Design
SBOMAI5A.ZIP (11 KB) - TINA-TI Spice Model
SBOMAN3.TSC (344 KB) - TINA-TI Reference Design
SBOMAN4.ZIP (11 KB) - TINA-TI Spice Model
PSPICE-FOR-TI — PSpice® for TI は、各種アナログ回路の機能評価に役立つ、設計とシミュレーション向けの環境です。設計とシミュレーションに適したこのフル機能スイートは、Cadence® のアナログ分析エンジンを使用しています。PSpice for TI は無償で使用でき、アナログや電源に関する TI の製品ラインアップを対象とする、業界でも有数の大規模なモデル・ライブラリが付属しているほか、選択された一部のアナログ動作モデルも利用できます。
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI を使用すると、内蔵のライブラリを活用して、複雑なミックスド・シグナル設計のシミュレーションを実施することができます。完成度の高い最終機器を設計し、レイアウトの確定や製造開始より前に、ソリューションのプロトタイプを製作することができます。この結果、市場投入期間の短縮と開発コストの削減を実現できます。
設計とシミュレーション向けのツールである PSpice for TI の環境内で、各種 TI デバイスの検索、製品ラインアップの参照、テスト・ベンチの起動、設計のシミュレーションを実施し、選定したデバイスをさらに分析することができます。また、複数の TI デバイスを組み合わせてシミュレーションを実行することもできます。
事前ロード済みの複数のモデルで構成されたライブラリ全体に加えて、PSpice for TI ツール内で各種 TI デバイスの最新の技術関連資料に簡単にアクセスすることもできます。開発中のアプリケーションに適したデバイスを選定できたことを確認した後、TI 製品の購入ページにアクセスして、その製品を購入することができます。
PSpice for TI を使用すると、回路の検討から設計の開発や検証まで、作業の進展に合わせて設計サイクルの各段階で、シミュレーションのニーズに適した各種ツールにアクセスできます。コスト不要で入手でき、開発を容易に開始できます。設計とシミュレーションに適した PSpice スイートをダウンロードして、今すぐ設計を開始してください。
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI を使用すると、内蔵のライブラリを活用して、複雑なミックスド・シグナル設計のシミュレーションを実施することができます。完成度の高い最終機器を設計し、レイアウトの確定や製造開始より前に、ソリューションのプロトタイプを製作することができます。この結果、市場投入期間の短縮と開発コストの削減を実現できます。
設計とシミュレーション向けのツールである PSpice for TI の環境内で、各種 TI デバイスの検索、製品ラインアップの参照、テスト・ベンチの起動、設計のシミュレーションを実施し、選定したデバイスをさらに分析することができます。また、複数の TI デバイスを組み合わせてシミュレーションを実行することもできます。
事前ロード済みの複数のモデルで構成されたライブラリ全体に加えて、PSpice for TI ツール内で各種 TI デバイスの最新の技術関連資料に簡単にアクセスすることもできます。開発中のアプリケーションに適したデバイスを選定できたことを確認した後、TI 製品の購入ページにアクセスして、その製品を購入することができます。
PSpice for TI を使用すると、回路の検討から設計の開発や検証まで、作業の進展に合わせて設計サイクルの各段階で、シミュレーションのニーズに適した各種ツールにアクセスできます。コスト不要で入手でき、開発を容易に開始できます。設計とシミュレーションに適した PSpice スイートをダウンロードして、今すぐ設計を開始してください。
開発の開始
- PSpice for TI シミュレータへのアクセスの申請
- ダウンロードとインストール
- シミュレーション方法説明ビデオのご視聴
特長
- Cadence の PSpice テクノロジーを活用
- デジタル・モデル・スイートが付属する事前インストール済みのライブラリを活用して、ワーストケース・タイミング分析を実現可能
- 動的更新により、最新のデバイス・モデルに確実にアクセス可能
- 精度の低下を招かずに、シミュレーション速度を重視して最適化済み
- 複数製品の同時分析をサポート
- OrCAD Capture フレームワークを土台とし、業界で最も幅広く使用されている回路図のキャプチャとシミュレーションの環境へのアクセスを実現
- オフライン作業が可能
- 以下の点を含め、多様な動作条件とデバイス公差にまたがって設計を検証
- 自動的な測定と後処理
- モンテカルロ分析法
- ワーストケース分析
- 熱解析
TINA-TI
ANALOG-ENGINEER-CALC — アナログ・エンジニア向けカリキュレータは、アナログ回路設計エンジニアが日常的に繰り返し行っている計算の多くを迅速化します。この PC ベース・ツールはグラフィカル・インターフェイスにより、帰還抵抗を使用したオペアンプのゲイン設定から、A/D コンバータ(ADC)のドライブ・バッファ回路の安定化に最適な部品の選択に至るまで、一般的に行われている各種計算のリストを表示します。スタンドアロン・ツールとして使用できるほか、『アナログ回路設計式一覧ポケット・ガイド』で説明されているコンセプトと組み合わせることもできます。
特長
- A/D コンバータ(ADC)と D/A コンバータ(DAC)の回路設計を迅速化
- ノイズの計算
- 一般的な単位変換
- アンプ回路設計の一般的な問題を解決
- 標準的な抵抗を使用してゲインを選択
- フィルタの構成
- 一般的なアンプ構成の総ノイズ
- PCB 寄生成分の計算(R、L、C など)
- 一般的なセンサのセンサ出力値の算定(RTD、熱電対など)
- 受動回路の一般的な問題を解決(受動部品を使用する電圧デバイダなど)
VOLT-DIVIDER-CALC — VOLT-DIVIDER-CALC quickly determines a set of resistors for a voltage divider. This KnowledgeBase Javascript utility can be used to find a set of resistors for a voltage divider to achieve the desired output voltage. This calculator can also be used to design non-inverting attentuation circuits.
(...)
リファレンス・デザイン
TIDA-060002 — This TI Design uses the THS3491 high-speed, high-voltage current feedback amplifier to demonstrate an output current drive capability of greater than 1 A into a low resistive or high capacitive load while maintaining a large signal bandwidth of 100 MHz at 20 VPP. The high output current drive is (...)
設計ファイル
-
download TIDA-060002 BOM.pdf (41KB) -
download TIDA-060002 Assembly Drawing.pdf (148KB) -
download TIDA-060002 CAD Files.zip (2746KB) -
download TIDA-060002 Gerber.zip (3799KB) -
download TIDA-060002 PCB.pdf (1976KB)
CAD/CAE シンボル
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
---|---|---|
SO PowerPAD (DDA) | 8 | オプションの表示 |
VQFN (RGT) | 16 | オプションの表示 |
購入と品質
含まれる情報:
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL rating/ リフローピーク温度
- MTBF/FIT の推定値
- 原材料組成
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果