2.4-V to 5.5-V input, 4-A step-down converter with forced PWM in 1.5-mm×1.5-mm QFN package
製品の詳細
パラメータ
特長
- インダクタ内蔵パワー・モジュールとして提供:TPSM822821、TPSM822822
- DCS-Control™ トポロジ
- 1% の帰還または出力電圧精度 (全温度範囲)
- 最大 97% の効率
- 26mΩ および 25mΩ のパワー MOSFET を内蔵
- 入力電圧範囲:2.4V~5.5V
- 動作時静止電流:4µA
- 2.2MHz のスイッチング周波数
- 出力電圧を 0.6V~4V の範囲で調整可能
- パワー・セーブ・モードにより軽負荷時の効率を向上
- 100% デューティ・サイクル動作による最小のドロップアウト電圧
- アクティブ出力放電
- パワー・グッド出力
- サーマル・シャットダウン保護機能
- ヒカップ短絡保護機能
- CCM 動作用の強制 PWM バージョン
- WEBENCH Power Designer により、TPS6282x を使用するカスタム設計を作成
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概要
TPS6282x は使いやすい同期整流降圧型 DC-DC コンバータ・ファミリであり、静止電流が 4µA と非常に小さいのが特長です。このデバイスは DCS-Control トポロジを基礎としており、過渡応答が高速です。内部基準電圧により、最低 0.6V まで出力電圧をレギュレートでき、接合部温度が –40℃~125℃の範囲で 1% の高い帰還電圧精度を維持します。このファミリのデバイスはピン互換および BOM 互換です。ソリューション全体で、小さな 470nH のインダクタ、単一の 4.7µF 入力コンデンサ、2 つの 10µF または 1 つの 22µF 出力コンデンサしか必要としません。
TPS6282x には 2 種類のバージョンがあります。第 1 のバージョンにはパワー・セーブ・モードがあり、自動的にこのモードに移行して、非常に軽い負荷までの範囲で高い効率を維持し、システムのバッテリでの動作時間を延長します。第 2 のバージョンは、出力電圧のリップルを最小限に抑え、スイッチング周波数をほぼ一定に保つため、連続導通モードを維持する強制 PWM で動作します。このデバイスにはパワー・グッド信号と、内部のソフトスタート回路があります。100% モードで動作可能です。フォルト保護のため、ヒカップ短絡保護機能と、サーマル・シャットダウンが内蔵されています。このデバイスは 6 ピンの 1.5 x 1.5mm QFN パッケージで供給され、最大の電力密度のソリューションを実現できます。
機能およびピン配置は同じだが、同等ではない比較製品
技術資料
種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |
---|---|---|---|---|
* | データシート | TPS6282x 2.4V~5.5V 入力、1、2、3、4A、出力精度 1%、1.5mm × 1.5mm QFN パッケージの降圧型コンバータ データシート (Rev. E 翻訳版) | 英語版をダウンロード (Rev.E) | 2020年 12月 31日 |
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設計と開発
追加の事項や他のリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックすると、詳細ページを表示できます。ハードウェア開発
概要
TPS62827EVM-063 評価基板 (EVM) は、TPS62827 DCS-Control 降圧コンバータの動作と機能を、ユーザーが容易に評価およびテストできる設計を採用しています。この評価基板は最大 4A の出力電流に対応し、2.4V ~ 5.5V の入力電圧を 1% 精度で 1.8V のレギュレーション済み出力電圧に変換するほか、ソリューションの最大の高さを 1mm に抑えています。TPS62827 は、1.5 x 1.5 mm² の小型 QFN パッケージに封止済みであり、SSD (ソリッド・ステート・ドライブ)、コンピューティング、ファクトリ・オートメーションなどの各種機器で使用するポイント・オブ・ロード (POL) コンバータに適した、高効率で小型のソリューションです。
特長
- 入力電圧範囲:2.4V ~ 5.5V
- 1.8V の出力電圧 (調整可能)、1% の精度
- 4A の出力電流
- 最大 97% の効率
- ソリューションの最大の高さは 1mm
- 動作時静止電流:4μA
- 31mm² のトータル・ソリューション・サイズ
- 互いにピン互換性のある、2A、3A、4A の各デバイス (TPS62825/6/7) が利用可能
設計ツールとシミュレーション
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI を使用すると、内蔵のライブラリを活用して、複雑なミックスド・シグナル設計のシミュレーションを実施することができます。完成度の高い最終機器を設計し、レイアウトの確定や製造開始より前に、ソリューションのプロトタイプを製作することができます。この結果、市場投入期間の短縮と開発コストの削減を実現できます。
設計とシミュレーション向けのツールである PSpice for TI の環境内で、各種 TI デバイスの検索、製品ラインアップの参照、テスト・ベンチの起動、設計のシミュレーションを実施し、選定したデバイスをさらに分析することができます。また、複数の TI デバイスを組み合わせてシミュレーションを実行することもできます。
事前ロード済みの複数のモデルで構成されたライブラリ全体に加えて、PSpice for TI ツール内で各種 TI デバイスの最新の技術関連資料に簡単にアクセスすることもできます。開発中のアプリケーションに適したデバイスを選定できたことを確認した後、TI 製品の購入ページにアクセスして、その製品を購入することができます。
PSpice for TI を使用すると、回路の検討から設計の開発や検証まで、作業の進展に合わせて設計サイクルの各段階で、シミュレーションのニーズに適した各種ツールにアクセスできます。コスト不要で入手でき、開発を容易に開始できます。設計とシミュレーションに適した PSpice スイートをダウンロードして、今すぐ設計を開始してください。
開発の開始
- PSpice for TI シミュレータへのアクセスの申請
- ダウンロードとインストール
- シミュレーション方法説明ビデオのご視聴
特長
- Cadence の PSpice テクノロジーを活用
- デジタル・モデル・スイートが付属する事前インストール済みのライブラリを活用して、ワーストケース・タイミング分析を実現可能
- 動的更新により、最新のデバイス・モデルに確実にアクセス可能
- 精度の低下を招かずに、シミュレーション速度を重視して最適化済み
- 複数製品の同時分析をサポート
- OrCAD Capture フレームワークを土台とし、業界で最も幅広く使用されている回路図のキャプチャとシミュレーションの環境へのアクセスを実現
- オフライン作業が可能
- 以下の点を含め、多様な動作条件とデバイス公差にまたがって設計を検証
- 自動的な測定と後処理
- モンテカルロ分析法
- ワーストケース分析
- 熱解析
CAD/CAE シンボル
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
---|---|---|
VSON-HR (DMQ) | 6 | オプションの表示 |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL rating/ リフローピーク温度
- MTBF/FIT の推定値
- 原材料組成
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
おすすめの製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価モジュール、またはリファレンス・デザインが含まれている場合があります。